- Profile
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氏名:妻神 早紀
職種:施工管理
入社:2014年4月
部署:総合建設工事部
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東洋大学理工学部卒。叔父が大工さんをしていることをきっかけに建築関係の仕事を志すようになり、大学では土木を中心に学んだ。女性も活躍しやすい環境に魅力を感じてスターツCAMに入社。希望通り総合建設工事部に配属。現在は、おもに安全管理、仮設計画などを担当し、施工管理として数多くの職人さんを束ねながら活躍中。
What I do -こんな仕事をしています- 仮設計画の立案や、安全巡視、配筋検査などの安全・品質管理を担当しています
スターツCAMでは、低層から高層の免震賃貸マンションをはじめ、複合商業施設、高齢者向けの施設、ホテル、保育園などさまざまな建物の企画・設計・施工をトータルに手がけています。
私が所属する総合建設工事部は、建設に必要な安全管理、品質管理、工程管理、原価管理など施工管理業務全般を行っています。私は現在、都内の免震構造マンションの物件を担当していて、おもに安全・品質の管理を任されています。具体的には、仮設計画の立案や、日常の安全巡視、配筋検査などです。また、職人さんたちの休憩所や現場内外の清掃や整理整頓など、近隣の皆様にご迷惑のないよう日々気を配りながら管理を行っています。
この仕事は天候にも大きく左右されるので、毎日の天気予報の確認も欠かせないですね。雨の日は外で水に弱い材料を使う工事は行えませんし、台風などの風の強い日は資材が飛ばされたり倒れたりしないよう特別な対策を取らなくてはなりません。気を緩めれば災害を起こしてしまう可能性がありますので、とても責任ある仕事だと思います。
建物が設計通りに建つよう図面を読み解き、職人さんに指示する能力も必要ですが、それはまだまだ勉強中です。監督の指示ひとつで建物の良し悪しも決まりますし、職人さんの仕事のしやすさにも影響します。早く先輩のようになりたくて、勉強の毎日です。
My choice -この会社を選んだ理由- 人事や現場の社員と接し、この会社なら頑張っていけそうだと自信を持てた
土木の知識を活かすため、最初はゼネコンで土木の施工管理なども考えていました。ですが、学生時代にカフェでアルバイトをしていて接客が好きだったこともあり、お客様と接する機会の多い、住宅の施工管理を目指すようになりました。 最初は、女性が施工管理の仕事に就けるのかどうか不安がありました。ですが、ある合同説明会に参加した時に、当社の人事担当者に施工管理をやりたいんですと伝えたら、「やる気さえあるなら大歓迎です」と言ってくれたんです。そこで面接に行ったら、人事の人たちがとても誠実に対応してくれました。二次面接からは建築に関する話もたくさんすることができて嬉しかったですね。 さらに、現場の見学会にも参加。女性の現場監督にも話を聞かせていただいて、女性が活躍していることを知りました。人事担当者も現場の社員もいい人ばかりで、こういう人たちがいる会社なら仕事が大変だったとしても現場に出てやっていけそうだと思い、入社を決めたのです。 入社してから分かったことですが、職人さんも優しい人が多いです。最初は、現場では女性は私1人なので職人さんも構えてしまう中、どうやってコミュニケーションをとっていくべきかと悩みましたが、私の場合は自分から積極的に話しかけるようにしました。たとえば、現場には会社の上司もいるのですが、わからないことは職人さんにも聞くようにしています。そうすると、職人さんは話好きの人が多いですから、「そんなことも知らないのかよ」なんて言いながらも、喜んで教えてくれるんです。そうしているうちに、お互いに信頼関係もできていきました。 私たちの現場は、先輩社員や会社の雰囲気同様、和やかなムードですよ。これも会社の雰囲気からにじみ出るものなのかなと思います。
My work -先輩たちの働く姿- 仮設足場を解体し、建物の完成を実感したときの達成感が忘れられない
この仕事の面白さは、まっさらな土地に建物がだんだんとできあがっていくところです。じつは、叔父が大工さんで、子どもの頃から材木を使っていろいろと作ってくれました。それをきっかけに、何もないところから物を作る仕事っていいな、と思うようになったんです。 私はおもに仮設計画を担当していますので、足場が高くなるにつれて、建物もどんどん完成に近づいていっていることを実感します。足場が解体された時は建物が完成した時なので、「あぁ、ついにできたんだ!」と感動しますね。 今までで一番達成感を得られたのは、足場の解体を担当させてもらった時です。外壁の塗装が雨のために作業できず、工程が遅延してしまったことがありました。予定が変わってしまったため職人さんの調整がつかず、困りました。なんとかいろいろな人の助けを借りて調整、解体まで無事に終えることができたんです。そのとき所長から「自分の力で全部終えられたね」と褒めてもらえて、とても嬉しかったです。 今はまだ担当できる部分が限られていて、職人さんから質問されても自分だけでは判断できないことも多く、その都度所長に指示を仰いでいます。たくさん知識をつけて、所長からの指示がなくても自分から提案できるようになりたいなと思います。
People and culture -働きやすい職場- 同期はなくてはならない存在。女性先輩社員と女子会も開催!
当社は風通しがとても良い会社だと思います。部長も交えて飲みに行く機会も多くて、そんな時に会社に対してこうして欲しいなど、要望を伝えることができます。 先輩や同期など、縦も横も人と人とのつながりが多いですね。同期が仕事で悩んでいた時に、それに気づいた先輩から「なんだか落ち込んでいるようだぞ」と連絡が来て、すぐに同期で集まって励ましたこともあります。自分が携わったことのない業務をする時は同期に連絡して教えてもらったり、詳しい先輩を紹介してもらったり、助けてもらうことも多いです。私にとって同期や先輩はなくてはならない存在です。 女性社員同士のつながりもあって、ときどき女子会をやっています。設計部に異動された先輩を呼んで話を聞いたり、後輩の相談を受けたりもします。そこでもたまに話題になるのですが、結婚や出産をしたら働き方を変える必要が出てくるかもしれません。もしそうなったときでも、当社はグループ会社間でのキャリアチェンジを申し出る機会もあるため、辞めずに経験を活かせる場所を探すこともできます。まだまだ現場には出ていたいと思っていますが、なにか変化があったときにも対応策があると思うと、安心して働くことができます。 私も会社選びや働き方はいろいろ迷ったときもあったので、後輩の相談にはのってあげたいですね。 会社の雰囲気も大切なポイントだと思うので、是非、直接足を運んで先輩社員に会ってみるといいと思います。