• 2015.12.2911:30
  • 就活入門

合同説明会で「この学生は次も会いたいな」と思ってもらう質問とは【例文あり】

一度にさまざまな企業について情報が集められる「合同説明会」。就活スタートの初期に開催される場合が多く、会場には実に大勢の就活生が集まります。
合同説明会では各企業がそれぞれブースを持ち、訪れた学生に対して会社の説明を行います。企業ホームページなどからは読み取れない、細かな情報を直接聞くことができるでしょう。企業の実態を知り、自身の向かう方向性を確認するうえで、とても貴重な機会となるはず。中には合同説明会を通じ、志望業界を決めたという学生も少なくありません。

 

 合同説明会では積極的に質問しよう

せっかくの合同説明会ですから、ただ人事担当者の話を聞いて終わるのではもったいないでしょう。多くの場合、説明後に質疑応答の時間が設けられています。形式にもよりますが、場合によっては個別に人事担当者や現場担当者から話を聞けるケースも多いのです。
説明会では、新入社員が手伝いに参加していることもよくあります。新入社員であれば年が近く、より身近な視点から話が聞けるかもしれません。あるいは説明会で知り合った社員と、後日改めてOB・OG訪問の時間を設けてもらえる可能性もあります。こうした繋がりは、ベテランの人事担当者より、むしろそうした新入社員などの方が得られやすいでしょう。

 
もちろん合同説明会での質問が、そのまま他の就活生との大きな差に繋がることはないでしょう。しかしそこから得た情報は、自分自身の就活に必ず役立つはず。そもそも社会人とのコミュニケーションそのものが、就活生にとっては貴重な経験となります。そのため合同説明会では、ぜひ積極的に質問するようにしましょう。
ここで大切なのが、「いったい何を質問すれば良いのか」ということ。もちろん疑問に感じたことを聞けば良いのですが、中には質問したことで顔を覚えてくれている担当者もいます。そのため、できるだけ「また会いたい」と思ってもらえるような質問をしたいものです。

 

 あらかじめ質問を想定しておこう

合同説明会でどのような説明が行われるかは、当日会場へ行ってみなければ分かりません。しかし多くの合同説明会では、事前に公式ホームページなどで参加企業が確認できるでしょう。あらかじめ企業について調べ、興味のある企業を絞っておくことは可能です。
「この企業の説明を聞きたい」と感じる企業があれば、コーポレートサイトなどで事前に情報を収集しておきましょう。そうすれば、当日の説明も理解しやすくなります。また調べた情報から、事前に気になる点や疑問をメモしておいてください。メモに残した項目のうち、説明を聞いても解決できないものがあれば、個別に質問するのです。

 
あるいは企業を問わず、共通して確認しておきたい事柄があるかもしれません。例えば総合職なら、その中に含まれる具体的職種は気になるところですよね。いくつか質問を用意しておけば、説明を聞き終えて「何も質問することがない」という状態を回避できます。
もちろん当日の説明を聞いて、その中に疑問を感じることもあるでしょう。そのため合同説明会の場では、常にメモを取るように心がけることが大切です。

 

 具体的な質問例

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