• 2017.07.1808:00
  • 就活入門

就活で悩んだときに救ってくれる言葉 採用担当者102名が紹介

いくら売り手市場というニュースが報じられても、就活中、行き詰まりを感じるという学生はいなくなることがありません。そんなとき、とにかく活動を続けることも大切ですが、ふとした言葉に触れることで考え方や見方がリフレッシュされることも。
 
そこで今回JOBRASS編集部では、採用担当者102名に、就活で悩んだときに救ってくれそうな有名人の言葉や本、音楽、ドラマ、映画、サイトなどを教えてもらいました。
 

 

 本や音楽、ドラマ、映画など

 
・ウルフルズ「ガッツだぜ」/励まされる(女性/その他/49歳)
・ショーシャンクの空に/打開していく様子(男性/コンピュータ関連技術職/40歳)
・それが大事/なんでも諦めずに取り組む事(男性/コンピュータ関連以外の技術職/42歳)
・マイライフ/今後の人生について(女性/営業・販売/42歳)
・岡本真夜「tomorrow」/涙の数だけ強くなるよという歌詞(女性/総務・人事・事務/41歳)
・俺達の青春/様々な人間が、様々な悩みを抱えている様子(女性/その他/46歳)
・下町ロケット/経営者の考え方が素晴らしい(男性/その他/45歳)
・課長島耕作/困ったときの開き直りの言葉(男性/金融関係/40歳)
・就活家族/諦めないことの大切さや、周りの関わる人たちの事が良くドラマになっているから(女性/その他/33歳)
・小さな巨人/企業内でのドロドロが判る。企業内で生き残るための術がある(男性/その他/48歳)
・松任谷由実の歌/詩(男性/総務・人事・事務/42歳)
・上を向いて歩こう/涙がこぼれないように(男性/その他/28歳)
・ふぞろいの林檎たち/4流大学の学生達がそれぞれの環境に悩みながら社会の荒波に揉まれて成長していく姿が、時に泥臭かったり格好悪かったりして、それでいて最後には大きな感動があるから(男性/総務・人事・事務/47歳)
・堀江貴文の本/選択肢が広がるのでは(男性/会社経営・役員/42歳)
・落合博光「采配」/選択しなかった一方に対して思い悩むな(男性/総務・人事・事務/45歳)
・理由はうまく説明できませんがゆずさんの「栄光の架け橋」やザードさんの「負けないで」が思い浮かびました。歌詞とシンガーの歌声です(男性/会社経営・役員/46歳)
・「臨済録」随所において主とならば立所皆真/自分でやることをやるしかなく悩んでもしょうがない(男性/公務員/48歳)
・マーフィー/思い悩むよりリラックス(女性/その他/41歳)
・スティーブ・ジョブズの生き方を知る/頑張れる(男性/コンピュータ関連技術職/47歳)
・古典を読んで見るのも、ヒントがあって良いと思う/含蓄のある言葉が多く、妙に納得出来るから(男性/その他/37歳)
 

 言葉

 
・松岡修造の言葉/元気になる。前向きになれる(男性/会社経営・役員/36歳)
・「たたけよさらば開かれん」「暗いと不平をいうよりも進んで明りをつけよう」/自身が行動を起こさない限り得るものはない(男性/総務・人事・事務/40歳)
・その会社になくてはならない人になる/メンタルな面(男性/その他/48歳)
・人生七転び八起き/失敗を恐れるな!(男性/営業・販売/48歳)
・考える前に動け/くよくよする場面が多いから(男性/総務・人事・事務/41歳)
・相田みつをの詩集/くじけそうなとき、不安な時そっと背中を押してくれるような思いがある。(男性/その他/49歳)
・人生いたるところに青山あり/どこにいってもがんばりなさい(男性/総務・人事・事務/46歳)
・人の行く道より行かない道に宝が有る/ダメでもともと(男性/会社経営・役員/47歳)
 

 もっとも多かったのは……

 
先人たちの生き方から、勇気をもらえることは多いですね。でもアンケートの回答のうち、もっとも多かったのは、実は「自分を信じて」というエールでした。「人生は自分で作るものだ」(女性/その他/48歳)、「敵は我にあり」(男性/営業・販売/45歳)、「後悔しないよう自分で決断する」(男性/その他/44歳)など、人の言葉に影響を受けることがあるとしても、最後の決断は自分であることを忘れないように、という想いをもつ担当者は多いようです。
 
また、何かに悩んだり、迷ったりしたときには、有名人もいいけれど「学校の先輩が一番いいい」(男性/その他/47歳)と、身近にいる先輩社会人に話を聞いてもらうと良い、とする回答も散見されました。
 
不登校新聞編集長・石井志昂さんは 、AERAdot.の記事「就活自殺が4年ぶり増加 悩む僕を救った糸井重里の深い言葉」で、自身が不登校から5年経った10代のときに糸井氏に取材したときを回想。30分遅刻するも氏は「ホントに君たちだけで来たの、すごいな~」と褒めてくれ、取材後には「今日は楽しかった、ありがとう」とお礼を言ってくれたそうです。
 
当時の喜びを振り返りながら、石井さんは、「誰かに感謝されたり、喜ばれること。それ自体が『ああ、自分がいてよかったんだな』と思える契機になります」といいます。就活がうまくいかないからといって、自身が存在しなくていいということでは決してありません。ものごとは捉えよう、もし行き詰まったら、環境や自分など、何かの“せい”にすることはやめ、何か“感謝”できることを探してみることから始めてみてはいかがでしょうか。
 
 
【調査概要】
方法:JOBRASS就活ニュース調べ(インターネット調査)
調査期間:2017年6月9日~2017年6月15日
対象:企業の採用担当者 計102名

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