• 2016.11.1108:00
  • 面接/筆記/ES対策

採用担当者がチェックしている「評価を下げる行動」14選 

面接でどんなに自己PRや志望理由を熱く語ったとしても、チェックされているのはそれだけではありません。待ち時間の態度、面接室への入り方、話している最中の態度や仕草、口癖、退室のしかた等々も含まれます。
 
一体どこをどうチェックされているのか、JOBRASS編集部では、採用担当者125名に、「面接などに訪れた学生がすると評価が下がる振る舞い」を直撃! NGの理由も合わせて、ご紹介します。
 

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 1:遅刻

 
時間を守るのは、社会人として最も基本的なこと。交通機関のトラブルなど止むを得ない理由がある場合、早めに連絡し、状況を説明することが大切です。
 
・面接時間に遅刻してくる(女性/その他/49歳)
 

 2:待ち時間のスマホいじり

 
今回の調査では、「スマホいじり」で評価を下げるという声が最多でした。たとえ調べ物など“遊び以外”だとしても、事前の準備が悪い、集中していないと思われてしまうようです。
 
・スマホいじり、またはスマホの電源を切ってない。イスに座る姿勢が横着。だるそうに返答してくる。給料のことを真っ先に聞いてくる(女性/会社経営・役員/37歳)
・休憩時間などのスマホ操作。調べ物はよいが、ゲームなどをしている場合(女性/その他/49歳)
・待ち時間にずっとスマホばかり見ているのは、面接に来たというより遊びに来たのかというイメージが強い(男性/その他/41歳)
・待ち時間にスマホ。緊急の用事があるなら別だが、それ以外は集中してほしい(男性/コンピュータ関連技術職/28歳)
 

 3:相手の目を見て話さない

面接に限ったことではありませんが、目を合わせない=本音を話していない、自信がないなどと思われがちです。
 
・目を合わせない(男性/コンピュータ関連以外の技術職/29歳)
・相手の顔や目を見て話をしない学生。途中で目をそらすと適当な人間だということが分かる(男性/その他/40歳)
 

 4:姿勢が悪い

 
姿勢の良さも、“真剣度”のアピールの一つ。座っているときの猫背だけでなく、立っているときのだらしない姿勢もチェック項目。
 
・座った時の姿勢が悪い(男性/営業・販売/42歳)
・立って待っているときに、壁に寄りかかっている。周囲の人間をジロジロ見ている。周囲の人間を見る人は、競争心が激しく、入社後、いじめや嫌がらせをする人が多いため、こういう人は印象が悪い(女性/その他/39歳)
 

 5:落ち着きがない

 
周囲を気にしすぎる、目を泳がせる、手を遊ばせるなど“落ち着きがない”様子もマイナスポイント。仕事でも集中できないタイプと思われます。廊下など、面接官の前以外の態度も気をつけましょう。
 
・無意味な挙動が多いのは、落ち着きがないという印象を与える(男性/その他/45歳)
・回りを気にしてキョロキョロするなど(男性/営業・販売/45歳)
・落ち着きのないそぶり、たたずまい(男性/その他/46歳)
・挙動不審のようにモジモジする人(男性/営業・販売/50歳)
・落ち着きがなく、待ち時間もうろうろしてる(女性/総務・人事・事務/46歳)
 

 6:髪をよく触る

 
髪を触る行為はストレスを受けたときに出たり、自分に自信がない心理のあらわれという説があります。面接中の髪の毛いじりも、集中力がなく神経質なタイプという印象につながることがあるようです。
 
・髪をいじる(女性/その他/34歳)
・髪ばかり触る。神経質(女性/その他/32歳)
・髪を触ってばかり(女性/公務員/26歳)
 

 7:足グセが悪い

 
足を組む、開く、投げ出すなどはマナー違反。面接中はもちろん、待機中も注意しましょう。その他足ではありませんが、「腕組み」を嫌がる担当者もいました。
 
・足を組んで待っている(男性/その他/31歳)
・足を投げ出して座っている(女性/総務・人事・事務/38歳)
 

 8:貧乏ゆすり

 
貧乏ゆすりをすることで、自分は落ち着くかもしれませんが、見ている方にとっては反対に落ち着きがない印象を与えます。
 
・貧乏ゆすり。落ち着きがない印象を受ける(男性/営業・販売/39歳)
 

 9:人によって態度が変わる

 
面接官が異なっても、それぞれに対する態度は、人事のなかで共有されます。態度が変わると、裏表がありそうに思われてしまいます。
 
・人によって態度が変わる(女性/その他/40歳)
 

 10:悪口を言う

 
仮に自社の悪口でなくても、「普段から悪口を言う人」は、いつ自社の悪口を言うかわからないと判断されます。
 
・自社の悪口はもちろんのこと、他社あるいは他業種の悪口を言う人(男性/公務員/29歳)
 

 11:挨拶をしない

 
挨拶は、社会人として基本的なマナーですね。
 
・挨拶ができない(男性/総務・人事・事務/40歳)
・目が合っても挨拶しない(男性/コンピュータ関連以外の技術職/36歳)
 

 12:舌打ち

 
舌打ちは聞いている人にとって気持ち良いものではありません。クセを自覚している人は、なおすように努力したほうが良いでしょう。
 
・舌打ち(男性/その他/32歳)
・舌打ちをすること(男性/その他/36歳)
 

 13:いねむり、あくび

 
いねむりやあくびは、緊張感、自社に対する本気度がないあらわれと捉えられる行動です。前の日の睡眠時間は十分に確保して。
 
・いねむりをする(男性/営業・販売/46歳)
・あくび。興味ないのがわかる(男性/その他/37歳)
 

 14:ドアを開閉する時のマナー

 
ドアの開閉が乱暴なのはマナーとしてよくないばかりか、性格や仕事も“乱暴”なのかと思われかねません。ドアは落ち着いて、静かに開閉するようにしましょう。
 
・ドアの開け閉めが乱暴、雑(男性/その他/42歳)
・ノックをせずに扉を開ける(男性/公務員/35歳)
 
その他、「荷物の置き方(床以外はNG)」「鼻をほじる」なども。待ち時間も細かくチェックされていることがわかりますね。特にやってしまいがちなのは「スマホ」です。触るのは会社を出るまで、我慢して。選考には一挙手一投足、緊張感をもって臨みましょう。
 
 
【調査概要】
方法:JOBRASS就活ニュース調べ(インターネット調査)
調査期間:2016年10月14日~2016年10月20日
対象:企業の採用担当者 計125名

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