- Profile
-
氏名:高橋 忠郎
職種:代表取締役社長
入社:2004年4月
-
1998年4月に金融システム開発会社に入社し、資産運用システムサービス開発に従事。外資系保険会社のグループシステム会社勤務を経て、2004年4月に株式会社パワーソリューションズに入社。2008年より取締役として金融ITコンサルティング事業を統括。2016年より副社長(経営統括)として株式公開準備プロジェクトを統括。東証マザーズ上場後、2020年からは中期経営計画策定やVCファンド投資を通じたDX関連の情報収集・調査などの経営企画を担当。2021年3月に代表取締役に就任し、現在は会社全体のマネジメントおよび経営のメンバーの代表を務める。
Our businesses -会社を知る- 資産運用会社に向けた「ラストワンマイル領域」のシステム開発を手がけ成長しています
私たちは2002年の創業以来、資産運用会社をメインとする金融機関に向けた業務システムの開発を中心に手がけ、成長を続けてきました。私たちが特化しているのは「金融ラストワンマイル領域」です。これは大手IT企業さんが提供する汎用業務パッケージやITサービスではカバーしきれないけれど、あともう一歩ITで何とかしたいとお客様が思われている領域のことです。
少しわかりにくいかもしれませんので、もう少し詳しく説明します。各企業では、業務を行う上で、会計用システムや営業用システムなど、汎用パッケージを導入しています。でもそれらは各社共通の機能しかないため、会社によって「この機能をもっと強化したい」とか「こんな機能を追加したい」という要望やそれらシステム間のデータ連携がどうしても出てくるんですね。そんな領域を私たちは「ラストワンマイル領域」と呼んで、そこを「埋める」ことに専門特化してビジネスを拡大してきたのです。
この私たち独自のビジネススタイルは、汎用パッケージを提供する大手SIerからも、顧客であるお客様からも歓迎されています。大手SIerさんからすると、汎用パッケージに修正を加えることなく、お客様各社個別要望への対応や、複数の汎用パッケージやサービス間のデータ連携の自動化を、当社に任せることができるので、お客様に当社をご紹介いただくことも少なくありません。また、お客様からは、一番近い位置で一緒に「よく考えて」、すでにご利用されている複数の汎用パッケージやサービスを「くっつけて」、それでも残るラストワンマイルは自ら「埋める」といったDX推進をサポートするので、「とても助かる」と感謝の言葉をいただいています。その意味では非常にいいポジショニングなのです。
Corporate value -私たちの強み- 手がけているのは資産運用という成長分野のシステム開発!取引継続率が高いのも強みです
私たちの強みは、先ほどお話しした「ラストワンマイル領域」を手がけていることに加え、金融の中でも資産運用という成長分野のシステム開発を中心としていることです。皆さんの中には「金融系システム開発会社」と言うと、銀行や保険会社の大規模システム開発をしている会社を思い浮かべる方も多いかもしれません。しかし私たちがメインとしているのは、投資家の資産を預かって、その資産運用を代行している資産運用会社のシステムです。資産運用は金融の中の成長分野であり、今後まだまだ伸びる分野なので将来性も抜群です。 また、お客様からの信頼度が高く、取引継続率が高いのも強みの一つです。当社では社員一人ひとりが営業としての役割も担っていて、お客様に満足を与えないと次の受注は獲得できない意識をしっかりと持って仕事に取り組んでいます。仕事ぶりはお客様からは高い評価をいただいており、中には創業以来20年以上お取引いただいている会社様や、社員をIT企画部門へ出向させるといった人事交流を行うぐらい強固な関係性を築いているお客様もあるほどです。このように安定した顧客基盤があるので、長く安心して働き続けることができる環境です。
Our Vision -戦略・ビジョン- DX人材の育成に注力し、資産運用会社のラストワンマイル領域で、絶対的地位の確立を目指します
現在、デジタル技術によって人々の生活をより良いものへと変革するDX(デジタルトランスフォーメーション)が様々な分野で進んでいます。それに伴って次々と新たなITサービスが登場しており、ラストワンマイル領域そのものが拡大しています。このような環境のもと、私たちは新たに出現するラストワンマイル領域を「埋める」だけでなく、汎用業務パッケージやITサービス、さらにはここ数年取り組みを強化しているRPA(Robotic Process Automation/ロボットによる定型作業の自動化)やAIといった先端技術も「くっつけて」、DXへの取り組みをサポートしていきたいと考えています。 そのために現在力を入れているのが、先端技術を活用できるDX人材の育成です。ラストワンマイル領域は業務的には最前線かつ最先端ですが、一方で、技術的にはC#等によるプログラミングやSQL、またExcelVBAなど、従来から使われている技術でシステム開発を行っていることが多いです。これからはそれらに代わる技術として、より少ないプログラミングでアプリケーション開発ができる最先端のプラットフォーム「ローコードプラットフォーム」の導入を計画しています。そしてエンジニアをローコードやRPAを使えるDX人材へと育成して、最前線・最先端のサービスをお客様に提供し、資産運用会社のラストワンマイル領域で、絶対的地位の確立を目指します。
We are looking for people who… -私たちが求める人材- 来て欲しいのは知的好奇心が高く、積極的に新しい知識や情報を学ぶ姿勢のある方
私たちが求めるのは学習意欲が高い方です。IT業界は技術変革が激しく、こまめに情報や知識をアップデートしていかないと、すぐに陳腐化してしまいます。また、プロジェクトを通じて業務知識を蓄積していくことも必要です。そのため、情報に敏感で、積極的に新しい知識や情報を学ぶ姿勢のある方に来ていただきたいですね。 当社はエンジニアとして成長したい方に最適な環境です。というのも、私たちのラストワンマイル領域でのそれぞれのプロジェクト規模は5~10名程度の体制であり、プロジェクト期間も3ヶ月~1年以内がほとんどです。そのため、お客様からご要望を伺って提案し、完成するまでの、プロジェクト完遂経験をたくさん積むことができます。建築に例えると、長い期間かかってタワーマンションを一棟建てるのではなく、街の景観との調和を図りながら家や店舗を建てていくイメージです。全てのフェーズを何百回も経験するという貴重な経験が積めるのです。しかも資産運用会社向けシステムに専門特化しているので、経験を積む度に業務知識も増え、スペシャリストへと成長できます。また、マネージャーとして活躍したい方にも魅力的な環境です。当社では部署単位に独立採算方式で業務運営するMD(マネージングディレクター)制を導入しています。各部署を一つの企業のように運営しており、責任者のMDは案件見積もりなどに大きな裁量を手に力を発揮できます。 理系、文系は一切問いません。例えば法学部でパソコンを触ったことがない方も大丈夫です。当社では入社後に5ヶ月間の中味の濃い研修を行っており、この研修を終えれば、情報系大学を卒業した以上のレベルに成長できるはずです。その後は現場で先輩社員と一緒に業務を行いながら成長できるようにしています。私たちと一緒にエンジニアとして成長したい方をお待ちしています。