- Profile
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氏名:櫻井 千明
職種:営業・教育担当
入社:2011年
部署:さいたま営業所
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大卒、大学は教育学専攻。養護教諭を志望。 子どもが大好きで大学の専攻を決めるも、大学時代に男女年齢関係なく多くの人々と接する飲食店でのアルバイトを通して、人と触れ合える楽しさを経験。全ての世代に平等に接点を持つキーワードとして「健康」に注目し、就職活動を始める。現在では営業活動だけでなく、後輩の育成のためにはつらつと活躍中。明るくエネルギッシュなキャリアウーマンとして、今日も元気にお客様の健康をサポートする毎日を送っている。
What I do -こんな仕事をしています- 江戸時代から続く、薬箱とまごころを置かせていただいています。
「配置薬」という言葉を聞いたことがありますか?
風邪薬、消毒薬、整腸剤といった一般用の医薬品を薬箱に詰め、ご家庭に置いていただく。
そして使った分だけの料金を後から支払っていただくというスタイルの薬の販売です。
実はこの配置薬、300年以上前から続く伝統的な業態で、「まずはお客様のお役に立ち、お代金は後からいただく」というお客様第一主義の基本理念が現代まで受け継がれている職業なんです。
古くから家庭に配置薬を売り歩く商人は「薬売り」と呼ばれていたそうですから、私たちは現代の「薬売り」ですね。(笑)
私たち株式会社IHMはこの「配置薬」という販売スタイルに加え、お客様一人ひとりのカウンセリングを通して健康サポート事業を行っている企業です。営業職の私の仕事は、お客様のご家庭を実際に回ってお薬の使用状況を確認して、古くなってしまった薬を入れ替えたり、使われた分を新しく追加したりしています。時には新しいお薬の紹介をしたり、健康についてのお悩みを聞いたりというコンサルタントのような面もあります。
現在では全国に54の営業所を展開する当グループのお客様は40万世帯にまで上ります。
ここまで成長を続けることができたのは、やはり私たち「薬売り」が江戸時代から変わらない「先用後利(先に使用してもらい、利益は後回し)」と「お客様第一主義」の哲学を大切に守って来たから。
今も昔も変わらない、一人ひとりの健康を細やかに気遣うことで生まれた温かな心の触れ合いの結果なのかな、と思いますね。
人のために何ができるだろう?という問いと常に向き合ってきた企業、そして職業だと思います!
People and culture -働きやすい職場- のびのびと仕事ができるのも、若手もベテランもお互いに助け合う風土があるおかげ。
私たちIHMグループの社員は、私と同じくとにかく「人が好き!」「お話しすることが大好き!」だという人が多いように思います。 訪問させていただくお客様との会話はもちろん、社員同士の対話も楽しんでいる人がほとんどですね。 私自身、仕事をしていく内に「失敗してしまったなぁ」と思うことも少なくはないのですが、その度に誰かが必ず声をかけてくれますね。 やはりお客様の様子の変化に常にアンテナを張り巡らせているせいでしょうか、仲間の様子の変化にも敏感になってしまうみたいで。(笑) 優しい言葉や、食事への誘いなどのコミュニケーションが活発なので、営業に一人で出ていても「一人で仕事をしている!」という感覚が薄く、常にチームで動いているような感覚です。 また、先ほどもお話したとおりお客様との対話が非常に大切な職業です。 なので一般的な訪問マナーやお話の仕方など、先輩社員がマンツーマン体制でしっかりと指導する制度があります。 研修期間中は教育担当の社員と新入社員とが非常に濃密なコミュニケーションを取ることになりますから、自然と絆が深まるように思います。 私も教育担当の先輩からの厳しくも優しい指導を通して、社会人として必要なたくさんのことを教えていただきました。 もちろん教えるだけではなくて、辛い時には寄り添い、励ましの言葉をかけていただいたことも大きな支えになっています。 そうして育まれた「師弟関係」にも似た関係性は、現在も続いているんですよ。 社員同士の絆もまた、入社してから手に入れた大切な財産のひとつですね。
My choice -この会社を選んだ理由- 暖かな出会いを通して、あなたもこの町がきっと好きになる。
このお仕事の面白さはやはりお客様との対話を通して信頼関係を作っていくこと、にあるように思います。 一度訪問したお客様は定期的に訪問させていただくことになりますが、その時その時でお客様のニーズを考えながら「季節が変わりましたね、滋養のお薬を置いておきましょうか」といった形で新しいお薬を提案させていただくことも。 最近では病気の予防や初期段階治療についての関心が高まっていることもあり、事前にリサーチをしたりその地域の特性を考えながらの営業を心がけています。 それによってお客様との距離も縮まりますし、逆に病気の予防について教えていただくこともあったりで、勉強になります。(笑) 不思議なもので、一件のご家庭で配置薬や私たちに信頼を置いていただけると、その地域に一気に評判が伝わるケースが多いように思います。 やはり口コミの力は大きいですね。 その時に「あなたに良くしてもらったから」や「あなたにお願いしたくて」というお言葉をいただけると、お役に立てた喜びと同時に「やっていて良かったなぁ」と心から思います。 やはりお客様と直接お話をすることができるというのは醍醐味のひとつになっているように思います。 また、新規のお客様のお宅にお伺いする時は、背筋が伸びる思いがして常に新鮮な気持ちを持ち続け、初心を忘れずに臨めるという点も個人的にはプラスですね。 ルート営業というと、毎日同じ業務の繰り返しというイメージがあるのではないでしょうか? しかし私たちの営業スタイルは少し違っていて、お客様はすべてどこにでもある一般のご家庭。 それぞれのライフスタイルや生活習慣など、ひとつとして同じものはないんです。 ですから、それぞれのご家庭の状況に応じて柔軟にお勧めする商品を変えていく必要があります。 そこに難しさを感じると同時に、面白さややりがいも感じています。
Growth and development -成長を実感したい- セルフメディケーションで生活を豊かにするプロフェッショナルへ。
科学技術や医学の進歩に伴い、平均寿命が長くなったことで自宅医療やセルフメディケーションへの関心が高まっています。 セルフメディケーションとは、自分自身で病気予防や悪化を防ぎ、健康維持を心がけること。 私たちは、お客様一人ひとりに合わせた様々なご提案を行うことでお客様のセルフメディケーションをサポートする様々なサービスを提供しています。 そのひとつが営業の登録販売者資格取得のための研修です。 登録販売者は一般的用医薬品の販売に必要な資格で、お客様への詳細な説明を行う義務・努力義務を負うことになっています。 この資格を取得することで、弊社の社員は薬品販売者としての知識と責任を持つことになるのです。 これにより、お客様に安心感と信頼を持っていただけているのではないかと思いますね。 また、ご自宅までお伺いして詳しく健康状態や生活習慣についてお話を聞くチャンスがあり、定期的にお顔色や近況を観察することができるというのも大きいのではないでしょうか。 病院での問診では知ることができない細かな体調の変化に気付き、病気の予防や対症方法をお伝えできる私たちの仕事は、高齢化社会が進むことでより大きな意味を持っていくことになるはず。 歴史と伝統ある業態の「薬売り」の仕事の社会貢献性を肌で感じながら、より一層知識とお客様との信頼関係を積み重ねていけたらなと思います。