• 2016.02.0804:00
  • 就活入門

恋愛パターンから見る、正しい就職活動の進め方

突然ですが……
みなさんはこれまでにどんな恋愛をしてきましたか? 片想いでも、両想いでも構いませんので、思い出してみてください。
過去の経験から、ある共通点や傾向・偏りがみつかった人もいるのではないでしょうか。
 
少し私の話をしますね。
私は、恋愛中にまったく周りが見えなくなってしまう“恋にゾッコン”タイプ。
それは、恋愛に限らず何事も一つのことに集中すると他のことが見えなくなってしまうという欠点でもありました。
こういうのめりこみやすい性格だったからか、就活中に色々困ったことがあったんです。
 
例えば、自己分析をした時は完全に“沼”にハマりました。自分の長所・短所について考えはじめたのをキッカケに、自分がどういう人間なのか、自分の強みはなんなのか、将来どんな自分でいたいのか、とにかく掘り下げていったところ……自己分析のブラックホールに吸い込まれていったのです。
 
自己分析をすることは大切ですが、ゴールの見えない迷路に迷い込む前に、ある程度のところで切り上げればよかったと後悔。
私のような“ゾッコン”タイプの人は、適度に気分転換をしてリフレッシュするのが効果的です。
また、自分1人で突き詰めるのではなく第3者の意見も聞いてみましょう。
 
一つのことに集中してしまうという欠点も、言い換えれば集中力が高いという長所でもあります。
自己PRや面接では、この点を上手に表現できると「長く勤めてくれそうだ」「しっかりと仕事に従事してくれそうだ」などの好評価を得られるかもしれませんよ。
 
 
それはさておき、今回はあなたの恋愛のパターンから、今後の就職活動がどうしたらうまくいくのかを一緒に考えていきたいと思います。
 
あなたはどのタイプ?
□ 創造力が豊かなタイプ
□ 直感を大切にするタイプ
□ とにかく尽くすタイプ
□ 相手をよく知らないと踏み込めないタイプ
 

 想像力が豊かなタイプ

ありえないってわかっているけど、例えば「通学電車で毎日会うあの人とお付き合いしたい」とか、「エレベーターの中で超イケメンに壁ドンされたい」とか……少女マンガのような恋を夢見ている。そんなあなたの“妄想力”! 就活で活かせます!!
 
想像力が豊かなタイプの人は、先読みができる人。選考の場面で、自分が「もしこういう発言をしたら相手はどう思うか」ということが読み取れる、素晴らしい才能です。
グループディスカッションなどでは、どんな役割を担当することになっても、“先読み”“先読み”でグループを上手にまとめることができるでしょう。また、面接であっても同じこと。自分の発言によって面接官がどういう印象を受けるか、考えられるあなたなら上手にアピールできますよ。
 
しかし“先読み”し過ぎて、空回りしてしまってはもったいない。妄想もほどほどに、常に「相手の気持ちを考える」余裕を持ちましょう。
あなたの思い描いたように就活が進みますように。
 

 直感を大切にするタイプ

恋に落ちるスピードがはやい=あなたは相手のいいところがたくさん見える人のようです。そんなあなたは「この人いいなぁ」と思うとスグに告白! なんていうこともあるのでは?
 
あなたは自分の直感を大切にする人。
しかし、就活の場合はちょっと待って!!
 
直感で「この企業いいなぁ」と思ったら、そこ1本に的を絞って選考はそこしか受けない! というのはリスキーです。そこがダメだったときのことも考えましょう。行きたい企業・業界の的を絞って、集中するのは間違いではありません。ただ、今はまだ見えていないあなたの“可能性”を潰してしまうのはもったいないこと。視野を広げて、色んな企業や業界を研究した上で「どうしてもここに行きたい」と思える運命の一社をみつけましょう。
 
恋に落ちるのは簡単ですが、冷めるのもアッという間。直感で決めてしまって、あとでミスマッチに気付くなんてこともあるかもしれません。
今後は直感を信じながらも、時間をかけて「本当に好きか?」と自分に問いただしてから行動すれば、恋も就活もうまくいくと思いますよ。
 
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 とにかく尽くすタイプ

相手に愛されたいという気持ちが強く、相手の望むままに尽くしてしまうタイプの人は、意外と“社会人向き”だって知っていますか? 恋愛としては、都合のいい人として扱われてしまうこともあり、悲しい思いをしてきた人もいるかもしれません。しかし、仕事の場で“尽くすタイプ”の人は、同僚・上司を上手にサポートできたり、お客さまに対するサービスが丁寧だったり、ときちんとした心遣いができる人としてとても重宝されます。
 
ただし、就職活動中においては心得ておくべきことがあります。「いまの彼が大阪で就職するから」、「彼が定時あがりの職種だから」などと、彼の仕事スタイルに合わせて企業を選んだりしていませんか? 就活は自分と向き合い、やりたいことや働く喜びを掘り下げるチャンスであり、人生でそう何度もこない大切な機会。「彼と自分は違う」という前提で就活を考えましょう。
 
前述したとおり、尽くすのが好きな人、尽くすことが苦ではない人は、社会に出てから色んな場面で役に立てると思います。相手の一歩先を行く行動で、さりげなくサポートする、デキル大人になってくださいね。
 

 相手をよく知らないと踏み込めないタイプ

相手をよく知った上で恋をする傾向がある人は、就活においてもそのスタイルを崩さない方が良さそう。じっくりと企業研究を進めて、選考であなたの誠意をしっかりと伝えることができれば、内定に近づいていくでしょう。
 
ただ、あなたは恋をすると“失敗”したときのリスクを先に考えてしまい、なかなか先に進めず、結局片想いで終わってしまうなんてことはありませんか? 
その点は少し注意が必要。恋とは違い、ライバルが何百人・何千人といる就活においては、積極性と行動力が大切です。順序を重んじたり、リスクを恐れすぎたりと、消極的になりすぎないようにしましょう。
 
これから先、少しいいなと思う人が現れたときには、恋の成功を信じて踏み出す勇気を持ってみてください。
そして、入社したいなと思う企業に出会ったときには、内定を信じて一歩二歩踏み出していってくださいね。
 

 まとめ

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今回は、私の失敗談も含め5つの恋愛パターンから、今後の就職活動の進め方を見てきました。あなたに当てはまるものはありましたか?
 
どんな恋愛も「背伸び」をし過ぎると苦しくなります。
今までの恋愛パターンを思い出して、「自分」を認めた上で就職活動を進めていけるといいですね。
 
これから先どんな就職活動、どんな恋愛があなたを待っているのでしょう。
自分を受け入れ、自分らしい就職と恋愛を楽しんでいってください。
 

 
 

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