- Profile
-
氏名：石川 春
職種：代表取締役社長
入社：2005年10月
-
2001年3月青山学院大学理工学部卒業。医療設備会社で設備設計、新車の試作モデリングを手がける会社で営業として活躍した後、2005年10月、アルファテックス株式会社に入社。まずは開発部門でシステムエンジニアとしてシステム開発に携わった後、保守業務や自社開発アプリケーションの営業を担当する。2010年3月に同社とグループ会社・アルファ情報サービス株式会社が経営統合したのに伴って、管理部門で二社の制度面の一本化などを図る事業構造改革業務に携わる。その後、営業、管理部門の責任者を経て、2018年4月に代表取締役社長に就任。
Our businesses -会社を知る- システム開発・運用・保守、業務アウトソーシングで、お客様の事業の成長をサポートしています。
皆さんは「DX（デジタルトランスフォーメーション）」という言葉を聞いたことがないでしょうか？DXとはITやデジタル技術を手段として活用し、業務や世の中を良くしていく取り組みのことです。それはまさに当社が創業時からやってきたことなのです。
当社はITを活用して、お客様の現場で業務改善、課題解決をお手伝いし、お客様の成長をサポートするビジネスを展開しています。システムの開発・運用・保守や、経理・人事・情報システムなどの非コア業務は全て当社が担いますから、お客様は本業に徹してどんどん成長してください、というビジネスです。
といっても学生の皆さんには、少しわかりにくいかもしれません。事業をより理解していただくために、創業の想いをお話しします。今から30年以上前、大手コンピューター系メーカーに勤務していた創業者は、システムを開発して導入すればそれで終わりという、当時の状況に疑問を感じていました。そして、導入したシステムがお客様に効果をもたらし、結果を出すまできっちりと見届ける会社をつくりたいと考え、1987年5月に当社を立ち上げたのです。
その後、時代の流れと共に、「システムを使いこなすまでフォローして欲しい」、「業務を代行して欲しい」といったニーズが出てきました。それに応じて当社はサービスを拡大し、システム開発から運用・保守、サポートサービス、業務アウトソーシングまで手がける会社になっていったのです。
2019年から業務可視化分析サービスをスタートしました。これは「業務が複雑になりすぎて、何が課題かわからない」といった声に応えて始めたコンサルティングサービスです。分析ツールを用いて働き方や業務の流れを把握した上で、ばらつきのある業務を標準化するなどの改善策を提案し、実行してきます。お客様と伴走しながら業務改善や効率化を図るこのサービスは、高い評価をいただいています。
Corporate value -私たちの強み- 直接取引率100％！ITを使いお客様の現場で業務改善、課題解決をお手伝いできます。
当社の強みは「IT＋現場力」です。システムを開発する技術力を持ち、現場でのオペレーションもできるので、お客様の現場で業務を担当しながら課題を直接伺い、ITを使って業務改善、課題解決のお手伝いができます。そのために創業以来、こだわってきたのが直接取引です。二次請け、三次請けではお客様の本当の悩みがわからず、満足いただくサービスは提供できません。現在、直接取引率は100％です。 私は以前から、システム開発の価格は、導入効果によって決める効果型にすべきだと考えてきました。例えば業務システムの導入で、お客様の利益が年間1億円増加するなら、その利益の増加額を基準にシステム価格を決める方法です。ところが日本ではいまだに単価×時間で算出する工数型が主流です。 そんな中、2020年度にある世界的大手の家電メーカー様から、効果型のアプローチで案件を受注できました。お客様はコロナの影響でテレワークを推進されていましたが、帳票類を数多く取り扱う経理部門だけは紙文化が根強く、テレワーク化が遅れていました。それに対して当社は、帳票類の配信をWebで完結する自社開発のクラウドサービス『WEB EXPRESS』の導入を提案したのです。同様のシステムでは使用量に対する料金制の企業が多い中、当社はシステムを導入して削減できるコストを基準とした効果型で見積もりを提示しました。これはシステムを導入することが目的ではなく、お客様へ成果をお届けすることを目的としている当社だからこその考えです。 結果、当社の考えにご共感いただけ、2020年10月にサービスインしました。今後は効果型の案件をさらに増やしていきたいと考えています。
Our Vision -戦略・ビジョン- スローガンは「私たちの体験をサービスに乗せ、世の中のバックオフィス業務を場所・モノ・時間から解放する」
当社では3年単位で経営計画を立てており、2021年4月から新しい3ヶ年がスタートしました。それに向けて1年前からこれからの経営計画の策定に向け構想を練ってきました。今回の特徴は、経営陣だけでなく、社員も含めた事業構想ワーキンググループで経営計画を策定したことです。 まず2020年4月に私も含めた4人のメンバーで事業構想ワーキンググループを立ち上げ、上期6ヶ月間で3年後、5年後に当社の目指す姿について話し合いました。そして下期6ヶ月間は、上期で定めた構想を8つのテーマに分解し、各テーマに2名の社員を選抜し、16名で事業構想を練り上げていきました。このようにしたのは、社員のみんなにも自分事として経営をとらえて欲しいと考えたからです。 新しい経営計画では「私たちの体験をサービスに乗せ、世の中のバックオフィス業務を場所・モノ・時間から解放する」をスローガンとして掲げています。これまで当社は、お客様のニーズに応える形でサービスを提供し、成長してきました。しかし変化が激しい時代では、ニーズに応えるだけでなく、自ら仕掛け、お客様に提案していく必要があります。これまで当社が培ってきた経験やノウハウをサービス化して、どんどんお客様に提案していくことで、バックオフィス業務を場所・モノ・時間から解放するお手伝いをしようと考えたのです。 そして、三つの目標を定めました。一つは「お客様に安心を与えるサービス」と「お客様に発展を届けるサービス」の2軸でサービスを確立することです。二つ目は、サービスプラットフォームの構築です。属人化した部分が多い私たちの経験やノウハウをまとめ、社員が活用・継承できるようにしていきます。三つ目は、サービスの幅の拡大です。自社だけではお客様のニーズに応えきれないので、様々なパートナーさんと組んで、新サービスを提供していきます。今後、この三つの目標の実現に向け事業を展開し、さらなる成長を目指します。
We are looking for people who… -私たちが求める人材- 個性があって、自らの意見をしっかり言える芯のある方と仕事がしたい！
当社が求める人物の資質は五つあります。一つは「自ら考える力」です。二つ目はお客様の悩みや先輩・後輩の興味・関心事に「共感できる力」です。三つ目は「誠実さ」です。当社は経理関連の仕事を多くいただいていますので、絶対に信頼できる会社でなければいけません。四つ目は、何のために働くのかを明確にする「目的意識」です。そして五つ目が「個性」です。日本は集団社会と言われ、個性を表現してはいけないような風潮があります。そんな中でも「私はこう思います。なぜなら…」と言える、芯を持った方と仕事がしたいですね。 当社はフラットで、誰もが言いたいことが言える社風です。また「人がすべて」の会社ですから、社員を大切にする会社でありたいと思っています。そして、快適に仕事に打ち込める環境づくりにも取り組んでいます。 その一環として2020年6月、IT企業の新たな集積地として注目される東京・五反田に、本社オフィスを移転しました。新オフィスは、ガラスを多用してフロア全体を見渡すことができ、みんなが一体感を持って仕事ができます。また、以前はなかった社員同士が交流を図る共有スペースも設けました。その結果、これまで以上に社員同士のコミュニケーションが活発になったと感じています。 現在進めているのが、有給取得率を今の85％から100％にする取り組みです。「全部消化してしまうと、その後何かあった時に心配」といった社員の声を受け、2021年4月から、有給消化後に病気や事故で休まなければならなくなった時、最大5日まで取得できる「リザーブ休暇」を設けました。 今後もさらに働きやすい環境づくりを進めていきます。ただし、福利厚生や制度に魅力を感じる方より、事業やサービスに魅力を感じる方に来ていただきたいと考えています。当社には、DXの最前線でお客様の事業の成長を目の当たりにでき、ダイレクトに感謝の言葉をいただける醍醐味があります。そんな魅力ある仕事にチャレンジしたい方をお待ちしています。
