• Profile
  • 氏名:八澤 龍之介

  • 関西大学 法学部卒業。高校3年生のときに出会った、投資家でありながら塾を運営する講師に感銘を受け、起業家になることが将来の夢になる。在学中にアルバイトを掛け持ちしながら資金を貯め、19歳のときにフランチャイズの塾を開校。その2年後である2011年2月に大学卒業と同時にオリジナルブランドの学習塾「マナビズム」を立ち上げる。2012年5月には「smile maker」を設立。英語と古文の講師として、学生たちから絶大な信頼を寄せられていたが、2017年より経営に専念し、さらなる飛躍を目指す。

Our businesses -会社を知る-受験生時代の思い出が、創業のきっかけに。「感動」を軸にさまざまな事業を展開中。

「難関私大専門塾 マナビズム」の前身である「関関同立専門塾 マナビズム」を吹田市に立ち上げたのは、受験生時代の思い出が発端になっています。当時私は北摂に住んでおり、関西大学合格に向けて受験勉強をしていたのですが、関関同立の受験に特化した塾が近くにありませんでした。そこにニーズがあるのではと考えて開校し、現在では北摂エリアを中心に6校舎を展開するまでに成長しています。また自宅にいながらにして合格を目指せる「難関私大専門在宅予備校 カンヨビ」も、塾や予備校に通いづらい立地に住む受験生のことを考えて立ち上げました。私たちが得意としているのは、短期間や成績下位からの逆転合格。志望校の入試傾向と生徒1人ひとりの学力に合せて、入塾した時点から最短で合格できるカリキュラムを設計し、生徒たちの夢を実現しています。また2014年より、広報用に大手動画配信サイトでチャンネルを開設。いまでは業界において日本トップクラスの登録者数に達しています。さらに精神・発達障がいをお持ちの方の再就職を支援する事業所「CONNECT」も2017年4月より開設しています。これまでの枠を超えて多彩なジャンルの事業を展開し始めていますが、「感動」という軸は同じです。この信念を中心に置き、今後も多くの事業にチャレンジしていきます。

People and culture -働きやすい職場-社内の人間関係はフラット。意思決定の速度を上げ、多くのことをスピーディに決断していく。

当社で働く従業員のほとんどが20代。非常に若く元気にあふれていて、社歴に関係なく意見も活発に出てきます。誰もが自由に発言できているのは、「関わる人すべてを感動させる」という信念を共有しているからです。信念がそのまま判断基準になっているので、ときには私自身も、「それでは感動につながらない」と部下に反対意見を出されることも。「限られたリソースの中で、より多くの感動を生みたい」という部下の意見を採用し、「マナビズム」の校舎開設場所の見直しを行ったこともありました。そういう関係性は大事にしていますし、社員にもっと自由に行動させてあげたいですね。そのためにも意思決定のスピードを上げ、即実行できる体制をつくろうと考えています。遠慮をして何もしないのが一番良くないので、信念に沿った行動であれば失敗しても大丈夫です。チャレンジしたことで、初めてわかることもあると思います。また社員同士のコミュニケーションにも力を入れていて、月1回リフレッシュ施策として、全員で遊びに出かけています。例えば2017年の5月は、淡路島でBBQと温泉をみんなで楽しみました。社内の結束力を高めながら、それぞれが思う「感動」を実行していく。より理想的な組織になるように、これからも走り続けます。

Corporate value -私たちの強み-目指しているのは、生涯にわたって役立つ力が身に付くサービスの提供。

私たちの塾や予備校であれば、志望校合格はもちろんですが、自分で課題を見つけて解決する能力を身に付けていただきたいと考えています。生徒たちにも日頃から、志望する理由が「就職に有利だから」ということであれば目指す意味がないと伝えています。自分で何がしたいのかを見つけ、それに向かってどうすればいいかを考える。受身ではなく、能動的に動ける人間へと導くことが私たちの目標なので、授業と同じくらい自習の時間を大切にしています。生徒の自主性をサポートする「自習コンサルティング」や、自習して学んだ内容を授業で復習する「反転授業」などの革新的なサービスを導入し、生徒の積極性をさらに引き出す環境づくりに注力。自分で考えて努力する姿勢は、就職した後でも役立ちます。この発想は、他の事業でも同じです。就労移行支援においても、就職することがゴールではなく、その先のことに重点を置いてアフターフォローを大事にしています。既存のサービスの枠の中でもつくれる「感動」はあります。ですがそれ以上に大きな視点を持って、社会に持続的に影響を与えていける企業でありたいです。今後どのような事業を展開するにしても、根底にはその哲学があります。

Our Vision -戦略・ビジョン-最終目標は、世の中を変える事業を展開すること。社員の数だけ事業を展開して、社会にインパクトを与えたい。

現在当社の主体である学習塾は順調に業績を伸ばしており、当初10名だった生徒数もいまでは350名に。来年には梅田や西宮北口での開校も予定しています。今後も教育事業の発展にリソースを割きながら、別の形でも「感動」を生んでいきたいと考えています。例えば「○○とは、こういうものだ」という既成概念が業界全体を覆っているところに風穴を開けるような事業をしたいですね。そのアイデアは私自身だけでなく、社員から発信してもらい、社員の手で実現してほしいと思っています。保育園の先生になる夢を持つ社員がいるのですが、その社員と一緒に保育園事業も計画中です。社員の数だけ「感動」を生む種があるはずなので、将来的には幅広い事業を展開し、より大きなインパクトを社会に与えていく企業になることを目標としています。それを達成するため「こういう事業を立ち上げたい」という熱意を持った人材の獲得を進めていくつもりです。新しいことを志すためには多くの視点が必要なので、意見の違いは気にしません。自由な発想で会社の顔となるような事業を立ち上げてほしいと思います。「関わる全ての人を感動させる会社を創る」という信念を行動の真ん中に置いて、ともに力を合せて世の中を変える企業へと成長させましょう。

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