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氏名:井二 裕真
職種:営業担当
入社:2015年4月
部署:営業本部 関西支店 営業部 販売第3課 第1係
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立命館大学 文学部卒。2015年4月にモロゾフ株式会社に入社し、「高島屋大阪店」に配属。販売員として接客を通して、社会人としての基礎を学ぶ。2016年4月に「あべのハルカス近鉄本店」に異動。2017年4月より、関西支店の販売第3課 第1係の営業担当となり現在に至る。休日は茶道をたしなみ、リフレッシュしている。
What I do-こんな仕事をしています-京都から広島まで。幅広い地域のショッピングセンターを担当しています。
私の得意先様は、ショッピングセンター(以下SC)がメイン。京都府や兵庫、岡山、香川、広島の各県と地域をまたいで42店舗を担当しています。SC間の距離が離れているため移動は長時間に及びますが、スケジュールを自分で組めるので、細目に休憩を取りながら無理せぬよう仕事に取り組んでいます。
SCの販売形式は百貨店とは違い、当社販売員がいません。納品店と呼ばれる形式で、先方が売り場を担当するので私たちは商品を納品するだけです。しかし、メンテナンスや商品変更の提案は行えるので、販売員時代に培ってきたノウハウをフル活用しています。モロゾフは豊富なアイテム数が強みで、周りの状況に合わせて柔軟な提案ができ、たとえば夏は競合他社を含めゼリーが主流ですので、あえてシャーベットを投入して売上増加につなげたこともあります。
またSC本部に対して「クリスマスシーズンは、各店にこの商品を置いてください」といった交渉も担当。大口の仕事から細かい仕事までやるべきことはたくさんありますが、その分だけ自分で決められることも多いので充実感がありますね。
People and culture -働きやすい職場-新人をみんなで育ててくれる環境がある。部署の協力体制は万全です。
営業の仕事は個人プレーのイメージが強いですが、モロゾフは違います。売上及び利益向上を係ごとに目指しており、Aさんが「今月は売上が伸び悩んでいる」となれば、BさんやCさんが「代わりに売上が伸びそうなところをあたるよ」という具合に協力しています。私も何度も助けられたので、今度は自分が助ける番になりたいです。 また、新人を育てようという意気込みを部署全体に感じます。仕事をしている中で疑問に思うことがあれば、聞けばいつでも答えてくれるのでありがたいです。特に現在の上司は非常に面倒見の良い方々で、ことあるごとに声をかけてくださいます。担当している得意先様の前任者でもあるので、アドバイスも具体的でかつ的確です。 別の係の先輩方も、機会があれば積極的に指導してくださいます。たくさんの先輩・上司から支えられることで、会社への愛着が増し、モロゾフというブランドを守る責任感も強まりました。得意先様とのコミュニケーションにおいても、しっかり考えを持って決断するようになり、商談もよりスムーズになっていると実感しています。
Growth and development -成長を実感したい-販売と営業、各部署の上司に教えていただいた「事前準備の大切さ」と「お客様目線の考え方」。
先輩たちには教えていただいてばかりですが、中でも各上司から受けた指導はどれも印象的です。販売員をしていたころの店長は、きびしいながらも部下想いで、入社したての自分にいろいろ教育してくれました。とりわけ「事前準備の大切さ」を説いてくれ、それはいまの自分の骨格になっています。以前はやる気はあっても、準備不足のためうまく力を発揮できないことも多かったですが、「何が必要か」「どのような状況を想定できるか」をしっかり把握することで、繁忙期でも余裕を持って行動できるようになりました。異動になったあとも気にかけてくれ、定期的に飲みに連れて行ってくれます。 また「お客様目線の考え方」を日々勉強中です。営業を始めて間もないときの商談は、できるだけ話し続けようと切れ間なく進行していたのですが、「それでは相手が聞く姿勢になれない」と、間の取り方を指導してくださいました。新商品を提案する際も、お客様にとってのメリットを考えることで、相手の興味の持ち方も変わってきます。どんどんノウハウを吸収して、1日でも早くみなさんと肩を並べたいですね。
My work -先輩たちの働く姿-聞く側から発信する側へ。自分らしい切り口で、ブランド価値を高める。
みなさんのおかげで基礎力がついてきたので、今度は私が発信する側に回りたいと考えています。ちょうど会社としても、ブランド価値の向上を掲げた中長期計画に取りかかっているので、今までの経験をもとに、新しい切り口がないかを模索しています。 アイデアのひとつが、モロゾフの強みの“見える化”。多種多様なアイテムを扱う当社は、年間を通して販売する商品と合わせて季節商品が大きく入れ替わり、その時期の変わり目でも、売れ筋の商品を提供することができます。この強みを“見える化”するために考案したのが、モロゾフの売れ筋商品を期間ごとに分けたカレンダーです。カレンダーを見ればどの時期に何をお勧めすればいいかわかるため、当社販売員がいないSCでも商品を売りやすくなります。このアイデアは前向きに検討されており、担当する店舗で商品の販売データを集め始めました。 しかし、決して一人で、ここまでこぎつけたわけではありません。課長や係長をはじめ、先輩たちがブラッシュアップしてくださったおかげで、当初自分が考えていた以上のアイデアになりました。アクションを起こせば必ず周りが支えてくださるので、これからも積極的にチャレンジしていきます。