• 2016.06.2311:30
  • 就活入門

就活生のかばんの中身は? キャリアコンサルタントがおすすめする持っておいたほうがよいもの30選!

日々の就職活動において、道具として非常に重要な役割を担ってくれるのが「かばん」です。学校に通う時のかばんの中身は必要最低限の量か、または何かが足りない場合でも友人に借りたり、何か理由を伝える事で何とかなる事もしばしばあったと思いますが、就職活動はそうは行きませんよね。

 
企業の方と会う時も、選考に参加する時も学校で通じるような甘えは通用しません。ですから常に準備万端で安心して臨む事ができるように準備をしておいて欲しいなと思います。私の経験では内定が出やすい就活生ほど持ち物に対する準備が丁寧で、同時にそれぞれの道具を大切に使っているな(使用した後も丁寧にかばんにしまうなど)と感じます。

 
ぜひ今回の内容を参考にしながら、自分にとってフィットしたかばん作りをしてみてください。

 

 そもそも、就活に適したかばんとはどんなタイプか?

就活はとにかく移動の連続です。また、状況に合わせて書き物をしたりと事務作業にも対応できる状態にしておく必要もあります。条件としては、出来るだけ「軽くて」「丈夫で」なおかつそれなりに「収納力のある」かばんを選んで欲しいです。仮に上記のどれか一つが欠けているだけでもきっと後悔しますので、これから購入を考えている人は出来るだけ全てカバーしているカバンを探してください。

 

 最低限のマストアイテム10選!

・財布
往復の交通費、食事代はもとより、何か書類を書きたい時などカフェにも立ち寄れるように用意しておきましょう。

 
・スマホ
持たない人は少ないと思いますが、地図アプリ、時刻表アプリは最低限すぐ使えるように準備をしておきましょう。

 
・腕時計
カバンの中身ではないですが、腕時計はできるだけ身につけておいたほうが良いと思います。社会人の方で、身だしなみとして最低限必要だと考えている方も多いからです。持っていない場合は千円位からでも購入できるので用意してみてください。

 
・筆記具
具体的には、ボールペン、シャープペン、消しゴム、替え芯は最低限入れておきましょう。筆入れを用意せずにペンをそのまま持ち歩く人(特に男子)も見かけますが、ただそれだけでとても印象が悪いです。働く意識がそもそも低いと思われてしまいますので用意しましょう。

 
・スケジュール帳
こちらも持っていて当然なアイテムですね。忘れた場合は仕方がないとしても、持っていない人、ほぼ白紙な人はかなり印象が悪くなります。自己管理ができない人に見えてしまうからです。また人事の方が日程の話をした際はすぐに取り出せるようにしておく事も礼儀として大切です。

 
・メモ用ノート
これまた持っていて当たり前アイテムです。ノートを持たない、社員の方が話していてもノートを取り出さないなどは論外です。話している社員の方(場合によっては社長さん)に大変失礼な印象を与えます。まずはノートを持参する事と、会社情報や、質問事項を準備する、社員の方の説明をタイムリーにメモをする位の事はクセ付けしましょう。

 
・スマホ充電器
そもそもカフェがない地域や、あったとしても電源のない店が多数あります。充電ができない事は想定しておきましょう。

 
・予備の履歴書(ハサミ、のり、写真も)
提出予定の履歴書にミスを発見したり、不意に汚してしまったりと何があるかわかりませんので、必ず予備の履歴書は持っておきましょう。写真、はさみ、のりも持参していれば完璧です。

 
・ハンカチ
身だしなみとして当然持ちましょう。暑い日などは汗もかきますし、場合によっては道に迷ったりなどして、走らなければならない事もあります。特に男性は代謝が良いので予備のハンカチを入れておくと重宝しますよ。

 
・化粧道具、髪型を整える道具、整髪料
私は男なので化粧については詳しくないですが、キチンと就活を取り組んでいる女性はメイク道具を持ち歩いています。また男女共通で髪型を整えるための道具も持っておきましょう。強風の日や、突然雨が降ってきた、走って髪型が乱れた、などいろいろなハプニングにも対応できます。

 

 あると便利! できるだけ入れておきたい10選!

・バインダー・クリアファイル
まずバインダーですが、何か書きたい時にテーブル代わりになるので重宝します。クリアファイルは履歴書やその他紙類を綺麗に収納できるので重要です。

 
・ハンコ、朱肉
履歴書のハンコの押し忘れは毎年何度も見かけます。履歴書を書き終わった時に安心してしまうのかも知れませんね。思わぬミスを発見してもすぐに対応できるように、出来るだけ持ち歩くと良いですね。

 
・ティッシュ
エチケットのひとつとして持っておくのがベターでしょう。
以前面接を待つ間に、急に鼻血が出てしまった学生がいました。何があるかわかりません。

 
・ミント系タブレット
口臭が気になる時や、タバコ、コーヒーの後、気分をリフレッシュしたい時に重宝します。

 
・水筒、ペットボトル
喉が渇いた時はもとより、一口水分を口にするだけで落ち着いたりします。かばんに入る小さい水筒もあるのでオススメです。

 
・折りたたみ傘
季節問わず急な雨が降ってくる事はよくあります。天気予報の降水確率を見ながら(私の場合は50%以上)、少し天気があやしいと思う時はかばんに入れておきましょう。

 
・リップクリーム
緊張して唇が乾いたり、乾く事で滑舌が悪くなったりという心配が無いように一本入れておくと安心ですね。

 
・目薬
寝不足や緊張などで目がシバシバして笑顔が出せないと勿体ないので、目が乾きやすい人は入れておきましょう。ちなみに目薬は入れた後に10秒程しっかり目を閉じておくと効き目が増しますよ。

 
・イヤホン
好きな曲でテンションを上げる時、集中したい時など何かと便利です。会社の近くではキチンと外しましょうね。

 
・ストッキングの替え(女性)
こちらも私は男性なので詳しくは無いですが、伝線をしている女子就活生を見かけた事はあります。厳しい目線の女性の社員の方にお会いしても後悔の無いように備えておくと良いと思います!

 

 もしかしたら必要かも? なアイテム10選!

・あめ
緊張して喉が渇いたり、リラックスするのに役立つ上に、のどの調子が悪い時などはかなり重宝してくれます。会社近辺では口に入れないようにしましょう。

 
・正露丸
男子学生で持ち歩いているという方に会った事があります。持っていると安心なのだと言っていました。特にお腹をこわしやすい人は持っておくと安心かも知れません。

 
・靴磨き
靴の汚れは自分が思っているよりも目立ちます。家を出る時にさっと磨くのがベストですが、忘れてしまった時用に入れておいても良いかも知れません。

 
・鏡
鏡を見て身だしなみを整える事が多いと思いますが、駅によっては鏡がトイレにない場合もある為、重宝すると思います。

 
・歯ブラシ
リフレッシュ効果があります。おまけに口臭もリセットできる。かばんの中身に余裕があればぜひオススメです!

 
・シェーバー
夕方にも予定がある人は持っておくとよいでしょう。

 
・花粉対策のマスク
マスクをつけたまま挨拶をしたり面接に参加する事は原則NGです。どうしてもという場合は到着時に一言おことわりをしましょう。

 
・汗拭きシート
猛ダッシュした後、暑い日は助かりますよね。

 
・PCまたはタブレット
研究の成果などをその場でアピールできる意味では重宝するかも知れません。またスマホに比べて企業情報やナビなどの確認やエントリーもしやすいので便利です。

 
・学生証
ごくたまに学生証を確認する企業さんがあるそうです。免許証同様に持っておきましょう。

 
 

【筆者プロフィール】

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佐藤 大(さとう だい)

 
神奈川県出身。採用コンサルタント。就活アドバイザー。神奈川県の自動車販売ディーラーにて人事、採用に関する業務に約8年携わり、累計で延べ3,000名の学生の面接や就職相談に応じる。「人」の持つ可能性や組織に与える影響のの大きさを数多く目の当たりにしてくる中で、さらに追求すべく2015年より独立。高校生、大学生に向けての就職指導、企業の採用支援、採用担当者育成などにに携わり現在に至る。

 
 

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