• 2016.06.2011:30
  • インタビュー

内定者インタビュー【N.A. 関西学院大学経済学部】

自分がやりたいと思うことを掴み取れる、貴重なチャンス

 
氏名:N.A.
出身大学・学部:関西学院大学経済学部
志望業界:広告
説明会参加:30社
先輩訪問:5人
エントリーシート提出:20社
面接:15社
内定:1社(広告
活動費用:約20,000円程度(交通費10,000円、宿泊費など10,000円。東京に行く際のバスやホテル代はできる限り企業から支給される交通費や宿泊費などで工面していたため、あまりかからなかった。)

 

 就活のスケジュール

【大学3回生5月】友人のインターン合格ツイートにつられ、自らもITベンチャーのインターンに応募を開始。

【大学3回生7〜8月】インターンに参加。刺激的な夏を過ごす。

【大学3回生12月】ITベンチャーの本選考が始まる。インターンに参加した企業以外に、就活団体で紹介を受けた企業なども受け始める。

【大学3回生1月】今の会社から内定が出る。この段階で一旦就活を終了。

【大学4回生6月】部活動の引退を機に、再度就活を始める。ブライダル業界の企業などの選考に参加。

【大学4回生7月】受けていた企業の選考を進めるか迷い、最終的に元からもらっていたITベンチャーに入社することを決め、就活終了。

 

 インタビュー

まずは就活に対するモチベーションの変化についてお伺いします。Nさんは早い段階から動いていたこともあり、1年近く就職活動をされたと思いますが、時期に応じてどのような変化がありましたか?

 
私が就職活動を最初に始めたきっかけは、友達がtwitter上で「超難関インターンに受かった!」というツイートしていたことでした。それを見てなんだろ、と思ったのが一番最初です。とあるITベンチャーの無人島インターンだったのですが、興味を持った私は自分も選考を受けてみることにし、その結果、運良く参加することができました。インターンはとても優秀な人たちばかりで、刺激的な夏を過ごしました。

 
それをきっかけに、私はITベンチャーのインターンばかりを探すように。12月くらいからは本選考が始まったのですが、インターンに参加した2社の選考を受けつつ、並行して活動していた就活団体でも活動するなどし、団体のつながりで今の広告代理店を紹介していただきました。説明会で会社のスタンスに共感して志望動機が上がり、そのまま選考を受けていたら、1月に内定をいただくことができました。入社しようと決め、その段階で一旦は就活を終了しました。

 
ありがとうございます。選考が早いため、年明けくらいに内定が出ることも多いですよね。その後はどのように過ごされていましたか?

 
就活を終えた後は大学の活動などを中心にこなしていましたが、属していた部活動を6月に引退したら、自分が熱中して続けていたものがなくなってしまい、その段階で再度、今後どうしよう、このまま今の会社へ入社するので大丈夫だろうか、と不安になってきました。

 
というのも、後輩から就活について聞かれた際、今まではほぼ直観だけで決めていたため、どのようにして今の会社を選択したのか、今まではほぼ直感だけで決めていたため、なぜ今の会社なのか、うまく言語化できなかったのです。再度、就活に対してモチベーションが湧いてきた私は、かねてから興味が合ったブライダル業界の別の企業を受け始めました。そこもとても良い企業で、内定先と大いに迷いました。

 
迷う中で、広告代理店であれば対会社のビジネスとして様々なことをやっており、いろいろな会社や仕事を俯瞰的に見ることができる。その先にやりたいことを見つけるのにとても良い環境なんじゃないかと思い、今の会社へ決めました。

 
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続けて、二つ目の質問に移ります。就活中に特に意識していたり、気をつけていたことを教えてください。

 
私が特に意識していたことは、大きく分けて3つありました。1つ目は情報感度が高い友達とできる限り一緒にいることです。その中でも、特にインターンや選考で出会った、同じ業界を目指す周りの友達のつながりで企業の情報を聞いたり、「ここの会社の選考はこうだった」といったような、生の口コミを重視していました。

 
関西の大学に通うインターン組はもちろん、できる限り東京のインターン組とのつながりも絶やさないこと。部活動をやっていたこともあり、意識しないと東京にそんなに来ることはできませんでしたが、それでも月に一回は東京に行こうとできる限り意識していました。

 
そして2つ目に意識していたのが、動ける時にできる限り効率よく動く、ということです。東京で行われる企業の選考に合わせ、1日あたりの企業訪問数や選考、予定をできる限り入れていました。面接を受ける前や隙間時間に就活支援サービスを利用したり、就活イベントに参加したり、人事やインターンでつながった東京の友達とランチへ行くなど、土日も含めて東京にいる時間をできる限り無駄にしないよう、毎回フルで動いて帰りました。

 
1回1回の東京遠征をフル活用されてたんですね。

 
私は関西の大学に通っていましたが、地方の就活生は基本的に東京の就活生に比べ、スケジュール的にはやはり不利だとも思います(選考上の不利ではもちろんありません)。なので東京に行く際はできる限りたくさんの予定などを詰め込んで、最大限に活かすことをおすすめします!

 
そして最後の一点が、できる限り素の自分を出す、ということです。これはもちろん業界や企業によっても異なるのですが、私の場合は例えばスーツはできる限り着ない、ネイルやまつエクなどもできれば取りたくない、ヒールも履きたいと思ってました。

 
企業によって合わせることはもちろん重要と思いますが、自分のスタイルを崩してまで合わせるのは私には辛かったです。とはいえ、エントリーシートの写真に金髪のものを使ってしまった結果、入社後に上司からいじられたので、誰にも勧められるものではありませんが。笑

 
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 学生へのメッセージ

誰かにやらされてるような就活ではなく、自分の「したい!」を重視して、主体的に自分の将来を決めて下さい! 自分の将来ですし、企業に選ばれるわけではなく、企業を選ぶようなスタンスの方が良いと思います。誰かに決められるままに動くのは嫌ですし、そんなのは悲しいです。

 
就活を怖がっていたり、不安だったり、嫌な方も多いと思いますが、自分の人生を決めるタイミングだと思えば、自分がやりたいと思うことを掴み取れる、貴重なチャンスとポジティブに捉えることもできると思います。

 
自分でいろいろな情報を探してみたり、動いてみたり、人に聞いてみたり、そうするうちに自然と就活への漠然とした不安も消えてくると思います。何より、自分から主体的に動く方が圧倒的に就活を楽しむことができると思います。就活は楽しんだもん勝ちです!

 
最後に、できる限りわがままに就活したほうがいいです!! もちろん、きちんとするべきところはきちんとしつつですが。落ちたら自分に合わなかったと思って、仕方がないと思いましょう。私の場合、選考を辞退した会社には、人事に直接理由を説明しに行きました。こういうことは社会人になってから重要なことだと思います。

 
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