• Profile
  • 氏名:森田 健司

    職種:販売職

    入社:2006年

    部署:四万十店 店長

  • 前職では、造船所で漁船の修理を行う。着物を着ることへのあこがれから、2006年に『紀久屋』に入社。四万十店に配属され、地域のお客様へ着物の魅力を伝える。2010年に店長代理に、2011年には店長に昇進。8名のスタッフと力を合せて、さらなる店舗の発展を目指す。オフの日は近所の海で釣りを楽しみ、実は社長も釣り仲間。公私でコミュニケーションをはかり、仕事も釣りも教わっている。

What I do-こんな仕事をしています-お客様とのつながりを楽しみながら、着物の魅力をさまざまな場面で伝える。

店長としてスタッフの管理をしながら、お客様のご自宅に訪問して着物の展示会やイベントのご案内をしています。当社は日常の中でも着物を楽しんでほしいという想いから「着物で遊ぼう会」というイベントを開催しており、その引率も私が担当。皆さまと料理を味わったり、日本庭園を散策したり、文化財の施設を訪ねたり、さまざまな場所に出かけて着物への愛着を深めています。

イベントの企画はお店のみんなで考え、最近では初めて飾り紐やブレスレットをつくる会を店舗で行いました。男性のお客様にも喜ばれ大成功だったのですが、もともとは私が趣味でアクセサリー店に出向いてつくり方を習ったのがきっかけなんです。会社として「こうしなさい」という決まりはないので、スタッフに自由にアイデアを出してもらい、いい意見は積極的に採用しています。

また繁忙期である成人式の日には、着付のチェックを行うのが店長の役目。ゆるんでいないか、きつすぎないかを細部までチェックして、毎年50~60名の身だしなみを完璧な状態に整えています。前日の夜から準備を始めるので楽ではありませんが、一生に一度の晴れ舞台を輝かしいものにしたいという気持ちでがんばれます。式が終わったあとに、「お世話になりました」とお礼を言いに来てくださる方もいらっしゃり、毎回「やってよかった」とうれしい気持ちになりますね。



My work -先輩たちの働く姿-プラス思考になることで、結果も良い方向に。自分に自信を持てるようになり、性格も変わりました。

どの仕事でも同じだと思いますが、楽しいことがあれば、つらいこともあります。私の場合は、入社からの1年半が非常に苦しい時期でした。うまく成績を残せず悩み、「給料をいただいている以上はお役に立ちたい」ともがきながら、悶々とした想いを抱える毎日。そんなときに仲良くなったお客様が「大変だろうけど、頑張ってね」という言葉をかけてくださったんです。「はい」と約束したからには頑張らないといけない。そう決意すると、ふと物事の良い面だけをみようという意識が芽生えました。 それまでは、お客様にお話を聞いていただけないときは落ち込んでいたのですが、「顔だけでも覚えていただけたぞ」とプラスに考えるようになってから、物事も良い方向に。お客様との距離も時間が経つにつれ縮まってきて、最初は「紀久屋さん」と呼ばれていたのが、「森田さん」と名前で呼んでいただけることも増えていきました。今ではお客様宅へ伺うと採れたお野菜やお米をいただくこともあり、逆に趣味の釣りで釣った魚をさばいてお渡しするなど関係も深まっています。 関係ができ上がったことで結果も自然とついてきて給与も上がり、店長に昇進したときには念願であったマイホームを購入できました。苦労した分だけ、乗り越えられたことが自分の自信に。妻からも「前は頼りないところがあったけど、すごく変わった」と言われました。自分の経験をふまえて後輩にも「足りないと感じる部分はすべて伸びしろ。粘り強く取り組めば、きっと変われるよ」とアドバイスしています。

People and culture -働きやすい職場-尊敬している会長と社長が、私の目標。お二人に出会えたことで、大きく成長できました。

入社の決め手は、着物へのあこがれでした。老後に自宅の縁側でお茶をすする、そんな時に着物を着ていたらかっこいいだろうなと漠然と考えていましたが、入社すると着物と同じくらいあこがれる会長と社長に出会え、それが当社で働く強いモチベーションになっています。 お二人とも器の大きな人で、会長からは常に学び続けることの大切さを学んでいます。もう70歳を超えていらっしゃるのですが、向上心の塊のような人で、この間はスマートフォンの使い方を若手に聞いて勉強されていました。その姿勢に刺激を受けます。年15回ほどある展示会では会長自らお客様へ接客されるのですが、会話の間の取り方や話題の切り出し方が非常に巧みで、私も会長の接し方を見ながら真似をしています。最近お客様に、「会長に似てきたね」とおっしゃっていただけたのでうれしくなりました。 社長は入社当初の苦しかった時期に、何度も悩みを聞いてくれました。あのときに社長がいてくれなければ、おそらく現在の自分がいないと思いますね。私が店長に昇進してからも、管理職としてのあり方や店舗運営についてアドバイスしてくれるなど、商売とはどうあるべきかを叩き込んでくれます。また私と同じく釣りを趣味とされている人で、沖磯釣りに一緒に出かけた際は釣り方も教わりました。公私ともにお世話になっており、本当に感謝してもしきれません。 いまはお二人についていくのに精一杯ですが、いずれは肩を並べるくらい成長したいと考え、日々精進しています。

Careers -キャリアプラン-四国に店舗を増やせるように、奮闘中。いつか海外に出店できるように、準備を進めています。

入社当時から10年間の計画をつくり、達成できるように実行しています。最初の計画はマイホームを建てたことで達成できました。今度は自分のことではなく、『紀久屋』をどうやって大きくしていくかを考えています。まずは、四国での展開を拡大すること。いまは「四万十店」しかないので、増やしていくために展示会では遠方にも足を延ばしています。これまで4つの会場を回りましたが、手ごたえも十分。ひとつずつ出店していければと思います。 店舗が増えるということは、店長が増えるということにつながるため、後輩の育成も欠かせません。「いつか店長になるときがくる」と日頃より言い聞かせ、管理業務も徐々に任せています。後輩は、男性・女性ともに全員優秀で、ある男性社員は入社1年目で私の3年目と同じ成績を残しました。今後どういう風に成長していくか、いまから楽しみです。 その先の想いとしては、いつか海外へ出店したいと考えています。日本文化を好む外国の方は世界中にいるので、チャンスはたくさんあるはずです。例えば、美術品のような着物を集めてニューヨークで個展を開いてみるのも面白そうですよね。また海外からの訪日観光客の数も増えていて、現在は東京や京都などのメジャースポットだけでなく地方にも注目が集まっています。実際に、当店にも海外からのお客様がお越しになります。そういう背景もあり、将来にそなえて英会話の勉強を始めました。スタートしたばかりなので、まだうまく話せませんが粘り強く取り組んで、2020年までには外国の方ともコミュニケーションをとれるように頑張ります。

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企業情報
企業名

株式会社紀久屋

業種 アパレル・服飾関連
事業内容 呉服・宝石(小売)
Webページ 企業ホームページ
Facebook
設立(年・月) 1976年
代表者名 上田 晃司
資本金 1,000万円
上場データ 未上場
売上高
従業員数 34名
従業員平均年齢
本社所在地 岡山県岡山市北区表町1-7-33
勤務地
(都道府県)
岡山県, 高知県

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