- Profile
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氏名:原田 隆広
職種:プランナー
入社:2014年4月
部署:株式会社福屋工務店 京都営業所 施工管理職
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大阪府寝屋川市出身。2014年6月から2015年6月までの1年間は津田取次所(大阪府枚方市)に所属。2015年7月より京都営業所へ異動となり、現在に至る。二級建築士。
What I do -こんな仕事をしています- 新築工事やリフォームの現場を管理する仕事です。
戸建て住宅やマンションなどの新築、リフォーム工事の施工管理を行っています。具体的な業務は、作業を行う職人さんのシフト管理や作業の進捗状況の確認・報告などで、先輩社員である施工マネージャーのアシスタント的な立場で、現場の業務をサポートしています。
現在は、京都市内のマンションリフォームを担当。現場にいることが多く、現場作業が行われない日は事務所でオフィスワークを行っています。現場の進行具合や課題・改善点などを上司に報告し、適切な指示を仰ぎ、現場の職人さんやスタッフに伝達するパイプ役としての役割もあります。
これまでに新築工事、リフォーム工事、解体作業などの現場を経験してきました。工事の規模にもよりますが、期間はだいたい1カ所の現場で3カ月くらい。今は、どの現場においても、最初から最後までの全工程に携わり、各工事の経験や知識を積み重ねているところです。2016年度中に1つの現場を、私がすべて管理できるようになることが目標で、2017年には先輩や上司のように複数の現場を同時に管理する施工マネージャーの立場になりたいと思っています。
My choice -この仕事を選んだ理由- 施工管理職のイメージが、どんどん良い方向へ変わっています。
学生時代から建築系の勉強をする中で、漠然とイメージしていたのは、「施工管理職は朝早くて夜遅いのではないか?」ということ。しかし、入社して、そのイメージが良い意味で違っていました。今のマンションリフォーム工事の現場で言えば、朝に始業して、毎日夕方には終わります。音の問題があるので、夜遅い時間の工事はできません。だから、残業することも、ほとんどないですね。事務所でオフィスワークをするときも、ビルのセキュリティ上、20時半以降に残って仕事をすることができなくなっています。なので、必然的に仕事を効率よく進めるようになっています。 また、もうひとつ持っていたイメージは「施工管理職はお客様との接点が少ない仕事」ということです。お客様とのやりとりは営業職が担当して、施工管理職は職人さんや取引先とのやりとりが中心だと、勝手に思っていたんです。しかし、これも良い意味で違っていました。まず当社は、最近まで施工管理職が営業活動を並行して担当していたという側面があります。2015年からは施工管理職は施工管理業務に特化するようになりましたが、それでもお客様との接点は多くあります。例えば、私が担当した耐震工事の案件でのことです。耐震工事は作業内容が複雑で、一般の方には何をしているのか理解されにくいところがあるので、作業の意図や進捗状況を、私がお客様へ毎日報告していました。すると、工事を終えた際に、「君のおかげで工事内容がよくわかって安心できた。ありがとう」と言っていただけたんです。しかも、当社の仕事ぶりを信頼していただき、ご親族のリフォーム工事のご依頼までいただきました。施工管理職をしていて、お客様から直接、感謝の言葉をいただけるとは思っていなかったので嬉しかったですね。
My choice -この会社を選んだ理由- 父との思い出を面接で話し、入社後、役員から声をかけられました
私の父親は、部屋の壁紙を貼るクロス職人の仕事をしています。なので、学生時代にはよく手伝いをしていたんです。そのクロス貼りの楽しさに、まつわるエピソードを面接時にしました。 部屋の壁紙を貼り替える時は、何枚かをつなぎ合わせる必要があります。そのつなぎ目とつなぎ目をあわせることを「ジョイント」と呼ぶのですが、この作業が職人の腕の見せ所です。つないだ二枚分の壁紙をカッターでスパっと切って、ピタッと合わせます。カッターの刃先の角度が斜めだったりすると、ジョイント部分に隙間ができてきれいではありません。きれいに合わせるのは難しいのですが、上手くできるようになると、最高に気持ちの良い作業なのです。このエピソードを役員面接の時に話したところ、一番関心を寄せてくれたのが工務店部門の役員でした。その時は、自分の言いたいことが伝えられたという気持ちでしたが、内定をもらった後、面接時の役員と話をする機会がありました。「あの時の君のエピソードは、同じ建築に携わる者として感動した。一生忘れないよ」と言ってもらい、「これからも、ていねいに仕事をやり遂げる気持ちを大事にしなさい」と励ましてくれたのです。たくさんの人が面接を受けた中で、私のことを覚えてくれていたことが嬉しかったですし、わざわざ言葉を掛けてくれたことにも感激しましたね。その時ばかりは、父親の手伝いをしておいて、本当に良かったと思いました。
My work -先輩たちの働く姿- 上司と同レベルの仕事ができることを目指して、日々課題のクリアに取り組んでいます
私は「まわりから必要とされたいタイプ」だと思います。今は、それを上司が理解してくれていて、上手くマネジメントしてもらっています。仕事で間違っているときは厳しく指摘してくれますし、できているときは評価をしてくれます。このような環境なので働きやすく、仕事に対してのやりがいも感じています。 今後の目標は、上司と同じレベルで仕事ができるようになることです。個人的には、まだまだ会社に勉強させてもらっている状態だと自覚しています。だから一日でも早く、知識を身につけて、業務の遂行力を高めていきたいですね。 そこで、今の課題となっているのは事務作業です。施工管理職の仕事は書類で記録を残すことが多く、現場が終わった後の時間で正確な作業が求められます。重要な数字関係の記録なので、上司からのチェックが厳しく、毎回ミスをしないように苦労します。こうした事務作業をどれだけスムーズにできるかが、目下の課題になっています。 このような課題を一つひとつクリアしていくと、現在1カ所のみの担当現場の数を、複数箇所任されるようになり、売上面でも会社に貢献していけると思っています。そして、将来的には私が学んだことを、後輩たちに伝える立場になりたいと考えています。