- Profile
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氏名:中村 早希
職種:営業
入社:2014年4月
部署:営業本部 グループ推進部
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多くの人の心を動かし、価値観を変えるような仕事に携わりたいと考え、広告業界を志望。鉄道系の広告代理店の説明会にも複数参加しながら、「雰囲気が自分に一番合っている」と感じた小田急エージェンシーに、2014年4月に入社。研修後、150店舗を擁する新宿ミロードの営業担当に配属される。 2015年2月に、「成城コルティ」「経堂コルティ」担当に異動。コルティチームの一員として活動する一方、異動と同時にスタートしたショッピングセンターのブランディングにも参加。社内スタッフやお客様とのコミュケーションを通して様々なことを学びながら、自らもブランディングに関する意見を発信するなど、仕事の幅を広げている。
What I do -こんな仕事をしています- 尊敬する先輩・上司に学びながら、徐々に自分の意見を発信しています。
私は現在、「成城コルティ」と「経堂コルティ」という小田急のショッピングセンターを担当し、情報誌やポスターの制作、イベントやキャンペーンの企画・運営を行っています。バレンタイン、夏祭り、クリスマスなど季節ごとの催事や“オープン5周年記念”などのイベントに向けて3ヶ月前から内容を企画。営業の先輩をはじめ、マーケティングやコミュニケーション設計、販促物などのデザイン制作を行う社内スタッフ部門の方々と10名で「コルティチーム」を作り、毎日様々な打ち合わせやお客様へのプレゼンを行っています。学生の頃から、多くの人の心を動かし、価値観を変えるような仕事をしたいと考えていた私にとって、とてもやりがいのある環境です。尊敬する先輩・上司の仕事ぶりに学びながら、ショッピングセンターのブランディング活動では徐々に自分の意見を発信できるようになってきました。
My choice -この会社を選んだ理由- 「あなたにとっての世界遺産は?」という質問に、アドリブで答えた内容が評価された。
印象的だったのは最終面接です。私を含め、4人の学生が集団で面接を受けました。その日は、富士山が世界遺産に登録された翌日でした。面接官から急に「あなたにとっての世界遺産は?」と聞かれたのです。想定していた質問ではなかったので本当に焦りました。指名された順に答えることになり、私は3番目に。指名されてもまだ良い答えが浮かばないので、開き直ってこう答えました。「私は雨が好きです。6月の梅雨の時期は、雨が降ってきたらわざわざ散歩に出かけるほどです。小田急線のある駅を降りると、住宅街の奥のほうに紫陽花がきれいに咲いている小道があります。私はその空間が大好きで、雨の日にはお気に入りの傘を差して歩きます。その場所が、私にとっての世界遺産です!」。内心、落ちたな…と思いながら話していました。採用されてから「あのとき、雨の話をしていた子だよね!」と覚えていただいことが分かったのです。今思えば、マニュアルにしばられない回答が良かったのかもしれません。実際の仕事では、その場でどんどん意見やアイデアを出していくことが求められますから。
People and culture -働きやすい職場- お客様・社内スタッフ両方に、真摯に対応する先輩と上司を心から尊敬しています。
私には尊敬している人が2人います。1人は、現在一緒に営業の仕事をしている5年目の先輩。もう1人は、私の上司であるマネージャーです。お客様先に同行したり、社内の打ち合わせに同席したりしながら仕事ぶりを拝見し、いつも勉強しています。2人とも、お客様に対してはつねに真摯に対応し、社内のスタッフに対しては相手の協力を引き出すコミュニケーションに長けているからです。例えばお客様との打ち合わせで難しい相談をされても、むしろ身を乗り出して話を伺います。相手を嫌な気持ちにさせないだけではなく、日頃から収集している情報をもとに、難しい相談を実現可能な方向に持っていく姿勢が素晴らしいです。 また、企画やマーケティングなどの社内スタッフに対しては、お客様の要望をそのまま押し付けたりはしません。お互いにアイデアを持ち寄り、どのように協力し合えば要望を実現できるかをしっかり話し合うのです。もちろん2年目の私の意見にもしっかり耳を傾けてくれます。将来、目指すべき姿だと感じています。
Careeres -キャリアプラン- 社内初のブランディング活動に1年目から参加し、意見を発信できるやりがい。
入社して1年目の冬、社内で新しい取り組みがスタートしました。ショッピングセンターのブランドを作っていこう、というものです。まずは担当エリアである世田谷にお住いの、30~40代のお母さんたち(「成城ママ」「経堂ママ」と呼んでいます)のターゲット分析を行います。その方々が求めていることを言語化して、ブランディングを行うことになりました。私たちは広告代理店としてブランドを作るためのステップを設計し、お客様と一緒に具体策を考えているところです。実はこの取り組みは当社でも初めての取り組みなので、まだまだ手探りの状態ですが…。例えば、「成城ママ」「経堂ママ」の皆さんに集まっていただいてヒアリングを行なった後、ショッピングセンターの「プロポジション」(達成目標)をみんなで決めました。次のステップとして今は、テナントのスタッフの方々に、職場であるショッピングセンターを好きになってもらうための「ブランドブック」を作っているところです。スタッフと意見を出し合いながら一歩ずつ仕事を前に進めている瞬間に、とてもやりがいを感じます。