• Profile
  • 氏名:C.S

    職種:営業開発

    入社:2011年4月

    部署:営業開発課

  • 大学では栄養学を専攻し、食物学や食文化論、フードコーディネート論等を学んだ。その知識を活かし、営業開発として新卒でティーエスフーズ株式会社に入社。提案営業と開発を兼務することで、よりお客様のニーズにあった商品開発を実現している。

What I do -こんな仕事をしています-学校給食、スーパー、コンビニ等で流通される商品を開発・提案

当社では様々な企業から依頼を受け、餃子や焼売などの中華総菜の受託生産を行っています。当社が製造した商品は、生協や学校給食、コンビニエンスストア、スーパーなど、いろいろな場所で流通・消費されています。

私は現在、営業開発課に所属していて、営業と開発の両方の業務に携わっています。営業としての仕事には2種類あり、1つは当社に製造を依頼いただいた企業へのヒアリングや調整などの仕事。もう1つは、当社で商品を開発して行う提案営業です。
依頼があると、ターゲットや価格などお客様の要望を伺い、試作品を開発します。たとえば、コンビニエンスストアなら若い世代向けにインパクトを感じられる商品、スーパーなら家庭向けに世代問わず食べやすい商品を開発するなど、販売する場所なども考慮して開発・提案します。

試作段階では何十回と繰り返すことも多く、商品化まで簡単にはいきません。ですが、お客様からゴーサインが出た時には「やっとできた!」と大きな達成感がありますし、自分たちが苦労して作った商品が世の中に出て行くのを見るととても嬉しいですね。

安全、おいしさ、新しさを追求する

My work -先輩たちの働く姿- 工場生産の商品が「お店のような本格的な味」と絶賛!つねに新しい技術に挑戦する

以前、生協との共同開発で、ある有名中華飯店監修の焼売を手掛けたことがあります。中華飯店では手作りしているものを、大量生産・販売できるように当社で開発・製造しました。完成品を中華飯店の方に試食していただいたら、「機械で作ったとは思えない、本格的な味だね」ととても喜んでくださいました。原材料や味付け、製造工程などいろいろと試行錯誤したのですが、営業開発課だけでなく、工場で製造する生産部の人のアドバイスも受けながらようやく完成しました。 お客様からはオーソドックスな商品を求められることが多いのですが、オーソドックスな中にも新しい技術を取り入れるなど、新たなチャレンジをするようにしています。中華の餃子にイタリアンの要素を取り入れるなど、今後も新しいことに挑戦して、斬新な商品を開発したいですね。いつかは自分の手で、新しいトレンドを創りたいと思っています。 新しいことを求めるだけでなく、食の安全にもつねに気を配っています。たとえば、入れることで旨味が増す添加物があるのですが、なるべく使わないようにしていますね。最近はアレルゲンに指定される食品が増えていますので、アレルギー物質に関しても注意しています。今後も、品質保証室と連携しながら、原材料の産地など様々な角度から食の安全に力を入れていきます。

目指すのは食品開発のスペシャリスト

My choice -この仕事を選んだ理由- 食品開発のスペシャリストになりたい

就職活動では、食品業界に絞って活動していて、とくに中小企業を目指していました。これは、少人数で仕事をしていれば、早く自分の希望した仕事を任せてもらえ、技術を磨くこともできると思ったからです。 実際に、入社後は工場での生産を経験した後、すぐに希望していた営業開発に配属になりました。また、営業と開発を兼務していることで、お客様の要望を細かいところまで理解した上で開発に取り組むことができます。 大学時代の友人からは「積極的になった」とよく言われます。以前は誰かの指示に従って動くタイプでしたが、今は自分から積極的に提案できるようになりました。これは営業経験を積んだおかげだと思います。 お客様から難しい要望をいただくこともありますが、それに対してできないと言ってしまってはそこで終わりです。お客様の提示した条件の中でどこまでできるか試作品を作り、そこからお互いの条件を擦り合わせながらいいものを作る。こうした会社の利益も考えた営業開発ができるようになってきたと思います。 じつは、同じ課の上司に食品開発のスペシャリストがいるんです。食物学や食品化学など専門知識に詳しく、数多くの開発特許も取っています。今はアドバイスをもらうばかりですが、いずれは自分もその上司のように後輩にアドバイスできるようになりたいです。

学生時代の勉強も仕事に活かせる

Preffered skills & experience -活かせる知識- おいしそうに見える料理の撮影技術が商品提案書に活かせる

大学では栄養学を専攻していて、学校で学んだことはいろいろと役立っています。中でも、商品開発実習が今の仕事にも活かせています。これは、食品メーカーの方が講義してくれる実習で、テーマ別に新商品を開発するというものです。 私のテーマは味噌を使った商品でした。一般の人に味噌に関するヒアリング調査をして、どんな商品が求められているかを研究。その結果、和のイメージがある味噌に洋のイメージを加えようと、マヨネーズを混ぜた新しい調味料を開発しました。レシピも考案して提案するなど、商品開発の一連の流れを経験できたことは良かったですね。 また、フードコーディネーターの勉強もしていて、わかりやすいレシピの書き方や料理写真の撮り方などの技術が役立っています。お客様に営業を行う際、商品提案書を出すのですが、細かな説明よりも最初に目に入る料理の写真が営業の成否を分けることが多いのです。また、商品開発では調理の手際も大切です。たとえば、学校給食では焼き物はできないので、蒸したり、揚げたりする調理方法でおいしく食べられる商品を開発するように工夫しています。 食は人間にとってなくてはならないものです。自分の作った物を多くの人に食べてもらえることは嬉しいですし、責任を感じる一方でやりがいにもなっています。この仕事は、何よりも料理を作るのが好き、楽しいと感じる人が向いていると思いますね。

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