- Profile
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氏名:松澤 宏典
職種:人事部長
入社:2004年4月
部署:管理本部 人事部
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静岡県出身。アメリカ留学を経て、塾講師を4年間務める。結婚を機により安定した環境を求め転職先を探していたときに出会ったのが綿半ソリューションズ株式会社。面接を担当した浜松支店長の優しさと厳しさの両面を備えた人柄に惹かれ、この人のもとで働きたいと思い、2004年4月に入社する。入社後は静岡支店で5年間営業として活躍後、東京の関東支店に異動。営業、商品開発部門を経て、2015年に人事部に配属となり、2016年11月に人事部長に昇格。現在は人事部のマネージメントおよび採用全般に携わっている。
Our businesses -会社を知る- 創業420年の歴史を誇る綿半グループの一員として、建設事業を展開しています。
綿半グループは420年の歴史を持つ企業です。もともとは綿の販売からスタートしましたが、時代と共に変化するお客様のニーズをいち早くとらえて変革を重ね、現在はスーパーセンター、建設、貿易といった多様な事業を手がけています。
当社はそのグループの一員として、建設事業を通してお客様の課題解決に取り組んでいます。現在、主力事業として展開しているのは「立体駐車場事業」と「リニューアル事業」です。まず「立体駐車場事業」では、お客様のご要望に応じて様々なタイプの立体駐車場の設計・施工を行っています。大型ショッピングモールと連結した大規模な立体駐車場も数多く手がけており、施工実績は国内トップクラスです。
また「リニューアル事業」では工場や施設の外装や屋根のリニューアル工事を行っています。当社の強みは、独自に開発した工場の操業を止めずに改修工事を実現する工法です。生産性・稼動率に影響を及ぼすことなくリニューアルできるため、多くのお客様から高い評価をいただいており、この分野でも業界トップクラスの実績と技術力を誇ります。
この二つに加え、第三の柱へと育ちつつあるのが「緑化事業」です。潤い豊かな生活空間の提供を目指し、造園設計から施工・維持管理まで担っています。この事業の一環として、2016年には世界的権威があるイギリス・王立園芸協会主催のガーデン・ショー“チェルシー・フラワー・ショー”への出場を果たし、ショーガーデン部門でシルバーメダルを受賞しました。この挑戦はテレビ番組や雑誌にも取り上げられたのでご覧になった方もいるかもしれません。以上三つの事業のほかにも、内装・建具、建築鉄鋼、鋼製橋梁、土木・資材販売など、多彩な事業を展開しています。
My work -先輩たちの働く姿- スケールの大きな仕事に携わり、モノづくりの醍醐味を実感できる仕事です。
当社には、お客様に立体駐車場やリニューアル工事、建設資材などをご提案する「営業職」、工事の現場監理を担当する「施工管理職」、鋼製橋梁・建築鉄骨製品などの設計や品質管理に携わる「技術職」などの職種がありますが、それぞれのポジションで大きなやりがいが実感できます。 例えば営業職の醍醐味は、スケールの大きな商談に携われることでしょう。当社で提案するのは、立体駐車場やリニューアル工事といった金額の大きなものが中心です。商談は数千万円から数億円、さらに大規模な立体駐車場になると20億円程度になることもあり、初めて契約が決まった時は自分も手が震えましたね。また「施工管理職」や「技術職」では、自分が現場監理や設計を手がけた建物がだんだんとカタチになっていくのを目の当たりにできる面白さがあります。公共施設など地図に残る建物に携わるチャンスも数多くあるので、高いモチベーションで仕事に取り組むことができる環境です。 私が一番印象に残っているのは入社3年目に営業として携わった商談です。全国規模で展開している法人にオフィス用の外装材を提案したところ、屋根や壁など5種類の商品を採用していただきました。1件当たりの受注金額は約6000万円となり、その後オフィスが増えるたびに年間3~4件リピートで注文が入りました。オフィスが完成し、見に行ったときに、そこで働く方から「すごくきれいで、これからここで働くのが楽しみです」と言っていただいたことは今でも忘れられません。 もう一つ、入社8年目に商品開発部門にいた時のこともよく覚えています。この部門の役割は海外メーカーの商材を探し、日本に持ってきて販売することです。私はスイスメーカーの製造している窓に注目し、スイスに飛んでメーカーと契約を結びました。そして日本で販売したところ、ある有名建築家にご利用していただいたのです。その結果、多くの建築雑誌でも紹介されたときは嬉しかったですね。
People and culture -働きやすい職場- 風通しが良く、グループ内でのコミュニケーションも活発です。
当社は風通しが良く、良い意見やアイデアならば積極的に取り入れる社風があります。そして部署や役職に関係なくグループ内でのコミュニケーションが活発です。例えば毎年4月から9月までの半年間にわたって「新規事業研究会」を開催しています。これはグループの全社員が会社や部署、役職の垣根を越えた8名程度のチームとなって新規事業プランを作成し、最後は投票でナンバーワンを決めるものです。過去には新入社員のプランが上位に選出された例もあり、実際にこの会から生まれた事業もあります。また毎年10月から翌年の3月までは、既存事業や業務改善プランを提案・発表する「業務改善提案会」を行っています。 さらに月に1回開催しているのが「情報共有発表会」です。これは部門の業績アップに貢献したり、目覚ましい成果を上げたりした社員が、会長や社長も含めた数多くの社員の前で、その取り組みについて発表するものです。最近では、入社2年目の製造部門の社員が自ら率先して業務改善を行って効率アップを実現した事例や、3年連続してデザイン賞を受賞した社員が自分の仕事の進め方を発表しました。この会では入社1年目からベテランまで幅広い年齢層の社員が発表しており、当社の風通しの良い社風をよく表しているイベントの一つだと思います。
Education -この会社で身に付くこと- 社員の育成に力を入れており、充実した研修やスキルアップをサポートする制度を設けています。
当社では文系出身・建築未経験の方でも活躍できるように充実した教育制度を用意しています。建設会社というと理系出身者が多いイメージを持つ方もいらっしゃるかもしれませんが、実は当社の社員の約6割は文系出身者です。その理由は教育制度が整っているからだと自負しています。 入社するとまずは綿半グループ全体での研修があります。この研修は2週間で、ビジネスマナーや社会人としての心構えなどを教え、バスを貸し切って長野の綿半ゆかりの地を巡るツアーも行います。そして4月中旬から6月末までの約3ヵ月間にわたって行うのが当社独自の研修です。この期間内には、建築や工事の基礎知識をはじめ、商品知識、図面の見方、社内のソフトやツールの使い方といった業務の基本をしっかり教え、文系出身の方でもスムーズに仕事を始めることができるようにしています。また、“スクラッププレゼン”と言って、自分が面白そうだと思った新聞記事をスクラップして、それについて自分の考えを発表する機会を週に1度設けているほか、ディベートなども行います。 配属後も社員がスキルアップできる様々な制度があります。例えば資格取得支援制度では、建築士、施工管理技士などの資格取得に対し、受験費用を会社が負担し、合格すると資格に応じて5万円から30万円の報奨金を支給しています。また、海外でも活躍できる人材の育成を目指し、グループで推進しているのが「グローバルプロジェクト」です。このプロジェクトでは英会話レッスンなどを行っています。また、プライベートも含めて海外旅行をした社員に対し、要件を満たすと補助金として10万円支給する制度もあり、2016年は約30名が支給を受けました。 人財こそ会社の原動力だと考える当社では、今後も社員の育成にさらに注力していく考えです。「変革の精神」を大切に常に新しいことに挑戦してきた当社で、新しいことにどんどんチャレンジしていく方をお待ちしています。