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氏名:小西 沙緒里
職種:営業
入社:2018年4月
部署:大阪事業部 営業開発チーム
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京都府出身。2018年3月、龍谷大学社会学部地域福祉学科(当時)を卒業後、2018年4月、名阪食品株式会社に新卒入社。大阪事業部営業開発チームに配属され、新規開拓営業を担う。休日は学生時代の友人とおいしい食事とお酒を楽しむほか、大好きな音楽を聴きにライブへ足を運ぶのを楽しみにしている。
What I do ‐こんな仕事をしています‐ 保育園や高齢者施設などを回り、新しいお客様との出会いをつくっています。
私が所属する営業開発チームは、新しいお客様を獲得するために動いているチームです。幼稚園や保育園といった子どもの施設、高齢者施設、小・中学校や一般企業などを訪問する新規開拓を中心に行っています。基本は飛び込みですが、既存のお客様からのご紹介や、お問い合わせをいただいて出向くこともあります。担当エリアは特に決められていないので、大阪府内を中心に毎日5~7件程のお客様を回り、給食サービスを提案しています。
大阪の営業開発チームは私を入れて3名と少ないのですが、情報を共有しやすいというメリットがあります。私が提案して断られた施設でも他の方が提案したら受注できる可能性があるので、毎日朝礼などで情報共有をしながらチームで動いています。受注が決まったら、今後お客様を担当する管理スタッフと同行して打ち合わせを行います。オープン以降は管理チームの担当者に引き継ぎますが、オープンまでは私たちも一緒にお客様先に足を運び、献立内容や提供の仕方など細かい内容をすり合わせていきます。別の委託業者から当社に委託先が替わる場合なら、今働いている従業員さんとの面談に立ち会うことも。新しいお客様との窓口となり、さまざまな業務を行っています。
給食を導入したり業者を変更したりということは頻繁にあることではないので、毎日営業活動をしていても契約はめったに取れるものではありません。でも、最初は断られても後日に問い合わせをいただいたり、定期訪問をしているときに「この間も来てくれてたね」と覚えてくださっていたり、自分が足を運んだ施設が受注につながったときは、その分本当にやりがいを感じます。
My choice ‐この会社を選んだ理由‐ 福祉の現場で感じた、食の大切さ。数ある給食業者の中から、当社の“人”が決め手になりました。
実はもともと、社会福祉士を目指して大学では福祉系の学科に通っていました。一緒に暮らしていた祖父が介護認定を受けることになったとき、ケアマネジャーの方と母が話していたのを見て、福祉の仕事に興味を持ちました。介護や福祉は本人の支援も大事ですが、その周りの家族であったり関わる人たちへのサポートも大事なんだなと思ったのがきっかけでした。 社会福祉士の資格を取るため、3回生のときには特別養護老人ホームへ実習に行きました。そこで1カ月くらい施設に入って利用者さんと接するうち、あることを実感したんです。特養の利用者さんはずっと施設の中におられるわけですが、一番楽しみにしているのが、ご飯の時間です。実習で“一日の生活の中で、一番の楽しみがご飯にある”と感じたことが、ずっと心に残っていました。就職活動の時期に入り、そのまま福祉の道に進むべきか、一般企業に就職するべきかすごく悩んだとき、「福祉 食事」で検索して出てきたのが、給食業界でした。そこで初めて給食業界の存在を知り、いろいろな企業の話を聞くうちに、こんないい業界があったんだと思うようになりました。 他社のインターンにも参加した中、出会ったのが『名阪食品』です。本当にこの会社って人が良いと言いますか、最初から雰囲気の良さが伝わってきました。説明会に今の私と同じ入社2年目の先輩社員が来られていたんですが、その方が上司とすごく楽しそうにしゃべっておられたんです。私の勝手なイメージですが、2年目で上司との関係性がそこまで築けているのがすごいなって、親し気に話されていた姿がとても印象的でした。その後も面接で役員の方が私の話を熱心に聞いてくださり、若手の話もきちんと聞いてくださるところに惹かれました。仕事内容はもちろん大事ですが、“人”を見て一緒に働きたいかを就職活動では重視していたので、『名阪食品』の“人”が決め手になりましたね。
People and culture ‐働きやすい職場‐ 協力体制が整った職場では、プライベートも充実できる働き方が叶います。
入社してからも選考段階で感じた印象と変わりなく、人の良さが当社の魅力だと思います。先輩も上司も近くにいてくれて、少しでも分からないことがあったらすぐに聞ける環境ですし、「大丈夫?」「分かる?」と声をかけていただけるので、本当に恵まれていると思います。仲良くというと語弊があるかもしれませんが、上司ともいい関係を築かせてもらっています。オープンに向けて施設様との協力は絶対に必要ですし、見積もりを提出したり細かい部分を確認したり、社内でも栄養士や上司、いろいろな人との協力が欠かせません。そういう意味でも、誰に対しても聞きづらいということが全くなく、協力体制が整っている会社だと思います。 本部で働いているのは、ちょうど男女半々くらいですが、栄養士はほぼ全員が女性。現場の厨房で働いている方も女性がたくさんいらっしゃいます。産休・育休を取っておられる方も多く、私もこれから結婚や出産を経験するにしても続けられそうかなとイメージできます。また、自分できちんと予定を組めば残業することはほとんどないのでプライベートも充実させることができ、その点も働きやすいですね。
Growth and development ‐成長を実感したい‐ 自分とは違う価値観の人とも関わり、1つのものをつくり上げていくから、仕事はおもしろい。
入社1年目は、初対面の大人の人と話すこと自体が、まず難しくて。学生時代は大人と関わる機会がなかったので、話し方も分かりませんし緊張しちゃうんです。訪問先が福祉のお客様なので、やさしい人が多いのは助かりましたが、友達の家に行ってもインターホンを押さずにスマホで「着いたよ!」という感覚なので、インターホンを押すのに慣れるまでは少し時間がかかりました。やはり学生のころとは全然違い、仕事をするうえでは自分の好きな人や似た性格・近い価値観の人だけと関わっていたらいいわけではありません。社内外のいろいろな人と関わりを持つようになり、考えや思いが違っても一緒に仕事をして1つのものをつくり上げていくことが大切なんだと学べたことは、私自身の成長につながっていると思います。 まだ上司や先輩、周りの方に頼っている部分もたくさんありますので、自分でできることを増やしていきたいですし、お客様との信頼関係もしっかり構築して受注につなげていけるようになりたいです。まずは営業でしっかり経験を積んでからですが、総合職であれば将来的にはジョブチェンジもあると思うので、管理などほかの業務も経験できればいいなと思っています。 これから就職活動をはじめる学生さんは、きっとまだ売り手市場だと思いますが、だからこそ適当に活動をするのではなく、自分の納得がいくところまでした方がいいと思います。私もたくさん悩んで、現場とは違った角度から福祉をサポートする給食業界にしぼれました。「この会社でこの人たちと働きたいな」と、心から思えるところに出会えれば、入社後も頑張れると思います。