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就職活動を始めてしばらくすると……
「あれ？　意外とお金をつかっているかも？」と気付くでしょう。

2015年卒の学生の就職活動費用は平均15万1326円だったことがわかっています。（※株式会社ディスコ調べ）これは、就活をしながらアルバイトで稼ぐにはかなり負担となる額ですよね。
どうやら、就職活動を成功させるカギのひとつは「上手な節約術」にありそうです。

平均就職活動費の内訳は次のとおり。
 
■交通費69,706円
■宿泊費8,324円
■スーツ代41,674円
■書籍・新聞代8,214円
■就活講座の受講費6,697円
■その他（通信費・備品代）16,711円
 
では、何をどうすれば節約できるのか……
もちろん、節約して負担がかかるようでは意味がありません。
そこで今回は、賢くコスパを上げる方法をお教えします。
 

  うれしい！　格安交通機関を大利用！！

説明会や面接などで訪問する会社が遠方の場合、ネックになるのが交通費。
それが1～2回ではなく何度もとなると、7万円ではおさまらないかもしれませんね。
そんな時に便利なのが高速バス。さらに深夜帯になると値段もグッと下がります。ただし、深夜バスとなると現地到着は早朝。上手な時間の使い方テクが必須ですね。
また、LCCの普及により飛行機も身近なものに。手軽に利用できるようになりましたが、天候や機材トラブルなどで遅延する可能性があるので要注意です。
 

  スーツの値段は採用に影響ナシ！？

企業の採用担当者によると「就活生のスーツのブランドなどは気にしたことがない」とのこと。それより気になるのは、身だしなみや清潔感。ブランドによってどうこうということはなさそうです。
最近では、海外発のファストファッションブランドでもスーツが売っています。また、紳士服専門店のセカンドラインなども覘いてみてください。コスパUP間違いナシですよ。
季節をまたいで続く長い就職活動期間を考えれば、スーツは「高い1着」よりも「安い2着」を用意する方がいいでしょう。
 

  今、流行のシェアハウスを利用するのもあり！

メジャーなのは、格安ビジネスホテルやカプセルホテル、ネットカフェの利用。
ですが、最近は就活生用のシェアハウスがあるって知っていましたか？
そのほとんどがターミナル駅近くにあり、遠距離就活生に大変便利な施設です。同じ境遇の学生と情報交換したり、苦労を分かち合ったりできるのもうれしいですね。
1泊から利用でき、長期滞在する場合でも価格は格安！　宿泊費を大幅カットできるので、ぜひ探してみてください。
 

  まとめ

いかがでしたか？
あなたのお役に立てるコストダウン術をご紹介できたでしょうか？

就職活動が長引くほど、かかる費用も増えるもの。そうなると総額でいくらかかるか予想できません。
気づいてから節約する人、始まった時から節約する人、いろいろいると思います。
しかし、節約することばかりに気をとられて、万全な状態で面接や試験に臨めないのは本末転倒。モチベーション低下や、体調を崩してしまうような節約には気をつけましょう。