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氏名：Y・U
職種：ITサービスマネジメントエンジニア
入社：2017年4月
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大阪府立大学環境システム学類を卒業し、2017年に「TDIシステムサービス」に入社。グループ合同の新人研修を2ヵ月間受け、会社のインフラ関係に関わる部署に配属される。9ヵ月後に開発部門にチャレンジし、プロジェクト終了後にサーバ構築部門に異動して現在に至る。休日はアクティブ派で、BBQや飲み会に出かけることも多く、趣味であるフットサルでは友人や会社の同僚たちとさわやかな汗を流す。
What I do-こんな仕事をしています-サーバ構築は、すべての土台となる仕事。顧客にとって最適な環境を話し合いながら決めています。
私はサーバ構築に携わる部門で働いており、顧客のオフィスに常駐し、構築から修正、管理まで行っています。サーバというのは、企業のネットワークの根幹。コマンドを使用してOSに指示を出し、設計書通りに各情報が入るスペースをつくる構築作業は建築の基礎づくりに例えることができ、実際に完成したサーバの上に開発したシステムなどが積み重なっていきます。地盤がしっかりしていないと、その上の建物までおかしくなるので、なにより正確さが大事です。
事前にさまざまなことを確認しますが、ディスク（記憶領域）の容量とOSのバージョンは特に気をつけています。ディスクは、大は小を兼ねる感覚で大きな容量を指定されることもありますが、そうすると費用がかかりますし、構築後に修正する際は余計に時間もかかります。OSのバージョンも、実は最新が一番良いとは限りません。バージョンをアップすると動かないソフトウェアが出てくるリスクもあり、仕様も変わるので以前と同じようなシステムを組めないことも。バージョンが古くてもセキュリティは問題ないため、そこも併せて説明しています。
「顧客が実現したいことは何かを聞き出し、それを叶えるために最適なスペックを考える」ということを地道に繰り返していくことで、だれもが安心できる土台をつくっています。
My choice -この会社を選んだ理由-決め手になったのは、人事の人柄。入社後も社内の雰囲気の良さを実感しています。
もともと就職活動ではあえて業界をしぼっておらず、『TDIシステムサービス』を知ったのも友人の紹介がきっかけです。教えてもらった人事の人柄の良さを、面接を受けた際に実感し、次第に当社に興味を持つようになりました。それまでITを勉強してきたわけではないので、この業界は私にとって未知の世界。どうせ飛び込むなら、仕事内容より一緒に働きたい人たちで選びたいと感じて応募しました。結果的にこの判断は大正解で、あたたかい雰囲気の社内で日々知識を磨けています。 新人研修も2ヵ月間あり、配属先の部署でのOJT研修も、メンターの先輩指導が非常に丁寧でした。年1回ある年次研修では、同期が全員集まるので会話に花が咲きます。当社は大手企業の案件も多く、「いま、あの企業の案件を担当している」という話を聞くと刺激を受けますね。 また、社内SNSを活用して部署や場所を超えて交流できるのでクラブ活動も盛んです。ランニングやバトミントンなどスポーツ系のクラブも多く、私はフットサルによく参加していますね。終わった後でみんなと食事をすると、その部署でどういう困りごとがあるか、どうすればスムーズに連携できるかがわかるので仕事にも役立っています。離れていても分かり合えるチームワークの良さこそ、当社の強みだと感じます。
People and culture -働きやすい職場-自分で自分のキャリアを切り拓ける。横断的に活躍できるが魅力です。
自分自身で経験して思うのは、ITの仕事はやってみないとわからないことが多いということ。部署によって考え方もやり方も変わるので、働く前には想像できない事柄も多いです。こう言えるのも、異動を社員から発信してチャンスをものにしていける社風があるからで、私もこれまでに社内インフラ、開発、サーバ構築と部署を変えています。 異動の変遷を説明していくと、最初はパソコンやソフトウェアの調達などに関わっていた部署で基礎を学びました。右も左もわからなかった私にとってぴったりな職場で、知識を吸収していくうちに開発に興味を持つように。その旨を上司に相談すると、後日会社から、メール送信をはじめとした定型作業を自動化して業務の効率化を図るRPA（Robotic Process Automation）ツールの開発プロジェクトに参加しないかとのオファーが来たので、すぐに承諾しました。開発作業に携わると、今度はその土台であるサーバ構築の大切さを理解できたので、初期段階に関わりたくなり、プロジェクト終了後に現在の部署に異動。入社からの3年間で、たくさんの経験を積めました。 同期を含め、同じように横断的に部署を変える社員も多いので、みんな知識の守備範囲が広いですし、やりたい仕事に巡り合えるから意欲も高いです。3つの部署に身を置きましたが、当社の事業領域はそれ以上に多岐にわたるため、仕事をするうちにまた別のポジションに興味を持つかもしれません。キャリアを自分主導で築けるから、モチベーションはなくならないですね。
Growth and development -成長を実感したい-スキルアップは自分次第。個人の成長を後押ししてくれる環境が揃っています。
開発やサーバ構築に携わったことで、多くの学びがありました。開発現場は事後対処能力が求められ、イレギュラーが発生したときにどうするかが重要です。当然発生させないことがベストなのですが、あまりそこを意識しすぎると拡張性のないプログラムになってしまい、今後の開発が難しくなるので、バランスの取り方が大変でした。 一方、サーバ構築の考え方は開発と真逆。どれだけ事前にリスクを察知して対処しておくかが大事で、全体を見通す視野の広さを求められます。特性の異なる仕事に就けた経験は大きく、2つの視点から現在の業務を見つめられるから、次の作業にあたる部署がどうすればやりやすくなるかという発想ができるようになりました。もちろん、思想の違うものにチャレンジするので、最初は大きな壁が立ちはだかりますが、そこを乗り越えられたのは、自分の力だけでなく周囲のおかげです。先輩方が助けてくれたからこそ、今があります。 会社自体も資格取得のための研修やeラーニングなどで成長をサポートしてくれるので、「ITパスポート」を皮切りに、「ITIL」「LPIC」「基本情報技術者」といった資格を取得してきました。現在はサーバ構築で学んだ知識を生かせる開発業務にも携わり、部署間の橋渡し役に挑戦中です。これからも個としてのスキルアップを目指しながら、人との連携を深め、チーム力の強化も図っていきます。
