- Profile
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氏名:岡本 太朗
職種:人事担当
入社:2010年4月
部署:人事部 採用教育課
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奈良県出身。水産学に興味を持ち鹿児島の大学へ進む。2010年オークワに入社後は「水産部門」で多くの店舗を経験。2015年人事部採用教育課へ配属。新人の採用・教育担当として多くの人材の育成に携わる。
What I do -こんな仕事をしています-採用してから、オークワの人事の本領です。
会社説明会で一緒になった就職活動中の学生たちとの触れ合いが、とても楽しかったのを今でも良く覚えています。
希望業界の企業が多数ある中で、オークワに魅力を感じたのはその時の雰囲気が大きいと思います。「人と人との縁を大切にする」という創業者の言葉にもある通り、和気あいあいとした環境で仕事をする楽しさみたいなものを、その時から感じていました。
最初に配属されたのは「水産部門」でした。店舗で魚を捌いたり、また魚の仕入れによって売場を計画したりしていました。海の近い店舗ではお昼には朝採れの新鮮な魚が売場に並び、また山あいの店舗では川魚の食し方を学ぶなど、異動になるたびに各地方で異なる魚の文化に触れることができました。
人事部の採用教育課に配属になったのは、2015年からです。当初は不安もありましたが、自分が新人だった頃のことを振り返ることができる、また社会人として成長していく若い世代をサポートできるという期待のほうが、当時の自分の中では大きかったと思います。
人ひとりの人生を預かるわけですし、5年後、10年後、会社を支えていく人材に育てていかなければならないというプレッシャーはもちろんありますが、自分が採用・教育した新人が仕事をしている姿を見に店舗に顔を出すのが、今は楽しみのひとつでもあります。
Growth and development -成長を実感したい-はじめての環境だからこそ、若者らしい溌剌さを大切に。
オークワでは、入社後早ければ1年目でチーフになる新人もいるので、今、何を考えているのか、何を不安に思っているのかということは常に気にしています。 採用後すぐの研修では、ひとりひとりの能力や個性を完全に判断できない段階で配属になることもあるので、現場にはなるべく多く足を運んで、多くの人の顔を見るようにしています。普段は本社にいるので、現場で「こんな売場を作ったんです」「こんなことが出来るようになったんです」という報告を聞くとやはりホッとしますね。 オークワには「フレンドリーサービス」という考え方があります。自分の親ぐらいの年齢のパートさんや、経験のある上司や先輩と一緒に仕事をしていく上で、元気さや明るさを大切にして欲しい。また、上の世代から愛される人材であって欲しいということを説明会でも話しています。 その上で行き詰まっていることがあれば、現場の誰を頼ればいいかということもフォローしています。配属されたばかりの頃は身近な上司や先輩にしか声をかけることができないでしょうし、人事の立場から広い視野でフォローしてあげることで、仕事の効率化であったり、これまで機会のなかった先輩とのつながりを持つ手助けをしています。
My work -先輩たちの働く姿-後々、役に立つステージを準備しておく。
チーフや店長にキャリアアップしていくために必要な、または持っておくと有利に働く資格等については、出来る限りアナウンスしています。 本人の中にもオークワの社員として、将来どうなっていきたいかというイメージもあるでしょうし、それに対してのサポートはこまめに実施しています。 当社では店長になるためには、衛生管理者やお酒の取り扱いなどいくつかの資格が必要です。 年末年始などの忙しい時期を回避して、勉強に時間を割ける時期からアドバイスすることもあります。資格はキャリアアップにはどうしても必要になりますし、チーフや店長のポジションを考えるのであれば、早い段階から資格の取得を促していきます。当社は入社1年、2年ぐらいの経験でもポジションに就くことが多いので、会社としても意欲のあるスタッフにはサポートを惜しまず、積極的に働きかけるようにしています。
Education -この会社で身に付くこと-スタートは全員、売場から。人と人との縁を大切に。
オークワは役職別採用をおこなっていません。 レジだけの採用や管理栄養士だけの採用ではなく、社員は全員「総合職」での入社になります。この制度の意図するところは、店舗の経験がなければサポートする立場の仕事は難しいだろうという考え方に基づいています。 オークワの社員は売場に出て、お客様の満足度がどこにあるのか、またいただくご意見やご要望に耳を傾け、どうお応えするかというスキルをまず磨くことが必須です。お客様があって、その上で店舗があり、サービスがあるということをしっかり理解しておいて欲しいんですね。その中で自分に足りない部分をどう補うのか、どんなキャリアを歩んでいきたいのかを考える。それがオークワの教育制度です。 お客様に料理提案が出来る「クッキングブース」を設けている店舗や、ひとり暮らしや共働きのご家庭に優しい惣菜コーナーが充実した店舗もあります。そうした新しい試みのほとんどは、売場やお客様とコミュニケーションから生まれてきます。 スーパーはひとりの努力では成り立ちません。自分の想いを発信して、まわりの助けを借りて、お客様に喜ばれるために全員で目標に向かっていく。人と人との関わりの中で生まれるものを楽しみたい、やりがいにしたいという方には、ぜひオークワに来てもらいたいですね。