- Profile
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氏名:長谷 祥子
入社:2014年4月
部署:和食さとマーケティング部 商品開発担当
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大阪府出身。学生時代はニュージーランド留学を経験。入社後は【和食さと 羽田店】に配属。店舗でキッチンや接客業務を修得。留学で培った得意の英語を活かして、外国人観光客におもてなしをしていた。2015年4月より、商品開発担当へ異動となり、現在に至る。
What I do -こんな仕事をしています- 【和食さと】の新メニューを開発しています。
2015年4月から商品開発の仕事をしています。現在は、マネジャーとアシスタントマネジャー、そして私の3名で担当しています。グランドメニューや和膳などのメニュー開発には全員で取り組んでおり、私は2015年11月よりデザートメニューのメイン担当者になりました。
仕事内容は、他社の商品や美味しい食材を試食して、新しい商品を開発することです。トレンドな料理や季節の旬のものを、毎日のように試食しています。他社の店舗に食べに行くこともあれば、購入した食材やサンプル食材を自分たちで調理して食べることもあります。これまでに一番開発に携わる時間が長かったメニューは『親子丼』です。仕入先からいただいたさまざまなサンプルの卵を使って、メンバーの誰よりも多く、親子丼を試作しました。試作品の調理は本社のテストキッチンで行います。開発段階では担当者が自ら調理しますが、特別料理が上手くなくても大丈夫です。なぜなら当社はチェーン店なので、あまり複雑な工程がある料理は逆にNGとなります。パートナー(パート・アルバイト)の誰もが調理できるメニューを作るのが、私たちの仕事なので、開発段階から調理方法はシンプルなのです。
また、新メニューの導入後は『販売分析』を行います。「新メニューがどれくらいの売れ行きなのか」「どんなお客様に注文されているのか」などのデータを集めて、次回以降の商品開発へとつなげていきます。
My choice -この会社を選んだ理由- 少人数面接でアットホームな雰囲気を感じて、入社を決めました。
子どもの頃から【和食さと】は身近に店舗があったので知っていましたし、別業態の【和食鍋処 すし半】で大学時代にアルバイトをしていた経験が、この会社を選んだ一番のきっかけです。アルバイトでは接客業務でしたが、長く働くに連れて、「もっとこの会社について知りたい!」という好奇心がわき、会社説明会に参加しました。 就職活動を通して感じたのは、当社のアットホームな空気感です。言葉ではなかなか言い表しにくいのですが、面接や会社説明会の場では、いつも安心できました。人事担当者が私との共通点などをきっかけにして、リラックスして話ができる環境を作ってくれ、私のことを知りたいという気持ちが伝わってきたのです。私のときは、一次面接から一対一の面接で、毎回しっかりと見てもらっていると感じました。特に「得意分野を仕事でどのように活かしていきたいのか」という話では、「留学で身につけた英語を海外事業分野での発展につなげたい」ということを、伝えられたのが良かったと思います。 また、新卒社員を入社2年目以降の先輩がフォローする【ブラザーシスター制度】があることを聞き、若手社員を大事に扱ってくれる社風を感じました。この会社でますます成長したいという気持ちになりましたね。
People and culture -働きやすい職場- 自分が成長するために必要なことが揃っている職場です
入社して良かったのは、当社が『成長を実感できる会社』であることです。入社して半年経つと、任せてもらえる仕事が増えます。私の場合はキッチンでパートナーさんのシフト管理や、作業をフォローするマネジメント業務を担当させてもらいました。その他にも、商品の売れ行き、季節、天候から料理の仕込み数を予測や、仕入食材の発注業務も経験。入社1年目でマネジメント業務を任されるとは思っていなかったので少し驚きましたが、自分でもできることの幅が広がって、成長している手ごたえがありました。先輩のシスター社員も成長を認めてくれて、嬉しかったです。 また、商品開発担当に配属されてからは『目標となる人が身近にいること』が良いですね。「どんな仕事をして」、「どのように成長していきたいのか」、目標となる人がすぐ近くにいるのは励みになります。一人は同じ商品開発担当のアシスタントマネジャーで、もう一人は新人教育でお世話になった教育訓練課の課長です。どちらも女性で、仕事が早く正確で、言葉は厳しいけど愛情を持ってアドバイスしてくれます。私は性格的に二人に近いと思いますので、将来は二人のように活躍したいですね。
Careers -キャリアプラン- 世界に【和食さと】の料理を広めていきたい!
将来的には、海外事業分野に携わりたいと思っています。大学では英米文化の異文化理解について研究していたので、海外にはもともと興味がありました。そして、日本と異なる環境で自分の力を試してみたいという考えがあります。 現在、当社は台湾、インドネシア、タイに店舗を展開しており、今後もそれらの国だけでなく店舗数を増やしていく計画です。その中で私は店舗数の増加だけでなく、海外の人に手軽に和食を楽しんでもらえる文化を作りたいと考えています。海外で和食は高級料理のイメージですが、和食チェーンである当社の特徴を活かして、日本で行っているリーズナブルな価格の和食を、海外でも同じように実現したいと考えています。チェーン発祥の地・アメリカで店舗展開することには、やはり憧れますね。 このような事業に関わるために必要なことは、まず得意な英語の力をさらに伸ばすことだと思っています。羽田店の勤務時のように頻繁に話す機会は減りましたが、自己学習でレベルアップに努めています。また、海外事業を担当するには、日本で行っている全ての業務を理解していることが重要です。その中でも、現在担当している商品開発は、海外事業でもキーポイントになると思います。日本の和食をそのまま提供するだけでなく、現地の食について学び、ハラルなどの宗教的な食文化も知らなければなりません。その意味でも、現在の仕事は将来につながるものだと感じています。