自己PRの記入について

就活プロフィールで最も目立つのが「自己PR」。

選考オファーを受け取るには、魅力的な「自己PR」が不可欠です。

★人事担当者は最終的にPRを読んでオファーを送るか検討します。そこで重要なポイントがあります。

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自分はどういう人間なのかを簡潔にまとめるのがPRタイトルです。人事担当者が「おっ!」と思えばその下の本文も読みますが、ありきたりな言葉だと、せっかく本文にいいことが書いてあっても読んでくれません。目を引く言葉で自分をアピールできるタイトルをよく考えてみてください。

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人事担当者は学生と面談しなくても、文章からある程度のコミュニケーション力を測ることができます。自分の伝えたいことを相手に伝えられるかどうかがコミュニケーション力のポイントだからです。自分のPRを他人のPRだと思って何度も読み返してみてください。わかりやすく伝わるかどうか随時修正を入れる事が大切です。

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自己PR 記入例

●記入例1
○○大学  文学部  英語学科
タイトル アメリカ留学で生まれ変わった私のコミュニケーション能力
本文 私は大学三年の時、四ヶ月間アメリカ留学に行っていました。グローバルマーケティングという、様々な国の情勢・文化についてディスカッションをする授業の初日、自分の話す英語に自信が持てず、一度も発言することが出来ませんでした。その日の夜、私が落ち込んでいるのを見たホストファミリーが「私たちはもっとあなたの話が聞いてみたい!」「自分から伝えようとしなければ何も変わらないよ!」と家族全員でディスカッションの練習に付き合ってくれたのです。それがとても心強く、次の日の授業から積極的に話すことを意識し、最終日には他の学生と対等に意見が言い合えるくらいに成長できました。ホストファミリーから学んだ積極性が、今の私の一番の強みです。今後どのようなときでも、自ら行動し、解決していける人でありたいと思っています。
●記入例2
○○大学 生物学部  遺伝子学科
タイトル 課題に直面した時に私のとった行動とは…
本文 私は、チームメンバーの能力をより発揮できる場を作ることができます。
学生の頃、研究室で新しくチームを組み課題について発表する機会がありました。
私はリーダーとして、この課題でどのようなことを伝え、どのような役割をするのが良いかを決めました。最初は伝え方が不十分でチームメンバーと勘違いが生じることもありました。
そこで、価値観の異なるメンバーと話しあう時に私が意識した事は
・相手を理解すること
・目的を見失わないこと
・感謝の気持ちを伝えること
すると、スピードと効率の改善に繋がり、発表は大成功しました!
その時のチームメンバーとは信頼関係がより深まり、プライベートな相談もし合える仲になりました。これからも、共に働く個人の強みを最大限に発揮できるような場を作り、業務に貢献できるよう取り組んでいきたいです。
●記入例3
○○大学 社会学部  地域環境学科
タイトル ボランティア活動で培った最大の強み
本文 ○○県が企画する「子どもキャンプ」の企画・運営スタッフとして3年間活動したことで、リーダーシップとチームで働く大切さを身につけました。
「子どもキャンプ」というのは、キャンプ体験を通じて子どもの成長を促す事を目的とし、毎年1回1泊2日で行われる企画です。2年目からは統括リーダーとして、開催半年前より週2回の打ち合わせを行いましたが、打ち合わせ以外でも連携が図れるように、フェイスブックのグループページを活用し進捗の把握とスタッフの意見出しを行いました。結果的に当日参加した子どもたちから「参加してとてもよかった」と言ってもらえるキャンプができました。就職後も、学生時代に培ったリーダーシップとチームワークを磨いていきたいと思います。
●記入例4
○○大学 社会学部  地域環境学科
タイトル 何事にも、努力で乗り越える地道が取り柄の私
本文 私の長所は、難しいと思われることにも努力し、粘り強く取り組むことです。私は陸上部に所属しており、短距離専門だったのですが、大会を控え、部内の事情で走り高飛びのメンバーに選出されました。ほぼ経験もなく、背が低い私にはとても不利な状況でしたが、ビデオに録画して飛び方を調整し、帰宅後も、リビングに紐を張って猛特訓するなど、限られた時間の中、日々努力を続け、結果的に3位入賞を果たすことができました。小さな結果かもしれませんが、努力次第で必ず自身の糧となることを十分理解しています。今後、未知の分野のスキルが必要な時も、粘り強く習得し、社会に貢献できる人間になりたいと思っております。