- Profile
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氏名:吉田 謙二
職種:営業職
入社:2010年4月
部署:営業部
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岡山理科大学の理学部を卒業し、2010年4月に入社。本社工場に配属し、1年間にわたって熱処理の部門に関わる。その後は品質管理部門、生産管理部門と異動して現場の知識を吸収し、次に配送部門を担当。「つくる」から「届ける」までトータルに関わり、今度は「つくる」ための仕様を決める営業部へ。表面処理の窓口として、お客様と現場とのパイプ役として日々活躍している。
What I do -こんな仕事をしています-さまざまなお客様とコミュニケーションをとり、多くのニーズを形にしています。
営業部では各社員が熱処理・表面処理・塗布加工の窓口を受け持っていて、その中で表面処理を担当しています。メインの仕事は定期訪問で、お客様へ見積もり回答や状況確認を行い、得た情報を現場へ伝えています。1日のスケジュールに決まりはなく、「今日は納期の調整や見積り作成を午前中に終えて、午後からお客様先へ」という感じに自分で組めるので働きやすいです。
関西圏だけでなく、関東にも当社工場があるので営業に行くこともあります。HPを見て興味を持たれたお客様への問い合わせにも対応していて、社内でまだ実績のない製品の処理を頼まれることも。その場合は自分だけで判断するのではなく現場の責任者と相談して、リスクを考えた上でお客様と話を具体化していきます。利益の話もありますが、当社の判断基準は「その仕事を手掛けると面白いか」です。面白ければ、例え利益が薄くても挑戦する価値があるという社長の考えが根本にあるため、本当にやってみたいことがあれば実現できます。
いただいた仕事をミスなく行うためにも大事なのは、お客様の意図を正確に現場に伝えること。質問力も大切ですし、伝える力も必要です。容易ではありませんが、むずかしい場合は上司や前任者が同行してくれるので、無理なく成長できています。
My work -先輩たちの働く姿-縁の下の力持ちとして、ものづくりを支えているやりがいを感じます。
当社を志望した理由は、ねじやボルトづくりに関わり、製造業を縁の下から支えているイメージが自分に合っていると感じたからです。私が担当している表面処理は、主に自動車に使用されるねじやボルトが多く、ボンネットを開けた際などに「こんなところに使用されているんだ」と発見することがあります。自分たちの仕事が、ものづくりの役に立っていることを目で確認できるとやりがいを感じますね。自分が問い合わせ対応をした新規案件であれば、なおさらです。どのような部分で貢献できているかを知りたいので、お客様から自動車メーカーの工場見学や展示会などのお誘いがあれば進んで参加しています。 また営業に携わって2年経ち、徐々に面白さがわかってきました。営業はさまざまな場所に出かけて行くことができ、誰よりも早く製品の情報が入ってきます。「それが形になったら、面白いだろうな」と思える情報があれば会社に持ち帰り、「面白いでしょ」と伝えて具体化していく。そうして仕事につながれば、これ以上にない喜びです。いまも防錆処理と呼ばれるサビの発生を遅らせる処理でお客様から新しいご要望をいただき、面白い仕事になるのではと期待に胸をふくらませています。たくさんのお客様と信頼関係を築いてどんどん新規案件を獲得し、現場の社員と一体となってチャレンジを楽しみたいです。
My work -先輩たちの働く姿-異動して間もない頃に担当した大型案件。大きな仕事を経験したことで成長できました。
現在営業に関わって2年になりますが、異動したての頃に1年半以上にわたる大型プロジェクトに関わりました。岡山県内に日本最大級の太陽光発電施設を建設する計画があり、そこに使用される部品の表面処理の案件だったのですが細かい確認事項が多く、先輩たちの助けを借りながら、「どのような場所で使用するのか」「仕様はどうするのか」を何度も打ち合わせて詳細を決めていきました。 また表面処理の仕様だけでなく「どういう状態でいただけるか」も大事で、例えば油がついた状態のまま部品が届いた場合、処理をする前に脱脂洗浄が必要です。工程が増えれば納期や料金にも影響するので、気が抜けない商談が続きました。壁にぶつかるたび、周りの人に支えられながら乗り越えていき、案件が終わる頃までに多くの知識を得ることができました。無事に納品が完了したあと、部品を仕上げてくれた現場の社員たちに「助かりました」と感謝を伝えに足を運ぶと、「無事に終わってよかったね」と労ってくれたことがうれしかったです。たくさんの人のおかげで、いまがあるのだと思います。 一人前の営業として、逆に周りに頼られる存在になるためにも、もっと経験を積まなければいけません。そのためにも案件の大小に関わらず精度の高い仕事を心がけ、早期の成長を目指します。
People and culture -働きやすい職場-上司や先輩、同僚に刺激をもらいながら、日々自分を高めています。
当社には尊敬できる上司・先輩・同僚がたくさんおり、まさに「人」が主役の会社だと感じます。特に営業部の上司は学ぶ部分が多く、場数や知識量もさることながら、周りを巻き込む行動力も抜群です。アイデアを実践するスピードも早く、お手本として一歩でも近づけるように努力しています。その取り組みのひとつが、優先順位をつけて行動することの徹底。何から着手すべきかを常に考えることで、効率良く仕事を終えられるように心がけています。 また、同期である清水工場の責任者からも刺激を受けています。月に一度食事をして、共通の趣味であるバスケットボールのことから仕事のことまでさまざまな話題で盛り上がるのですが、その会話の端々に見える同期の考え方には見習うべきポイントも多いです。 仕事に対する意欲を上げてくれる人たちに囲まれているので、私自身もそんな存在になれるように、後輩に対してなるべく自分からコミュニケーションをとって話しかけやすい関係をつくるようにしています。営業以外に製造に関わっていた経験があるからこそ、マナー面から異常時の対応まで幅広い相談に乗れます。個人のスキルアップを目指しながら、後輩も伸ばしていける先輩になりたいですね。