- Profile
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氏名:齊藤 祐弥
職種:第3ブロック ブロック長
入社:2010年4月
部署:関西地区営業2課
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2010年4月新卒入社。「焼肉五苑 門真店」に配属され7ヵ月間勤務した後、「焼肉五苑 高槻今城店」の立ち上げに関わる。同店での頑張りが認められ、「宝塚酒場 情熱ホルモン」の店長として活躍。以降、「板宿酒場 情熱ホルモン」「北野坂酒場 情熱ホルモン」の店長を歴任し、「六甲道酒場 情熱ホルモン」へ。現在はブロック長として担当6店舗の管理を担当する。趣味は食べ歩き。
What I do ‐こんな仕事をしています‐ 店長業務に励みながら、それぞれの店長が目指す店舗づくりをサポート。
「六甲道酒場 情熱ホルモン」の店長を務めながらブロック長補佐を経て、現在ブロック長として「板宿」「長田」「北野坂」「三宮」「六甲道」「大久保」の計6店舗を管理しています。各店の売上アップを目指し、まずは店長の話を聞いて状況を把握しながらどうしたらいいかを考え、ときにはアドバイスも行いながら店長と一緒にお店をつくっていきます。
ブロック長補佐のポジションができたのは、2017年5月。設置される以前から候補に上げてもらっており、“宿題”をいただいていました。ですから昇格の話をいただいたときは、うれしかったのと、じゃあこれからどうしていこうというのが半々でしたね。“宿題”というのは、自身の受け持ち店舗の四半期で見た売上予算の達成、対昨年度比の達成、そして社内インスペクションでのQSC監査と外部監査の両方においてA判定を取ることです。見本となる店舗をつくれるかどうか、というミッションが課されました。二度目のチャレンジですべての項目をクリアでき、2017年5月からブロック長補佐、2018年4月からブロック長を務めています。
My work ‐先輩たちの働く姿‐ スタッフの主体性が、そのお店らしさをつくるカギ。一番難しく、やりがいのある部分です。
今までは自分ひとりで店舗づくりをしていましたが、今度は広い目で他店舗も見ながらやっていかなければいけません。心がけているのは、「私ならこうするから、これで絶対にうまくいくからやって」というやり方ではなく、店長の意向を尊重し、実際のお店の状況を見ながら店長と話し合った上で進めていくことです。「店長がこう考えているなら、こうしたらどうだろう」「その方向がいいから、進めたらいいよ」という話をしていくことが、いまの自分にとって勉強になっています。伝えたいことが伝わらなかったり、売上やお店のクオリティーといった結果は目に見えるので、うまくいかないときもたくさんあります。そんな難しさを含めてのやりがいであり、楽しさがありますね。 六甲道の店長としても、スタッフの主体性を何より大切にしてきました。店舗ごとにお客さまの層も違えば、スタッフのキャラクターも違います。スタッフの主体性を大事にすることで、お店独自のカラーが醸成され、スタッフ一人ひとりが判断を積み重ねた先に、自然とそのお店に合ったスタイルが生まれると思っています。
My choice ‐この仕事を選んだ理由‐ 働く姿がイメージできた飲食の世界。現場にこそ答えがある。
大学生のときから飲食店でアルバイトをしていて、料理をつくるのも、接客してお客さまと仲良くなるのも好きでした。ただ、就職活動ではスポーツメーカーの営業職を希望し、実際に面接も受けに行きました。ですが、会社説明会などに行っても、ここで自分が頑張ってやっていけるのか、働くイメージがわかなかった。最終的に自分がどういう風になっていくかと考えたときに思い浮かんだのが、飲食店でユニフォームを着て働いている姿でした。 今でも、店舗で調理・接客を行います。お客さまに昇格があったとお話させてもらうと「じゃあもう店来ないの?」と聞かれるんですが、「少なくなるかもしれないです」と言いながらお店にいるので、「結局いるやん」って言われます(笑)。私の場合は現場に入りたい欲があって、六甲道に限らず、他の店舗を見に行っても、スーツから制服にすぐ着替えてお店に出ます。「ブロック長補佐なのに…」という空気がなくはないんですが(笑)。店舗ごとに雰囲気ややり方が違うので、実際に現場に入らないと分からないことがあります。 役職をいただいてからは、細部にまでこだわるようになったかなと思います。以前はキチッとやることが面倒だったり、ルールに縛られ過ぎたくないという思いもありましたが、逆にキッチリやろうとするのはしんどい分、やり切ったときの気持ちの良さ、達成感が大きいと感じるようになりました。
People and culture ‐働きやすい職場‐ 大変なときに相談できる環境に育ててもらった今、この風土をつないでいきたい。
上司であるブロック長や課長も店舗に来て声をかけてくださるので、とても話しやすく、相談しやすい環境だと思います。社員の教育体制も整っており、入社後の新人研修や店長向けの研修では、ちょうどその時に一番悩んでいることや、こうしたらいいのではと考えていることがテーマになっていて、段階に合わせた学びができると思います。そういった研修の場でも上司に相談できたり、同じ悩みを持つ他店の店長の意見を聞けるのがいいですね。 今後の目標としては、いま受け持っている店舗の店長がやりやすい環境をつくることです。いつも仕事を楽しめるのがベストですが、そうでないときに気づいて声をかけられる環境であったり、店長が描く店舗づくりに向けて意見を通しやすい環境をつくっていきたいです。私も今は自分の仕事が楽しくてすごくやりがいを感じていますが、これまで5度の異動を経験してきて、異動してすぐはスタッフに思いが伝わらず、伝わらないからお店の雰囲気も良くならなかったり、しんどい時期もありました。でも、しんどいということは、乗り越えたらまた新しい一歩が踏み出せるということ。乗り越える段階にいるなら、自分の中でビジョンが思い描けているはずです。目指す場所にたどり着くためにいま何をするべきか、一週間後、一ヵ月後にどうなっているかを考えていくのが好きですね。その中で、新しくできたブロック長補佐を店長たちが目指したいと思うポジションとして確立し、私自身もステップアップしていきたいと思います。