- Profile
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氏名:大塚 麻美
職種:人事
入社:2012年4月
部署:人材開発グループ
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社会学部メディア社会学科卒業。就職活動中に東日本大震災が発生し、価値観が大きく揺らぐ中で、それまで意識しなかった住まいや暮らしの大切さに改めて気付き、渡辺パイプに入社。入社後から人材開発グループに配属され、主に新卒採用に携わる。プライベートでは、最近習い始めたフラダンスに熱中している。
Our businesses -会社を知る-「商社」と「メーカー」の2つの顔があります。
社名から「パイプ」メーカーを思い浮かべる人が多いかもしれません。1953年の創業時は水道パイプの商社(卸売・問屋)として出発しましたが、現在は水道を中心に土木や電気、設備などのライフラインを支える各種資材のほか、住宅建材や機械設備など計100万アイテム以上を取り扱います。私自身、入社後に「こんなに多くの商品を扱っているのか」と、とても驚きました。
事業の柱は「水と住まいの事業」と「グリーン事業」の2つです。売上の8割を占める水と住まいの事業では商社として、上下水道やガスといったライフラインを支える資材に加え、家一軒、建物一棟の建築などに必要な資材をカバーしています。一方、2割を占めるグリーン事業ではメーカーとして、自社ブランドのビニールハウスを中心に農業用設備を開発しています。一見、2つの事業は関連が薄いと思われるかもしれませんが、創業者が50年以上前に日本の農業の発展を想い、自社で取り扱う資材を使ってビニールハウスを開発した経緯があり、今ではビニールハウスの国内シェアはトップクラスを誇ります。
People and culture -働きやすい職場-「100年企業」を目指して着実に前進しています。
将来を見据えてじっくりと仕事に向き合う上で、企業としての安定性はとても重要なファクターと考えています。2016年に創業63年を迎えた当社は、「100年企業」を目指して着実に前進しています。業績は安定しており、2010年より6期連続増収を記録しています。また全都道府県に約450事業所のネットワークを構築しており、毎年約30事業所のペースで増加しています。 好調な業績の背景には、東日本大震災後の復興需要や防災意識の高まり、さらに地域密着型の事業展開の強化に伴う顧客の増加といった要因があります。まだまだ潜在的な顧客は多いと見込んでおり、今後も国内における営業力の強化に努める一方で、台湾に現地法人を設立するなど、アジアを中心とした海外進出にも力を入れていく方針です。
Location -働く土地にこだわりたい-全都道府県に事業所を展開。勤務地の希望は最大限に配慮します。
近年は地元での就職を希望する学生が増加する傾向にあると言われています。ライフスタイルの多様化の表れなのでしょう。全都道府県に事業所を展開する当社では、「地元で働きたい」「東京に出て働きたい」など、社員の勤務地に対する要望には最大限配慮し、臨機応変に対応しています。採用活動も、北海道から九州まで全国各地で展開しています。いわゆる「田舎暮らし」に惹かれる人も増えていますが、もちろん「Iターンをしたい」といった要望も歓迎です。 本人が安心できる土地で働くほうが思い切り力が発揮できると考えていますし、それに土地勘があると地域に入りやすく有利なことが多々あります。引き続き事業所は増加していく予定ですので、それに伴って勤務可能なエリアも拡大していきます。
We are looking for people who… -私たちが求める人材-元気なあいさつと先読みできる心配りが鍵!
一日中事業所にこもり切りという日はほとんどなく、お客様と接する機会が多い仕事です。そのため、いつでも相手が元気になれるようなあいさつができること、それが一見簡単なようで気持ちがこもっていなければできない、私たちの仕事の基本です。 それから、当社の仕事は「売りたいもの」ではなく、「お客さまが欲しいもの」を提供することです。お客さまのニーズは、常に表面化しているとは限りません。例えば、レストランで食事をしている時、コップの水がなくなりそうなタイミングでサッと水を注がれたら、「自分を気にかけてくれている」と、店員さんへの信頼感が増しますよね。それと同じように、私たちの仕事でもお客さまの状況をよく観察し、ニーズを先読みして提案することが大切です。もっとも、そういう能力はすぐに身に付くわけではありません。仕事でも日常生活でも、「こうしたら相手は喜ぶかもしれない」といった小さな発見を行動に移すことの積み重ねによって高まっていくものだと思います。