- Profile
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氏名:鈴木 佳奈
職種:採用担当
入社:2015年4月
部署:経営管理室 人事課
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阪急デリカアイの幅広い事業に興味を持ち、説明会に参加。会社の現状や新卒採用に懸ける想いを真摯に話す姿勢に魅力を感じ、2015年入社。現場研修終了後、スーパーの後方支援を半年担当しその後は人事課へ配属。現在は採用、研修、教育と今後会社を担う新人の育成に携わっている。
What I do -こんな仕事をしています-その時は分からなくても、後になって役立つことがたくさんある。
入社して全部署を半年かけてラウンドする現場研修の後、私はグループ会社のスーパーマーケット「阪急オアシス」の後方支援として、半年間で5店舗を経験しました。揚げ物などの惣菜を店舗の厨房で作っていたんですが、スタッフと一緒になってコツコツ仕事を進めるタイプの部門長、また自ら先頭に立ってスタッフを引っ張っていくタイプの部門長など、それぞれの店舗でスタッフのカラーも様々で、短期間でしたが非常に多くの人間性に触れることができました。
当時の経験は、今の業務に確実に生きていると思います。もしそういう経験がなければ、店舗など他部署に電話をかける際にも「今の時間は忙しいかな」など、考えることができなかったと思います。最近では、現場にどうアプローチしたら、自分の仕事がよりスムーズに進むか、他部署の人にも協力してもらえるか、ということも見えるようになってきました。
振り返ってみると、入社後すぐの研修も、その後の店舗での後方支援も、当時の私は目の前のことをこなすことだけに必死でした。ただ、自分が気付かなかっただけで、2年目以降でも、30歳になっても、40歳になっても大事なことを教えてもらっていたんだな、と今は思います。人事という仕事柄もありますが、新人の採用、またその後の研修・教育に関わる上で、当時の経験を振り返りながら仕事ができるのはとても有難いです。
My work -先輩たちの働く姿-仕事をさせられるのではなく、させてくれる上司の下で。
自分から提案して「やってみろ」と言われたとき、私は「よし!」と思います。やらされているのではなく、進んで仕事をやっている感じを味わえるのが嬉しいんですね。仕事は、「やらされている」より、「自分でやる」方が断然面白いと感じます。 これは、2015年から、私も含め新卒の若いメンバーが増える中で、「仕事を任せる」ということが、阪急デリカアイの社風になってきたからではないかと思います。同期入社の他部署のメンバーを見ていても、のびのび仕事をしていて、そのあたりの力加減が絶妙だと思いますね。 私自身、2年前に店舗の後方支援の部署から人事課に配属になりましたが、配属直後にその年入社してきた新人社員の研修を任されました。私も研修を受けきて今がありますが、それを新人に教えるのはまったくの別物です。はじめて給与計算をしたときもそうでした。「労働基準法?」そんなところからのスタートでした。仕事なので大変さもあります。でも「自分でやれる!そこが面白い!」と私は感じています。 その環境を有難いと思うのは、逆の立場を想像するからです。自分にもプレッシャーがあるけれど、まだ社歴の浅い社員に全権を委ねる上司の懐の深さを考えるとすごいな、と。これは何としても応えないとなって思います。ただ仕事をこちらに投げているだけでなく、何かあったときはブレーキをかけてくれるという信頼もあるので、どんどん自分の考えを仕事に反映させていける楽しさがありますね。
Education -この会社で身に付くこと-社会人として、業務以前に大切にしてほしいこと。
学生が社会人になる時点で、環境も人間関係もこれまでとはガラリと変わります。仕事をして給与を得ることが生活の真ん中に据えられることで、緊張感もあると思います。 阪急デリカアイでは入社後、半年をかけて全部署をラウンドする研修を実施しています。その中でまず社会人の基礎、そして個人の適正、希望、意欲などを考慮した上で部署配属しています。最初の配属先では初めてのことばかりで気疲れもあると思います。ただそうした苦労は、その後必ず生かすことができます。配属されて1年、2年もすると「あの時しんどいと思っていたことなんて、たいしたことなかったな」。そう思えるぐらい精神的に成長した自分に気付くはずです。 阪急デリカアイでは仕事の忙しさや苦労も、新人のうちからお話しています。最初はびっくりするかもしれませんが、それらはいずれ上司や先輩、同僚たちに自慢できる笑い話に変わります。私たちはそうなるように同期社員を集めての意見交換会などフォローアップや、それでも追いつかないときは個々に連絡をもらって相談に乗ることもあります。 どこの企業に就職しても、社会人になる以上は『壁』があります。決してあせることはありません。まずはいろんなことを経験して欲しいと思います。それによって生まれた意見、想いを受け止め、成長できるように導いていくのが私たち阪急デリカアイの教育方針です。