• 2018.10.1901:43
  • インタビュー

金融志望→IT企業のエンジニアに就職!視野の広げ方が分からない人に読んでほしい就活術【奥平 実希さん/東洋大学】

JOBRASS新卒紹介がきっかけで内定先企業と出会い、入社を決めた奥平 実希さん。
どのように就職活動を進め、エージェントをどのように活用したのかインタビューさせていただきました。
\インタビューにご協力いただきました/

氏名:奥平 実希さん

大学/学部:東洋大学 文学部 日本文学文化学科

志望業界:図書館での仕事(地方公務員)を検討 ⇒ 金融 ⇒金融・IT

説明会参加:20社弱(合同企業説明会、大学内の企業説明会含む)

選考参加:10社程度

内定:1社(株式会社ランドコンピュータ様/IT)

就活スケジュール

【大学2年冬】
キャリアセンター主催の登録会に参加し、ナビサイトを6~7社ほど一括登録 ⇒就活を意識し始める

【大学3年夏】
郵便局に行きたいと思いインターンやセミナーなどに申込み
⇒話を聞いて興味を持つ一方、他の業界や企業など比較対象が無いこともあり決め手に欠けると感じる

【大学3年11月頃】
合同企業説明会に参加 ⇒ここでも金融系の企業の話を聞くものの、業界の視野を広げようと考え始める

【大学3年1月頃】
Twitterでエージェントを活用し就活をした投稿を発見し、興味を持つ
⇒就活生(新卒学生向け)のエージェントサービスを検索して「JOBRASS新卒紹介」を知り登録

【大学3年2月】
初回面談に参加 ⇒IT企業を紹介してもらう

【大学3年3月】
紹介されたIT企業5社の選考に参加
同時に、合同企業説明会や大学主催の企業説明会にも参加してみるも、選考に進むには至らず

【大学3年4月】
株式会社ランドコンピュータより内定獲得 ⇒内定承諾し就活終了!

図書館⇒金融業界⇒IT業界へ 視野の広げ方

-就活を始めた頃は金融業界志望だったんですね
はじめは図書館で働く仕事がしたいと思っていたので地方公務員を考えていました。ただ、地方公務員になれても図書館員になれるとは限らず狭き道だなと感じたので他の選択肢も考えるようになり、「公務員に近い仕事」という考えから、郵便局をはじめとする金融業界の企業を見てみようと思ったんです。

-インターンシップにも参加されていますね。参加されてみてどうでしたか?
夏~冬にかけて、インターンシップや合同企業説明会などで何社かの企業の話を伺う機会がありました。実際に話を聞いてみて、金融系の企業を良いなとは感じる一方で、他の業界を見ていないので第一志望というには決め手に欠ける部分もありました。
そこで金融以外の企業についても知りたいなと思うようになりました。

-『JOBRASS新卒紹介』の面談を予約してくれたのもこの頃でした。知ったきっかけを教えてください
業界や企業の視野を広げたいなと思っていましたが、ナビサイトだとどうしても自分の知っている企業しか探せなくて。そんな時にたまたまTwitterで、エージェントを活用して就職先が決まったという投稿を発見してこういったサービスの存在を知りました。そこでネットでサービスを検索し「JOBRASS新卒紹介」に登録しました。

-実際に面談に来てみた感想はどうでしたか?
初めてアイデムに来たときは、面談も初めてでしたし、面談をする就活ラウンジも思っていたより広くて結構緊張しました。
エージェントのサービス内容についても、「無料で企業を紹介してくれて就活もサポートしてくれるなんて、そんな都合の良いサービス本当にあるのだろうか…?」と内心疑っていた気持ちもあったので(笑)
でも担当エージェントさんが優しく丁寧に私の就活についてヒアリングしてくださり、最終的にIT企業を薦めてくれました。
最初はIT業界=理系の仕事という印象も多少ありましたが、元々ものづくりには興味があったのと、授業でHP制作に関わったこともあり説明会に行ってみようと思いました。
業界や企業の視野を広げたいと思い面談に予約したので、面談後は「来てよかった」と思いました!

(担当エージェントのさんと就活を振り返りながらインタビューさせていただきました)

IT企業の選考に参加してみて

-入社を決めた、株式会社ランドコンピュータ様についても聞いていきたいと思います。
紹介してもらったIT企業のうち、最初に説明会に参加したのがランドコンピュータでした。最初は、会社説明がやや淡々と進んでいく印象を受けたので静かでドライな会社なのかな?と思いましたが、業界や職種について詳しく説明してくださり、IT業界についての理解が一気に深まりました。
IT業界の中では歴史の長い企業で、金融系・医療系システムなど幅広い事業をやっている中の1つに「図書館のシステム」にも取り組んでいた点が印象的でした。就活当初は図書館の仕事をしてみたいと漠然と考えていましたが、こういった形で図書館に携われるのも面白いと思いました!

個人的にIT企業=ドライな印象を抱いていましたが、ランドコンピュータは選考過程で会う社員の方が皆さん温和で優しい方が多く、面接も面談のような会話重視の形式で話しやすかったです。そんな温和な社風にすごく惹かれていきました。

-他にも何社かIT企業の選考に参加したと思いますが、どのタイミングで業界や職種への志望度が上がったと思いますか?
これは失敗談でもあるのですが……実はあるIT企業の面接で、採用担当の方から「SEとして働くには心構えが甘すぎる」といった厳しい言葉を貰ったことがあったんです。
その時はすごく悔しい気持ちになり、その帰り道に寄った本屋で基本情報技術者試験とITパスポートの教本を手に取りました。
今思えばエンジニアとして働きたいと思う気持ちを意識するきっかけにもなりましたし、その数日後にランドコンピュータの最終面接を控えていたので、あの時気づけて良かったなと思いました。

-そんな経験をした直後の内定獲得だったんですね。内定をもらったときはどう感じましたか?
最終面接は社長と役員の方との面接だったのですが、あまりに緊張しすぎて事前に用意していたことや、覚えた社訓などを結構忘れてしまったんです。面接中も焦ってしまい、すごく自信が無かったので内定を貰ったときは本当に驚きました。

金融志望⇒IT企業での内定承諾へ 決め手になったポイントを教えてください

-元々は金融業界を志望していたと思いますが、内定承諾を決めたポイントもぜひ教えてください!
内定をいただいたのは大学4年の4月。金融企業はこれから選考が始まる時期でしたので、正直他の企業も見たいなと思いましたし悩みました。

ただ、説明会や選考を通してIT業界での仕事に魅力を感じていましたし、転職が当たり前になっている時代だからこそ手に職をつけられるSEの仕事は魅力的だと思いました。その中でもランドコンピュータは業界内でも平均勤続年数も長く、長く働けて着実に成長できる環境だと感じていたので、改めて会社について調べ直し、じっくり検討しました。

社風や企業としての将来性など決め手はいくつかありますが、印象的だったのは最終選考での社長の言葉でした。
ランドコンピュータの福島社長に、入社までに勉強することはあるかと質問した際、「勉強は入社してからでもいくらでもできるから、残りの学生生活はやりたいことやりなさい」と言ってくださったんです。嬉しかったですし、社員の人を大切にしている社風が社長の言葉から伝わってきたことが、ここで働いてみたいと強く思うようになった理由の1つだと思っています。

-社長の人柄や社風が後押しになったんですね!担当エージェントとはどんな相談をしましたか?
担当エージェントさん経由でIR情報に載っている売上高に関する質問をしました。企業としての安定性は重視したいですし、少しでも疑問や不安を感じる点は解消したいと思いました。人事の方に直接聞きづらい点も色々聞くことができたのは、エージェントを使っていたからこそだと思うので、改めて活用して良かったと思いました!

内定承諾後にはランドコンピュータが東証一部上場することも決まり、自分の選択は間違いなかったと確信を持てました。これから会社が更に大きく成長すれば、自分が携われるプロジェクトの幅も広がりますし、将来的にはサポート業務や人事など新たなフィールドにも挑戦できるかもしれないと思うので楽しみになりました。

これから就活をする20卒の方へ

-最後に、これから就職活動をはじめる20卒の方へアドバイスをお願いします。
実際に就職活動を経験して思ったのは、「マニュアルを過剰に気にしすぎない」ことだと思いました。
例えば髪型について、ネット上では前髪の長さや留め方、望ましいアレンジの仕方など事細かに書いてあります。もちろん清潔感や不快感を与えない印象作りはとても大事ですし、会社や仕事によっては見た目の印象(身だしなみや髪型など)を重視するところもあると思います。
ただ、説明会に行った際、同じ服装・同じ髪型の就活生がたくさんいて、この中で自分を差別化してアピールするってすごく難しいなと感じたんです。型にはまることを意識しすぎて萎縮してしまうとその人らしさも伝わらないので、ネットや本に書いてある情報を調べる際は、模範解答を追い求めすぎず、自分に必要なものを取捨選択することも大切だなと感じました。
これからスタートする方は、ぜひ自分らしい納得のいく就職活動を頑張ってください!

-今日は貴重なお話を聞かせていただきありがとうございました!
[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”img_jbrmag_sample_male.png” name=”担当エージェントよりコメント”]最初の面談では緊張している様子だったのを覚えています。
その一方で、奥平さんの礼儀正しく好奇心の強い性格が垣間見えたので、公務員や事務職を見ていると言われたときには、人と接する仕事も向いているのに事務系の仕事だけ見ているのはもったいない!と思ったことも印象に残っています。

企業をご紹介した後も、LINEで企業の感想をすぐ頂けたので、企業へのプッシュや対策もしやすかったです。
ひとまとめにIT企業と言っても、それぞれの社風をどう感じたか、企業を選ぶうえで何を重視するか、細かく聞けたことが企業とのマッチングに結びつきました。

文系の学生を採用するIT企業は年々増えていますが、今回の内定は奥平さんの行動力が決め手になったとも感じます。ITも興味あるけど・・・から一歩踏み出すきっかけが作れて本当に良かったです。[/speech_bubble]

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編集後記*
趣味はライブ観戦の奥平さん。今後の休日には名古屋まで行く予定とのことで全国各地に飛び回っているそう。
「ちょうど内定をもらった4月にライブの予定をたくさん詰めていて、『4月までに内定を取りたい!』と漠然と考えていたので良かったです(笑)」と話してくれました。就活をする上でゴール(いつまでに就活を終えたいか)を定め、じっくり検討できたのも納得のいく就活の秘訣かもしれません。
最近の悩みはライブと卒論の両立とのことですが、ぜひ社会人になっても仕事とプライベートを充実させてくださいね。
奥平さんのエンジニアデビューを応援しています!

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