• 2017.02.1608:00
  • 就活入門

就活生のときに「心掛けるようになったこと」【先輩社会人インタビュー企画vol.4】~後編~するようになったこと

就活生になると、時事ニュースをチェックしたり、言葉づかいをなおすようにしたりと、社会人を意識した行動も必須。そこでJOBRASS編集部では今回、社会人130人に、就活生となり「心掛けるようになったこと」として、「しないようになったこと」と「するようになったこと」を聞いてみました。【前編】では「しないようになったこと」を解説しましたが、今回の【後編】では、「するようになったこと」をご紹介します。
前編はこちら
 
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 時事ニュースをチェックするようになった

 
チェックするだけでなく、メモをとったり、感想や自分の意見を言う練習をした、という人も多数。
 
・テレビのニュース、新聞を読んで時事問題に強くなるように。聞かれたときに答えられるようにした(女性/その他/30歳)
・一般常識やニュースなどに敏感になるようになった。面接で突然聞かれても答えられるようになったので、やっておいてよかった(男性/その他/29歳)
・会話が成り立つようにニュースをみて、社会の話をできるように(男性/その他/24歳)
・時事ニュースをチェックし、わからない単語や事柄を調べるようになった(女性/コンピュータ関連技術職/27歳)
・新聞の時事欄を習慣的に読んだり、テレビもニュースを見て感想などをメモしたりするようになった(女性/公務員/30歳)
 

 企業のことを調べるようになった

 
時事ニュースをチェックするのと並行して、業界や企業について把握していきます。最初は何らか自分が気になるところから調べていけば良いでしょう。
 
・この企業に入りたいという熱意が伝わるように事前にインターネットで企業のことや経営者のことを調べた上で、答えられるようにした(男性/その他/28歳)
・企業のホームページをよく閲覧するようになり、志望動機を考えたりするようになりました。また、面接対策に些細な物事、事象もよく観察したり考えたりするようになりました。これにより思考の応用力のようなものを養うことができたのではないかと思います(男性/その他/27歳)
 

 「自分ができることは何か」を考えるようになった

 
業界や企業を調べながら、自分の長所や短所、やりたいことと向き合っていきます。
 
・自分のことをきちんと理解すること。自分は何が苦手で何が得意なのかなど(女性/その他/23歳)
・今の自分自身を客観的によく見つめること。長所や短所、セールスポイントを探した(女性/その他/23歳)
・何のために働くのか、といったことをよく考えるようになった(男性/その他/25歳)
 

 情報ネットワークを広げた

 
就職活動は情報戦でもあります。ネットワークは、待っていても広がりません。
 
・いろんな情報をキャッチできるよう、ネットワークを広げること(女性/その他/29歳)
・自分は理系で文系の人達と交流がなかったのだが、文系の人達とも交流をするようにした(女性/営業・販売/31歳)
・色んな分野で活躍している方との交流(男性/営業・販売/23歳)
・友人たちの就活の話を、身を入れて聞くようになった。少しでも自分の実になる話を学習しようとした(女性/総務・人事・事務/30歳)
 

 普段から、丁寧な言葉づかいを意識するようになった

 
学生が目上の人と接するとき、どういうときにどういう言葉を選べばいいのかは、慣れていないもの。面接でしどろもどろにならないように、普段から“自分の言葉”にしていくことが重要です。
 
・言葉づかいとか姿勢は普段から気を付けた。鏡の前で笑顔の練習も(女性/総務・人事・事務/31歳)
・それまで目上の人でも敬語を使わなかったりしたが、目上の人に対してきちんと敬語を使う(女性/その他/30歳)
・今まで自分のことを「僕」と言っていたが、社会人らしく「私」に変えた(男性/総務・人事・事務/27歳)
 

 挨拶をするようにした

 
何気ない挨拶も、習慣になっていないとできませんね。
 
・なんにせよ第一印象が大事だと思って、挨拶は自分からするように心掛けた(女性/営業・販売/30歳)
・知らない人でも挨拶を周りにするように心掛けるようになりました(女性/研究・開発/27歳)
 

 話し方に気をつけるようになった

 
言葉づかいもですが、「相手に伝わる話し方」を練習することも、面接で役立ちます。
 
・結論から簡潔に話す(女性/営業・販売/26歳)
・人の話をきちんと聞いてしっかり受け答えをするとか、常に愛想良くいることを心掛けた(女性/その他/23歳)
・人見知りだったが、常に顔を見て話す努力をし、今は初めて会った方ともそれとなく自然に話せるようになった(女性/総務・人事・事務/26歳)
・先輩や上司の話はしっかりと聞き、丁寧に相槌を打つようになりました(男性/総務・人事・事務/26歳)
 

 気配りを心掛けた

 
面接官にとってのマイナスポイントが“自己中心的な態度”であることは、これまでのアンケート結果からわかっています。日頃から周囲をみて行動することを心掛けた、という人もいました。
 
・周りに気を配るのを当たり前にできるように心掛けた(女性/その他/26歳)
 

 身だしなみを整えるようになった

 
男女ともに、メイクやヒゲの剃り残し、髪色といったことからスーツのしわまで、身だしなみに気をつかうのも社会人マナーの一つとされます。
 
・スーツにしわをつけない。シャツをちゃんと洗う。髪にエッセンスをつける(女性/総務・人事・事務/30歳)
・身だしなみ、自分がどのように見られているかを考えた服装、清潔感のあるメイク、髪色や髪型(女性/その他/30歳)
・身だしなみに最低限以上に気を付けるようになった。爪の先まで(女性/その他/27歳)
・時計をつけるようになった。携帯をいちいち見ることができないので(男性/その他/26歳)
・第一印象が大事なので、髭の剃り残しなど身だしなみは気にするようになった(男性/その他/28歳)
・毎日最低限のメイクをすることや、ハンカチ・ティッシュを必ず持ち歩く(女性/その他/31歳)
 

 姿勢を正すようにした

 
猫背より、まっすぐな姿勢のほうが「意思がはっきりしている」ように見えますね。
 
・座る時には足を斜めにずらして女性らしく座ること。決して足を開いたりしない(女性/その他/29歳)
・姿勢を良くして、常日頃から歩き方も意識して過ごしていくようになった(男性/公務員/29歳)
・普段から姿勢を正すようになった。猫背をしている方をみて、猫背はだらしなさを感じさせると思った(男性/その他/31歳)
 

 外出時はいつ何時も緊張感をもつようになった

 
身だしなみ、言葉づかいに加え、外出時にも緊張感を。駅のホームに、その企業の関係者がいないとも限りません。
 
・どこで誰に見られているかわからないので、いつでも姿勢正しく、交通マナーを守るようにした(女性/公務員/25歳)
・会社を出てから、電車に乗るまでの間は常に面接中だと思って、気を配っていた(女性/その他/26歳)
・見られているという意識が増え、電車の中のマナーなども気をつけるようになった(女性/その他/30歳)
 

 生活態度を改めた

 
面接の前だけ早く布団に入っても寝付けず、翌日遅刻……なんてことになってしまったら残念。風邪をひかないようにする、二日酔いをしないなどといった自己管理も大切です。
 
・スケジュール管理を徹底させる。時間の活用方法についてよく考えるようになった。自分の人生を考えるようになった(女性/その他/25歳)
・それまでは朝まで起きていたりしていたが、夜にちゃんと寝るようになった(女性/その他/29歳)
・規則正しい生活を心掛けること。体調管理をすることが大切であり、基本だから(男性/金融関係/28歳)
・早寝、早起き。以前は長かった身支度が、とても短い時間で済ませるようになりました(女性/その他/25歳)
 
その他、「ネットの書き込みを今一度見直すようになった」(男性/総務・人事・事務/29歳)という声もありました。投稿するときに企業の悪口を書いていないか、ネガティブなことや怠けた生活態度を送っていないか。最近では、採用担当者が応募学生のSNSをチェックすることもあるそう。外出時以外に、ネット上の“ふるまい”にも気をつけたほうが良さそうです。
 
 
【調査概要】
方法:JOBRASS就活ニュース調べ(インターネット調査)
調査期間:2016年11月11日~2016年11月21日
対象:社会人1~2年目の男女 計名130名

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