- Profile
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氏名:鳥海 敦士
職種:代表取締役
入社:2007年
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1980年神奈川県生まれ。小学生から野球を始め、中学3年時にはエースとして全国優勝を果たすなど、大学まで野球漬けの日々を送る。 卒業後、大手アパレルグループ会社、投資会社を経て父親が代表を務める現在の会社に入社。下請け事業の限界を感じるとともに、雇用をはじめとする会社を取り巻く環境の変化に対応するため、業態進化の方針を打ち出し会社を変革。清掃会社から建物総合管理会社、下請けから元請けビジネスに転換させる。 2019年、代表取締役に就任。職場環境の充実化と女性の戦力化を進める一方、BCリーグに所属する神奈川フューチャードリームスのゴールドスポンサーを務めるなど、地域の社会貢献にも尽力している。
Our businesses -会社を知る- 地域密着型の総合建物管理会社。コミュニケーション力とサポート力で目指すオンリーワン。
当社は、地元神奈川を拠点にマンション・アパート・オフィスビル・学習塾・ビジネスホテル・店舗など、建物の維持管理を主体とした地域密着型の総合建物管理会社です。
具体的には巡回清掃や定期清掃などを行う清掃管理、各種設備機械の検査・清掃・修理・工事など管理全般を行う設備管理、ホテルのベッドメイクなどを行うホテル管理、そしてこれらのサービスを一括した総合管理サービス事業を展開しています。また最近増大している感染症対策の需要に応えるため、協力会社と連携した殺菌・除菌サービスも行っています。
そもそも建物管理とは建物を長く快適に維持できるように管理することですが、それは単に年間のルーティンワークをこなすだけで成立するものではありません。建物の状況をよく把握し、それに応じてお客様に様々な提案を長期的に行っていくことも必要です。
当社ではお客様にとって一番身近な存在であるために、専属の窓口担当者を設け、できる限り現場に足を運び、「顔」の見えるコミュニケーションの実践に努めています。活動エリアを神奈川・東京に限定している理由は、コスト削減による安価な料金提供のためだけではなく、お客様の相談相手として真摯に、そしてスピード感をもって対応するためでもあるんです。
こうした地道な取り組みが評価され、下請けの清掃会社からスタートした当社も、現在はスタッフ数200名を超える元請けの総合管理会社へと進化してきました。おかげさまで業績も好調でこのコロナ禍にあっても黒字経営を達成しており、オンリーワン企業を目指し、すでに次の目標を見据えて動き出しています。
-働きやすい職場- 日々の頑張りが評価に直結する仕組みとESの向上で、やりがいのある環境を実現。
会社にとって一番大切なのは「人」ですが、そこで働くスタッフのモチベーションを高く保つためには明確で公平な評価基準が不可欠です。 そのため、大手企業で導入している人事評価制度を取り入れ、主観を極力排除した客観的で公平な評価を行っています。当社では社歴に関係ない実力主義であると同時に人間関係やチームワークを重視しており、成果はもちろんそのプロセスも評価の対象です。もちろん賞与もこの対象となりますし、この考え方は毎月の手当制度にも活かされています。現状に満足せず、自分を変えられる人、日々の仕事に対して真摯に取り組む人、そんな人が評価される仕組みです。そしてそれに併せて、社内方針を明確にした経営手帳の配布、具体的な昇進・昇格・昇給ルールの見える化によって、スタッフはそれぞれ目標を持って仕事に取り組むことができるようになっています。 つまり、日々の頑張りが評価に直結し、明確な目標を持ってやりがいを感じながら成長できるシステムが構築されているということです。 また、職場環境を整備し、ES(従業員満足度)を向上させることにも力を入れています。 例えば、定期的に会社負担で家族参加型の懇親会を開いて「絆」を育む。経営手帳に基づいた月2回の勉強会で「叡智」を養う。社内コミュニケーションを円滑化し良好な人間関係を築くため、「ひと声かけ運動」の実践や「ありがとうカード」を導入し「笑顔」を増やすなどですね。企業理念でもある「絆・叡智・笑顔」に基づいたこれらの取り組みは、毎日の環境整備と併せ、社内文化としてしっかり根付いています。ちなみにこの勉強会の参加とありがとうカードの一定数配付は、手当の対象にもなっています。
-働きやすい職場- 野球で培った経験を会社運営に反映。傾聴を心がけ、社長としてスタッフの幸福を追求。
私は小学生のころから野球を始め、大学まで白球を追いかける日々を過ごしてきました。この学生時代の野球に打ち込んだ経験、それが今の私を作っていると言っても過言ではありません。部活で学び実感した「毎日目の前のワークをコツコツと積み重ねていくことの大切さ」は、現在の仕事でも大いに活きています。 また友人にプロ野球関係者が何人かいるのですが、ITシステムの活用や情報収集、経費管理など、彼らから学び人事採用や会社運営に取り入れたものもあります。 野球漬けで何も知らなかった人間が、現在曲がりなりにも会社を経営できるようになったのは、こうして野球を通じてできた仲間の存在やJC(東京青年会議所)などで出会えた多くの尊敬できる先輩方からいただいた多くのアドバイスのおかげです。自分自身ですべて答えを出すのは難しい。ですから私は相手が誰であろうと、とにかく人の話をよく聞くようにしています。それはもちろん当社スタッフに対しても同様です。実際、仕事のこと、プライベートのことなど、私にいつでも気軽に相談できます。例えば家庭を持つ女性から家庭と仕事の両立についての相談事があれば、本人の話をよく聞いたうえで、家庭優先の働き方ができるよう、柔軟に対応するようにしています。ちなみに当社全スタッフの8割は女性であることから、女性が働きやすい職場づくりにも取り組んでいます。女性ならではの気配りときめ細かいサービスは社内外から高い評価を受けており、彼女らの存在がなければ会社は成り立たないほどです。 会社はチームであり家族です。また、スタッフの幸福=会社の成長でもあります。 家族の一員であるスタッフが幸福を得られるよう、その実現に向けて日々試行錯誤を重ねながら、これからも着実に会社を成長させていきたいと考えています。
-私たちが求める人材- 必要なのは、一意専心で粘り強く取り組む継続力と成功するまであきらめない心。
実は当社が新卒採用を行うのは10年ぶりのことですが、現在当社を牽引しているのは、まさにその10年前に新卒一期生として採用した人物です。彼はまだ年間売上額が500万円にも満たない事業をこの10年で4億円を超える事業へと発展させ、今では会社のエースとして活躍してくれています。 しかし彼は何か特別なことをしたわけではありませんし、存在感のあるリーダータイプでもありません。素朴でごく普通の若者なんですね。ではどうやってここまで業績を伸ばすことができたのか? それは彼が日々目の前の仕事をコツコツとまじめに取り組み、その真摯な仕事ぶりがやがて周囲に認められるようになっていったからです。例えば、清掃、メーター検針、ベッドメイクなどの単純作業にも手を抜かず、一つひとつの仕事を粘り強く継続し、そして小さな成果を積み重ねていく。それが事業を発展させることができた大きな要因です。 当社で活躍できる人は、そんな一つのことに粘り強く取り組める「継続力」を持ち、たとえ失敗しても成功するまであきらめず、果敢にチャレンジを続ける方です。いいんです、失敗しても。ニーズを掘り起こしたご提案であろうと、単純なルーティンワークであろうと、お客様のために今自分ができる精一杯を誠実に、そして継続的に取り組む。こうしたチャレンジの積み重ねがやがて成功につながるわけですから。さらに言えば、「この会社で成功する!」ではなく、「この仕事、この職種で成功する!」という強い想いを内に秘めた方が成果を上げられる会社です。 私は今回の10年ぶりの新卒二期生に、当社の次の10年を託すと決めています。 会社とともに自身を成長させたい方には、ぜひトライしてほしいですね。もちろん野球が好きな方も大歓迎しますよ。