- Profile
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氏名:D.Y.
職種:システムエンジニア
入社:2013年4月
部署:運輸システム事業部
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東京理科大学理工学部卒。大学では抗がん剤などの医薬品開発を研究。幅広く新しいことに挑戦できる環境を求めてキーウェアソリューションズに入社。タブレットを活用した新システムを開発。現在、プロジェクトリーダーとして活躍中。
What I do -こんな仕事をしています- タブレットを活用した、誰もが使いやすいシステムを開発
当社では、官公庁、通信、運輸、医療、金融など、社会インフラを支える様々なシステムを開発しています。私が所属する運輸システム事業部では、おもに鉄道に関する各種管理システムを手掛けています。
入社当初は、交通広告管理システムのプログラミングやテストを担当していました。その後、タブレットを活用した駅の検査システムを開発したことをきっかけに、現在はタブレットを活用した金融システムを開発しています。口座の開設などの際に、タブレットに手書きで入力したデータをそのまま管理できるもので、もともとは駅の点検作業で使用されていたシステムを金融向けに応用したものです。手書き入力方式はキーボード入力に慣れていない高齢者など、あらゆる世代の方々が利用できるものになっています。
タブレットやスマートフォンを使ったシステムは身近ですし、一般の人向けのサービスも開発できます。この技術をさらに応用し、鉄道に限らず様々な業界で活用できるシステムへ発展させたいと考えています。
My work -先輩たちの働く姿- 新しい知識が新しい仕事につながる面白さ
私が入社した当時は、タブレットを活用したシステムの開発実績は少なく、ゼロから勉強して開発しました。もともと新しいことに挑戦するのが好きで、学生時代は抗がん剤などの新薬の研究開発をしていました。当社は新しいことに取り組むことに積極的な会社で、私が提案したときも挑戦してみるように応援してくれました。勉強しなければならないことはたくさんありますが、新しい知識が仕事につながっていくことが楽しいですね。 現在の開発チームは4人で、プロジェクトリーダーを任されています。システムが大きくなるほど関わる人の数が多くなりますし、社外の人とのやりとりも増えます。開発業務に関しての認識に齟齬があると、後々大きな問題になりかねません。リーダーとして、開発に関わるすべての人と正確に情報を共有できるように心掛けています。 入社前に抱いていたSEの仕事のイメージは、1日中パソコンの前で黙々と作業をしている、というものでした。でも、実際には、お客様や社内のいろいろな人とコミュニケーションをとる機会が多いですね。自分一人では作れないシステムも、他のメンバーと一緒になら作ることができる。これがチームで仕事をする面白さです。IT技術はどんどん進歩していきます。タブレットの次にくる新しい技術は何かを見極めながら学び、これからも新しいことに挑戦していきたいですね。
My choice -この会社を選んだ理由- 言われた通りではなく、いいものを目指してお客様と一緒に作っていける
学生時代に医薬品の研究をしていたこともあって、就職活動では医療分野に特化したIT企業への就職を考えていました。そうはいっても、入社した後、興味の対象が変わるかもしれないので、幅広い分野を手掛けている会社のほうがいいと、いろいろ探している中で当社と出会いました。 人事の方が話しやすかったですし、こまめに連絡をもらえて、「面倒見の良い会社だな」と感じたのが入社の決め手になりました。実際、研修時や配属先の先輩たちもみんな面倒見がよくて、今もいろいろな相談にのってもらっています。 また、開発から運用まで一貫して仕事に携わることができる点も、当社を選んだ理由です。当社のシステム開発は、お客様から言われた通りに作って終わり、ではありません。お客様との話し合いの中で自分のアイデアを伝え、お客様と一緒に作っていくことができます。 タブレットのシステムを開発した時も、お客様から「一緒にいいものを作りましょう」と言っていただけました。打ち合わせで開発中のものを持っていくたびに、「すごい!」と喜んでいただけたことが、とても嬉しかったです。運用がスタートした後もお客様の反応を見ながら改善するなど、最後まで見届けることができています。それだけに、自分たちが開発したシステムへの愛着も深くなりますね。
Growth and development -成長を実感したい- 経験を積んだから理解できることもある
新人の頃、担当したシステムが想定外の動きをするというトラブルがありました。どうすればいいのかわからず焦るばかりで、先輩がフォローしてくれました。これまで、失敗も含めていろいろな経験を重ねるうちに、トラブルがあっても落ち着いて対応できるようになったと思います。当時は先輩から言われただけではピンとこなかったことも、経験を踏まえて振り返るとよく理解できます。実際に経験することの大切さを感じています。 また、リーダーを務めることで、メンバーのことも考えられるようになったと思います。自分一人が頑張ればよかったときと違って、後輩の育成もリーダーの大切な仕事の1つです。チームの3人のメンバーは、入社当時の私と同様に、IT技術がないところからスタートしています。基礎から教えていくのですが、それぞれのキャラクターにあわせて指導方法を変えるようにしています。後輩のスキルが上がっていくたびに成長を感じられて嬉しいですし、自分の取り組みに手応えを感じることもできます。 リーダーになってから、自分が新人だった頃の話を先輩とする機会が増えたのですが、自分が失敗した時に実は先輩がお客様に謝りに行ってくれていたことなど、自分の知らないところで先輩がフォローしてくれていたことを知りました。自分も後輩に対してそうでありたいですね。そして、後輩にも新しいことに取り組むことの楽しさを伝えて、一緒に挑戦していきたいです。