What I do -こんな仕事をしています- 工業用機械の電気設計を担当しています。
当社では、自動車のエンジン部品を素材から加工するための機械であるマシニングセンタを生産しています。そのマシニングセンタの電気設計の図面を作成するのが、私の仕事です。電気設計においてはメイン担当者とサブ担当者の二人一組で、ラダー・ロジックというプログラミング言語を使用して行っています。
少し専門的な話になりますが、当社のマシニングセンタにおいて、「機械を起動させるプログラム」と「製品を加工するためのプログラム」は、別々に分かれています。製品加工のためのプログラムは生産技術課が担当しており、私たち電気設計課は機械を起動させるためのプログラムを担当しているというわけです。
My work -先輩たちの働く姿- 手がけた製品が考えた通りに動くと、モチベーションは高まります！
当社は開発から設計、組立、出荷までをワンストップで行っているので、1つの製品の最初から最後までに関わることができます。その中で、私が担当している電気設計は、機械を動かす重要な部分なので、設計した通りに起動したときが、一番嬉しい瞬間ですね。 特に搬送装置などのオーダーメイド機械を製作した際は、その気持ちが強くなります。搬送装置は、部品の自動製造ラインを作る時に必要で、加工した部品を次の工程へ搬送（移動）するための機械です。これが無いと、人間が部品を一つひとつ取り出して、次の加工工程へ設置しなければなりません。量産機であるマシニングセンタとは違い、各企業や工場のオーダーに合わせて生産するのが一般的で、私たち電気設計課がメイン担当となって製造しています。 普段の電気設計課は、加工プログラムを行なう生産技術課を支える縁の下の力持ち的な立場ですが、搬送装置の製造においては主役の立場です。その分、プレッシャーも感じますが、それを乗り越えて良い仕事ができたときは、モチベーションが高まりますね！
People and culture -働きやすい職場- エキスパートな先輩たちがとても頼りになります！
まず、職場環境としては、とても清潔な会社だと感じています。社屋はもちろんですが、製造現場もクリーンな環境で、働きやすいと思います。 そして、職場には頼りになる先輩がいます。電気のエキスパートが、同じ部署にたくさんいるのは心強いです。電気設計者がよく悩む、部品の選定や配線の方法などで困ったときは、丁寧かつ的確に教えてくれます。 他部署の人たちも、いろいろとアドバイスをくれます。他部署の人とは、機械の出荷後のセッティングで、一緒に出張へ行くことがあるのですが、冗談で場を和ませてくれたり、製品説明のサポートをしてくれたりと、気を遣ってくれる優しい人ばかりです。出張は愛知県や岐阜県などの当社が納品する工場地域が中心ですが、場合によっては海外へ行くことも。そんなときも、他部署の先輩たちは行き慣れているので、仕事中や移動中もいろいろな面で頼りになります。 その他にも当社では、年２回、お花見と忘年会を開催して会社全体の親睦を深めています。お花見ではBBQをしたり、ビンゴゲームを実施したりして、大いに盛り上がります。話しやすい人が多い会社ですので、楽しく働いています。
Growth and development -成長を実感したい- 入社3年目から飛躍的にコミュニケーション能力が上がりました！
学生時代は、人前で話をするのが苦手でした。今もまだ得意とは言えませんが、学生の時に比べれば、飛躍的にコミュニケーション力が備わってきたと思いますね（笑）。成長を感じたのは、入社して3年目くらいからです。 その頃から、機械を製造する上でのメイン担当者になり、機械に関する質問事項は、主に私が受けることになったのです。ミーティングや会議でも、必然的に私の発言する機会が増えていきました。こうした経験を積み重ねることで、コミュニケーションをとるポイントが着実に身についてきましたね。 現在でも、ミーティングや会議などで話すことが多くあります。「機械にどういう機能を付けるのか？」「どのような動作が必要か？」などについては、相手の要望をしっかりとヒアリングして、さらに自分の意見も言わなければいけません。学生時代は自分一人で行なう研究などが多かったのですが、社会人になるとまわりと連携して仕事をすることが必要です。こうした環境の変化が、私のコミュニケーション力を向上させてくれていると、毎日肌で感じていますね。
