- Profile
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氏名:衣笠 彰吾
職種:プロジェクトマネージャー
入社:2014年6月
部署:技術業務課
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1991年、兵庫県生まれ。2014年、神戸学院大学経済学部卒業。大学4年生のとき、実家の建て替えをきっかけに建築の仕事に憧れ、株式会社夢真ホールディングスに入社。現場を管理するプロジェクトマネージャーとして、これまでにマンション、小学校、病院、老人ホームの建設に携わる。
What I do -こんな仕事をしています- マンション、病院など、さまざまな建築現場を管理
プロジェクトマネージャーとして、建築現場の施工管理業務を行っています。主な仕事内容は、朝礼での挨拶や連絡事項の伝達に始まり、現場の安全や品質、工程の管理、書類の作成など。入社1年半なので、所長や主任、夢真ホールディングスの先輩に教わりながら仕事を進めています。職人さんとの打ち合わせが多い為、日頃から同じ現場で働く方々とのコミュニケーションを大切にしています。
これまで、マンション、小学校、病院、老人ホームなど、さまざまな建設現場に携わってきました。建物のジャンルによって構造や作り方が違い、建設会社によって使われる技術やルールも異なりますので、貴重な経験を積んでいます。その中で心がけているのは、何に対しても興味を持ち、知ろうとする姿勢です。
私は、大学で建築を学んでいたわけではないので、最初は図面を読むのも苦労しました。でも、実際の現場で、職人さんの仕事を見ているうちに、少しずつ覚えて、わかるようになっています。
たとえば配管には種類があり、施工図面では赤色の配管は温水、青色は冷水、白色は排水というように色分けされているのです。そうしたことや、現場の動きを理解できると、作業の確認や段取りがスムーズになります。日々の積み重ねが確実に自分のスキルになっていると思います。
My choice -この会社を選んだ理由- 大規模な建設プロジェクトに携わってみたかった
大学4年生のとき、実家を建て替えたことがきっかけで「自分もこんな仕事がしたい」と思うようになりました。大工さんの手で建物が作られていく過程が興味深く、内装を親と一緒に考えたこともあって、完成したときに、とても感動したのを憶えています。 大学では経済を学んでいて全くの畑違いでしたが、建設業界への想いが捨てきれず、「とにかくやってみよう」と決心。大規模なビルやマンション、学校などの建設に携わりたくて、夢真ホールディングスを選びました。 アウトソーシングという働き方なので、夢真ホールディングスの代表という自覚を強く持っています。 最初に担当したのが大型マンションだったので、このような大きな現場でやっていけるのか不安がありました。しかし周りの人たちに恵まれ、専門外から入社したにもかかわらず、ていねいに教えてもらえて、感謝の気持ちでいっぱいです。ようやく1年半になりますが、まだまだ知らない事ばかりで、毎日が勉強の日々です。その為、まだ「これが建築業界でのやりがいです」と言い切れる物はありませんが、現場を重ねるうちに、ようやくこの業界でやっていけるという気持ちになりました。これまでの経験が自信につながっているのかもしれませんね。
My choice -この仕事を選んだ理由- 家族にも誇ることができる、地図に残るような仕事
この仕事の魅力は、なんといっても地図に残る仕事であること。いつか自分の子どもに、「これ造ったのパパやで」と言うのが、ひとつの夢でもあります。 施工管理は職人さんに指示を伝え、現場をまとめ、建物造りをスムーズに進めていく仕事です。 学生時代と比較して一番成長したと感じるのは、物事を深く考えられるようになった点です。私は、接客のアルバイトをしていたのでコミュニケーションに自信はありましたが、この仕事は、コミュニケーションだけでなく、先を読み、考えて進めることが求められます。 たとえば、現場で、職人さん同士の工程が重なってしまったとき。全体のスケジュールを確認し、両者の話を聞き、優先順位を判断して、どちらかの職人さんは違う作業に入ってもらうなど調整しなければいけません。どちらの職人さんにも気持ち良く仕事をしてもらえるように、調整するのが、私の腕の見せどころです。 これからもっと知識を吸収し、経験を積んで、現場全体をきめ細かく管理できるようになりたいですね。工程に遅れがなく、現場の方々が気持ち良く仕事ができるように、まだまだ勉強の日々です。
My work -先輩たちの働く姿- 国家資格を取得し、手に職のあるプロになりたい
将来的には、1級建築施工管理技士や一級建築士の資格を取得して、建築や設備のプロフェッショナルになりたいと考えています。そして、自分が所長となって大型プロジェクトを手掛けたいですね。ゆくゆくは自分の家を自分で建てたい、という想いもあります。 今はその夢・目標に向かっている途中です。辿り着くためには、施工管理や意匠設計、施工図作成、CADオペレーション、積算、申請書作成などの実務をはじめ、物事を伝える力などを身に付けていかなければなりません。 今の私では、大きなプロジェクトをリーダーとしてまとめたり、自分の家を設計したりするには、まだまだ知識や経験が足りないのです。努力すれば道は開けると信じているので、今以上に頑張ります。 この仕事に就いてから、街を歩いているとき、建物を見る目が変わりました。 以前なら、ただかっこいいと見ていた外観の細かいところまで気になります。壁の素材や、床など、内装デザインに「なるほど」と感心することも。 そういうとき、「やりたかった建築の仕事に就いている自分」を実感して、ちょっとうれしくなりますね。