• 2015.11.0905:00
  • 就活入門

【2017卒就活スケジュール変更】選考解禁が6月になった場合の影響とは

経団連は11月9日、2017年3月卒業者の就活スケジュールに関して、選考活動の開始を2016年6月スタートとする方針を発表。正式決定は11月中とのことですが、採用スケジュールが大きく変更した先輩たち(2016年3月卒業者)から、わずか1年での見直しとなる可能性が高くなりそうです。このように変わった場合、2017卒の学生は何を意識して行動するべきなのでしょうか。
 

 なぜ就活スケジュールが見直されたのか?

まず、就職活動のスケジュールの話題が出たときには以下の二つがキーワード。
 
・広報活動 ・・・採用を目的とした情報を学生に対して発信すること
・選考活動 ・・・採用のための実質的な選考を行うこと
 
わかりやすくいうと・・・・・・
「広報活動が解禁」とは、学生は就職サイトで企業にエントリーが出来たり、合同企業説明会に参加できたりするようになります。
「選考活動が解禁」とは、学生はエントリーシート(ES)や面接など選考を受けることができるようになります。
 
今回の変更の背景には、「2016年卒の就活スケジュールの混乱がある」と考えられています。それまで12月広報活動解禁、4月採用活動解禁だったスケジュールは、「学業に専念すべき」「留学生も活動しやすい時期へ」ということで、2016年卒から3月広報活動解禁、8月採用活動解禁と大きく変更されました。
 
しかし変更の結果、スケジュールを守らない企業が相次ぎ、採用活動の長期化や中小企業での内定辞退の増加などの問題が起こり、学生・企業ともに混乱したのです。
 
実はこれまでも、就活のスケジュールは変更されているのをご存知ですか?
筆者が就職活動をしていた(2013年卒)も、それまで10月だった広報活動の解禁が12月へ変更され、
年末、エントリーシート地獄になっていました。

 

 8月から6月へ!?2017卒学生は何を意識するべきか。

選考解禁が8月から6月に変更になった場合、みなさんの就職活動のスケジュールを整理してみたいと思います。
 
20151100_経団連の発信-画像①
 
・2016年 3月 広報開始 ……合説や企業別セミナーが本格スタート(今回ここは変わらない!)
・2016年 6月 選考開始 ……面接など選考がスタート
 
ただし、企業によって採用スケジュールは異なるということもあるので、要注意です。必ずはやめに企業のHPなどを確認して最新の情報をチェックしておいてくださいね。
 
では変更に伴った就活生への影響とは?
 
1)チャンスが減ってしまう?
……8月から6月に2か月間短くなると、合説など企業を知る期間が短くなります。
エントリー期間から選考期間までが短いので、自分でイベントなどに積極的に参加することが、はやめに内定をゲットできるかどうかのキーポイントとなってくるでしょう。
また、2016卒では中小企業(早目のスタート)と大手企業(8月スタート)で採用のずれが生じていましたが、変更後のスケジュールを見ると、一斉に始まると予想されます。企業研究・就活対策をできるだけはやめに行うようにしましょう。
 
2)授業と重なる
……8月といえば夏休み! ですが、6月は授業の真っ最中。おそらく履修も決まりようやく落ちついたころですよね。そうしたときに選考が重なってくる。学校によっては、就職活動の場合公欠扱いにしてもらえることもありますが、最近は認めない学校も増えてきているようです。4年ではあまり授業に行く必要がない学生も多いとは思いますが、現時点で4年になったらどれくらい単位を取る必要があるのか、卒業論文はどのくらいに出すのか、など把握しておきましょう。学業と就職活動のバランスが大切です。
 
3)公務員・教員との両立が難しい
……6月になった場合、「両立」が難しくなります。
例えば、2015年度の公務員試験の一次試験の日程をみてみると、
 国家総合職: 5月24日
 国家一般職: 6月14日
 東京都:[Ⅰ類A]5月31日
 地方上級:6月28日
となります。
変更の可能性はあるものの、仮にこのスケジュールがそのまま適用されると、民間企業と公務員試験のバッティングが大いに考えられる、というわけです。
 
また教員志望の学生の場合、教育実習と重なるケースがあるため、民間企業との両立が難しく、時間管理が分かれ道となってくるでしょう。
 

4)留学のスケジュールと重なる可能性も
すでに海外への留学を計画している学生もいるのでは?
そうなると、帰国していたら本命の企業が終わっていたということもあるかもしれません。今のうちから、学校のキャリアセンターの職員や、同じような経験をした先輩に話を聞いてみるとよいと思います。
 
しかし、憂うことばかりではありません。
 
大きく変化した2016卒採用に伴って、それまでの採用活動を見直し新たな取り組みをはじめている企業も多いのも事実です。夏季に加え冬季インターンシップや、業界研究セミナー、さらには企業が就職活動対策セミナーをしてくれるところまででてきました。
また、学校内の就職支援もかなり充実しています。おそらく年内にはOB・OGを集めたイベントをする学校も多いのではないでしょうか。キャリアセンターを一度も見たことがないというあなた、とてももったいないことをしている、ということに気づいてください!これまでは主に学生が自ら情報を掴みに行く必要がありましたが、
いまでは企業や学校がたくさんの「きっかけ」を用意してくれています。ぜひとも積極的に参加してください。
 
結局のところ、選考活動の開始時期を2か月変更して一番影響を受けるのは人事担当者ではないでしょうか。
就活生の皆さんにとって大切なことは、いつに採用活動が開始しようとも、踊らされないことです。
早まったからといって焦るのではなく、遅くなったからといって余裕を持つのではなく、いつでも就活戦線に参戦できる準備をしておくことをおすすめします。
 
 
 

 
 

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