- Profile
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氏名:高槻 晃士
職種:製造、研究職
入社:2014年4月
部署:製造部 製造グループ
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学生時代は半導体を研究。入社後は、貝塚工場で製造に携わりながら、新材料研究所の研究員として、製品の開発、改良を担当している。将来の夢は「お客様に長く、たくさん使っていただけるヒット商品を開発すること」。
What I do -こんな仕事をしています-製造管理と新素材の研究、毎日が充実しています
入社して2年目の私の一日は、朝会からスタートします。情報の共有のための朝会は、とても大切ですね。これが終わるとラジオ体操を行ない、本格的に仕事が始動します。私の主な仕事は製品の品質管理、製造に関わるスタッフをまとめることです。私が担当しているのは電子部品を製造する際に使われる、電子部品用セラミックス焼成用耐火物です。少しイメージしにくいと思いますが、電子部品メーカーでは、セラミックの上に電子部品のパーツを置き、焼成することで製品を作っています。熱を加えるので、セラミックは耐火性でなくてはいけないわけです。また、新材料研究所のスタッフとしての仕事もあり、新しい商品の開発や改良を行なっています。耐火物は、用途や使用環境によってその特性も違うため、商品を開発したり、改良したりするには長期間かかることもありますが、とても充実した毎日です。
My work -先輩たちの働く姿-入社して早々、新製品の改良に取り組んでいます
入社後、3週間の研修を経て、貝塚工場に配属になった早々に上司から、ある製品を改良するように、とのミッションが下りました。驚いたのは確かです。「入社したての私でよろしいのでしょうか?」という気持ちでした。でも、「ここは若手社員にも責任ある仕事を任せてくれる会社なんだ」ということがわかりました。そうなると期待に応えたいですよね。まず、先輩社員に改良のための手法を相談し、スタートしました。アドバイスがいただけたので、間違った方向へ進む心配もなく、ある程度は安心して研究に打ち込むことができます。ただ、よい成果が出せるかどうかは、やはり私の力量によるものですので、頑張らないといけませんよね。現場の作業員の意見も取り入れ、1ヵ月半ほど試作を繰り返し、その後、量産するため、規模を大きくして実験しました。改良は成功し、評価していただけたのでほっとしました。
Growth and development -成長を実感したい-ものづくりのための知識、技術を学びました
学生時代も研究、実験をしていましたが、教授以外はほぼ同世代の人たちとの作業でした。でも、入社して社会人となってからの研究は、さまざまな年代の人や他の部署の人と共同で作業し、しかも、結果を出す必要があります。上司、周囲の人と話し合い、意見を交換することで、円滑にコミュニケーションを取る方法も学びました。世代を越えて意見が出し合える会社の雰囲気もいいな、と思います。昨年は、営業担当と一緒に海外出張に行きました。中国、韓国、マレーシアなど、海外のお客様に私たちの製品の特長、強みをお伝えするチャンスがありました。また、お客様によってはさまざまな使用条件や環境があることがわかり、勉強になりました。同じセラミック耐火物でも、焼成温度の違いによって耐久年数も違いますし、仕上がりも違います。そういうことが理解できてくると、いろいろな条件をクリアして、より使いやすい製品を作りたいと意欲が湧いてきます。これからもいろんな勉強を重ねて、社会に役立つ製品を作っていきたいですね。