• 2016.10.0611:30
  • 就活入門

合同説明会の意味は? 企業の目的と参加者が気をつけるべきポイント

就職活動の始まりともいえるのが、合同説明会。様々な企業や業界に関する情報を集めることができるので、志望先を決めたい人にはうってつけのイベントです。ただ、合同説明会に参加したけれど、あまり意義が感じられなかったという意見もちらほら聞かれます。合同説明会の意味や目的を知って参加するなら、その後の就職活動へのスタートダッシュを着ることができます。どういった点に気を付けるべきでしょうか。考えてみましょう。

 

 合同説明会の意味と目的

合同説明会は、一つの会場に複数の企業が出展し、自社の説明をするイベントです。就職情報会社が主催する一万人を越えるような大型の合同説明会もあれば、地方自治体が主催する、地元企業が中心の合同説明会もあります。業界を越えた様々な業種の、大企業から中小企業まで数多くの企業が参加しているものもあります。時期的には、就職活動が解禁になる頃に行われることも多いようです。

 

合同説明会は、大きな会場をブースで区切り、そこで各企業が自社の説明会を行う形が多くなっています。いわば、ミニ版の企業説明会の集合体ともいえます。各企業は、開催費用を負担しつつ、合同説明会に参加しています。場合によっては、福岡ドームや幕張メッセなどの巨大会場で開かれることもあり、企業にとっては、多くの学生に自社を知ってもらうチャンスとなります。

 

 合同説明会に参加するメリット・デメリット

合同説明会に参加すると、各企業のブースに参加するよう、盛んに声をかけられます。大きなものだと、100社を超える企業がブースを構え、何万人という就活生が訪れるのです。人気のあるブースになると、何時間待ちなんてこともあり得ます。すべてのブースを回るのは、不可能に近い状況があります。企業側も、説明を行う時間は、企業説明会よりも短く設定していて、基本的な話を中心に、30分前後で会社説明を行う企業が多いようです。

 

合同説明会のデメリットでよく言われるのが、企業の説明内容が概要だけに終わり、深い話は聞けないため、会社説明会に参加すれば十分なのではないか、ということです。また、人の数が多すぎて、それだけで疲れてしまうという声も聞かれます。ただ、これらは見方を変えれば、メリットともいえるのです。合同説明会のメリットを上げてみます。

 

1.説明の時間が短い

説明の時間が短いということは、数多くの企業を回れるということです。深い話は、その後、会社説明会に参加したときにいくらでも聞くことができます。

 

2.複数の業界から、数多くの企業が参加している

合同説明会では、一つでも多くの業界、企業の話を聞くようにしましょう。合同説明会の目的の一つは、知名度の低いあまり知られていない優良企業と知り合うことだと思いましょう。自分の知らない企業にエントリーすることはできません。有名企業が必ずしも優良企業ではないように、知名度の低い企業がブラックなわけではありません。就職活動の始まりの時期に、数多くの業界や企業に触れることで、視野を広げ、自分に一番向いた業界を見つけることができるのではないでしょうか。考えてみてください、小さいころになりたかった仕事に現実に就く人の数は非常に少ないです。成長する過程で、様々な業種を知り、自分の向き不向きもわかるようになって、志望職種は変わっっていくのではないでしょうか。少しでも多くの企業や業界に触れる時間を作ることは、自分の可能性を広げることにつながります。

 

3.自分なりに時間設定ができる

一つ一つの説明が短いこともあり、自分のペースで回ることができます。人気があり、長時間待たなくてはいけない企業もありますが、待ち時間を使って他の企業を回ることができるので、時間を無駄にする心配がありません。また、企業の会社説明会のように、名札を付けているわけでもないので、全く関心がわかない時には、目立たないように中座することも可能です。ただし、その場合に失礼にならないように気を付けるのは、最低限のエチケットですが。

 

4.聞きにくいことを質問しやすい

合同説明会は、参加者が多いので、企業説明会とは違って、学生側としては個人を特定される可能性が低いです。福利厚生や賃金体系など、聞きにくい質問をしやすいのも、合同説明会の利点です。終了に近い時間になると、人も減ってきますから、企業の説明を聞いて興味が出た企業にはもう一度訪れて、質問することも可能です。

 

5.参加者が多い

色々な大学から数多くの参加者があるので、就職活動の情報を共有できる、同士を見つけるチャンスです。同じような企業を回っている人を見つけたら、積極的に話しかけてみましょう。就職活動を成功に導くためには、情報を多く集めることが肝要です。合同説明会の中には、ベンチャー企業や優良中小企業を集めたものや、ある地方に特化したもの、業界特化型のもの、留学生を対象としたものや体育会系の学生を対象としたものなどもあります。そういった合同説明会だと、方向性が似ている人を見つけてコミュニケーションの輪を広げやすいかもしれません。

 

 合同説明会に参加する際の心構え

合同説明会は、目的意識をもって参加するなら、得るものが多いイベントです。特に、志望業界や企業が明確になっていない人は、自分の視野を広げ、興味が持てる企業を探すために参加しましょう。できることなら、自己分析を行ってから、自分のどういった部分が強みなのか、企業に自分が求めているのはどういったことかを考えながら参加するなら、より生産的なものになるでしょう。

 

就職活動は、一生を左右するものです。どんな業界や企業があるのかという情報を集めるのは、早ければ早いほどよいものです。特に、最近の就職活動は、「短期決戦」となっていることもあり、業界研究や企業研究をする時間が短くなっています。本格的に就職活動が始まってから、業界研究を始めていたのでは、思うように就職活動を進めることも難しくなってしまいます。合同説明会は、予約をしなければいけないものの、エントリーシートに記入する必要はほとんどありません。就職情報サイトが行っている合同説明会の中には、就職活動生だけでなく、何回生であっても参加できるものもあります。

 

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