• 2022.07.0505:29
  • 就活入門

ポストコロナ禍の就活はヤバい!? 今後の採用事情徹底解説

「ポストコロナの就活はヤバい」

そんな噂や記事が多く出回っており、不安に思う方も多いのではないでしょうか。
 
内定を勝ち取るためには、やはり正しい情報を知り、戦略的に就活を進めることが大事です。
 
今回はポストコロナに就活する皆さんに向けて、なぜ「ポストコロナの就活がヤバいのか」を採用状況と学生の就活状況から紐解き、その対策について説明します。
 

売り手市場だから内定率アップはミスリード?

 
そもそも、売り手市場とは何でしょうか?

それは、採用募集をしている求人(企業)の数が、就活生の数より多いということです。

つまり、ひとりの就活生にひとつ以上の求人があるということです。

実は2022年現在、大卒向けの採用は、この売り手市場という現象が起こっています。それは以下の有効求人倍率という指標からわかります。
 
ちなみに有効求人倍率とは「就活生一人当たりに対する求人の数」を表す数字です。

 
 (参考文献:リクルートワークス研究所「大卒求人倍率調査(2023年卒)」2022年4月)


こちらのグラフから実際、22卒の有効求人倍率が1.50倍だったのに比べ、23卒の有効求人倍率は1.58倍に微増したことがわかります。

まだコロナ前の水準とまではいきませんが、コロナが2021年のピーク時より少し落ち着き 、有効求人倍率 も少しずつ回復傾向にあるのは事実です。
 
そして、このまま何もなければ、ポストコロナにおいても緩やかに回復すると考えられます。
 
そうと言われると皆さんは、「どの企業でも引く手あまたなのではないか」という印象を受けることが多いと思います。
 
しかし、実際に企業の規模別で見ると、そんなことはありません。


(参考文献:リクルートワークス研究所「大卒求人倍率調査(2023年卒)」2022年4月)

この表から分かることとして、有効求人倍率が飛躍的に高いのは、「規模が小さい会社」であり、「規模の大きい会社」、つまり大企業ではとても低いことがわかります。
 
また、コロナ禍においては、ますます就職先に「安定性」を求める学生が増加しているため、さらに大手企業からの内定獲得が難しくなっています。
 
なんと求人倍率の差は、大手と中小企業で約15倍にも及びます。

言い換えると、大手企業への就職難易度は中小企業に比べてはるかに高いということです。

就職活動の早期化

 
もうひとつ、頭の片隅に置いてほしいのは、就職活動の早期化です。

 

就職に対する意識が高い学生とそうではない学生との差が広まりつつあります。

 

早く内定をもらえる学生となかなかもらえない学生。

内定を複数もらえる学生とひとつももらえない学生。


この二極化が進んでいるのです。
 

就職活動が早期化しているのは企業側と学生側双方に理由があります。
 
中小企業の内定充足率が80%以上の企業割合が、大手企業は46%なのに対して中小企業は29%です。
(参考文献:HR総研「第124回 「学生の内定率」や「企業の内定充足率」上昇の裏側では何が起こっているのか」2021年7月)


 
このことから中小企業は内定した後も辞退してもらわないために早期段階からインターンシップの募集やイベントの開催を行い、企業をしってもらおうとしています。
 
また、学生もそのような企業の動向にあわせて就活を始めるタイミングが早くなってきています。
 
NHKによると2023卒の1月1日時点ですでに約半数の49.2%が本選考を受けた経験があるそうです。
その分、就活を始めるタイミングが早ければ早いほど、内定の獲得率が上がる可能性があるともいえます。
(参考文献:NHK「就活応援ニュースゼミ」2022年2月)
 

就活で早く安心したい!そのためには?

 
ではこのような状況が続く中でみなさんは何をすればいいのでしょうか?
大きく2つあります。


①インターンシップの応募


インターンシップに応募するメリットとして、結果を出せば本選考で優遇される、本選考にむけて面接やWebテストの練習ができる、その業界について知ることができる、などがあります。
 
多くの企業はインターンシップを夏、冬で実施します。
夏のインターンシップは6月、7月に、冬のインターンシップは11月、12月に選考が行われます。
ぜひこれらの時期を目安にインターンシップ選考の準備を進めてみてください。


②中小企業やベンチャーの業界研究


中小企業やベンチャーでは有効求人倍率が高いにも関わらず、内定の充足率が足りていないなど人手不足の傾向にあるといえます。
 
早期段階で内定をもらい、安心したい方には早めに中小企業やベンチャーについて知り、本選考を突破できるように将来働きたい業界の目星や志望理由を固める必要があります。

ただ、中小企業は大手に比べて知名度が高くないこともあり、どのように業界研究をはじめればいいかわからないかと思います。

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まずは、選り好みせず、食わず嫌いをしないように、企業を発見してみましょう。

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まとめ


全体の採用状況や最近の就活状況として、企業規模が小さいほど内定取得率が高い、就活の早期化が進んでいるということがわかります。
 
だからこそ、早く内定をとって安心したい人はインターンシップで本選考の準備を今からすることが重要であったりします。
 
また、あまり知られていない中小企業やベンチャーの業界研究をおこなうことで、本選考で通過する可能性をあげることができます。
 
できるだけ早めに動き出し、
内定を勝ち取りましょう!



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