• Profile
  • 職種:設計開発

    入社:2011年

    部署:技術第一本部 REタイヤ開発部

  • 大阪府立大学工学部機械工学科卒。2011年4月入社の6年目。自動車関連の仕事に就きたいと思い、唯一、車と地面をつなぐタイヤの存在に注目し、東洋ゴムの会社説明会へ。タイヤの持つ重要性などを理解し、ますます興味を持ったことが入社の決め手となる。入社後、異例のスピードで海外3工場のすべてを経験。縁の下の力持ちとして、現代の暮らしに欠かせない自動車を支えるタイヤの開発に情熱を注いでいる。趣味は旅行。群馬県出身。

What I do -こんな仕事をしています-設計するときに浮かべるのは、乗る人の笑顔。

私が所属しているのが技術第一本部 REタイヤ開発部。REとはリプレイスメント、履き替えを意味し、大手量販店で販売される製品などを設計する部署です。入社後、まず、冬用のタイヤや、北米向けのタイヤを開発するグループで設計の基本を学ぶことからスタートしました。
現在メインで担当しているのは工程設計。新商品をつくる際に出てくる工程上の難しいポイントを解消するため、先行して工程の見直しを行っています。また、複数の工場で同一品質を保つため、製造工程及び、製品スペックの確認をしています。それぞれ事情が異なり難しい点もありますがやりがいはあります。自分が設計に関わったタイヤが街で走っているのを見かけるとうれしいですね。

Careers -キャリアプラン-海外工場すべてを経験。「来てくれてありがとう!」の言葉がうれしかった。

東洋ゴムは、国内は仙台と桑名、海外はアメリカ、中国、マレーシアに工場があります。設計職は1~2年間の工場研修を経験しますが、これらの工場すべてを経験しているのは、私ともう一人だけ。 まず、入社3年目くらいのタイミングでマレーシアに1年間、帰国後しばらくしてから2ヵ国目となる中国に2ヵ月間赴任しました。最後のアメリカには、2016年5月から約半年間の滞在。期間の違いは、その時々の状況の違いによるものです。マレーシアは工場が稼働してから半年後でしたが工場で製造できる製品を増やすため、中国にはスポット的な応援で、アメリカは工場の増設に伴うスペック拡充のための応援でした。 入社して間もない年数の時期だったため、マレーシアへの1年間の滞在はとてもハードでした。しかし、一番驚くことが多かったのもマレーシアでした。同じアジアではありますが、生活環境が日本とは違い、テレビで見て知っていたものの、草原の真ん中にポツンと工場がある光景を実際に見たときの衝撃は今でも鮮明に覚えています。同期の一人が今年マレーシアに駐在していますが、まだ慣れていないと言っています。 言葉、文化、食生活…、日本と海外ではさまざまな違いがあり、乗り越えなければならない高い壁が多く、非常に大変です。しかし、海外工場をコンプリートしているからこそ、海外事情に詳しいということもあり、現在のポジションである工程設計に携われていますので、これまでの経験を、これからも存分に業務で発揮していきたいと思います。

My work -先輩たちの働く姿-国内でも海外でも発見の連続。日々、たくさんの気づきがある。

海外にある3つの工場の駐在経験では、日本と海外のさまざまな違いが印象に残りました。同時に同じ東洋ゴムグループではありますが、現地工場とでは、仕事の進め方や考え方の違いがあることも実感。マレーシアでは仕事のルールや制度も未発達なところはありますが、現地の人はスピード感があり、寛容さを持ち合わせていて、効率だけを考えていてはスムーズに進まず、逆に非効率になるということを学びました。アメリカの人はとてもストレートな物言いで、入社1、2年目の若手社員が社長に対し臆することなく、ガーッと言いたいことを言うなど、日本では到底考えられず、アメリカならではだと思ったものです。日本の仕事のやり方が唯一無二ではなく、各地域の「いいところ」を組み合わせて業務を進めていく方がいいのではと気づかされました。もし、ずっと日本にいたら、いずれも気づかないことばかり。本当に貴重な経験でした。 タイヤ設計の仕事を通し、ひとつのタイヤを生み出すのに本当に多くの人が関わっていることもわかりました。設計は製造工程の上流に位置し、連絡を取り合う部門がたくさんあります。生産部門、工場、営業、部署内においても作図をしてくれる人、パターン、配合、構造など組み合わせを考える人、コンセプトを考える人など、いろいろな人とのコミュニケーションが非常に重要です。誰一人欠けても世の中にタイヤを送り出すことができませんのでしっかり連携しながら進めていきます。

People and culture -働きやすい職場-一層のグローバル化に向けて、経験を活かして架け橋となる。

グループ全体の従業員約1万人の半数くらいが外国人。東洋ゴムは、アメリカ、中国、マレーシアに工場を持っているため、現地採用の従業員とのやり取りも発生しますが、それを外国人従業員がやると非常にスムーズです。実際、私の同期にも中国の人がおり、特に中国工場とのやり取りは、英語を話せない従業員が多く、言葉の壁が立ちはだかるため、彼女には翻訳や、日本とは異なる中国での考え方を助言してもらったりと、本当に助けられています。同じことがアメリカでもマレーシアでも言え、それぞれの国に根づいた文化があり、日本とは全然違います。積極的に海外への進出を行っていく当社の場合、今後、外国人の人材採用の重要性はどんどん高まっていきます。日本で採用された現地の人が赴任すれば即戦力ですからね。 また当社の外国人の語学スキルは高く、母国語に加え、英語も日本語も流暢と、実に3カ国語を駆使してコミュニケーションを取っています。彼ら、彼女らのこうした異国の言葉、文化、考え方を吸収していく姿勢にはいつも刺激を受け、私自身も学んでいかなければならないと思っています。 今後、どんどんグローバル化していく東洋ゴム。数多くの新しいタイヤ製品を世の中に生み出していきますが、私がメインに担当している工程設計業務において、国内の外国人従業員と連携しながら海外の現地従業員の業務が円滑に進むように、日本と海外を結ぶ架け橋としての役割を果たしていきたいですね。

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企業情報
企業名

東洋ゴム工業株式会社

業種 自動車・輸送機器, ゴム・ガラス・セラミック, 化学・石油, その他メーカー
事業内容 自動車タイヤ、自動車用・鉄道車両用ゴム製品、空気ばねや工業用ゴム製品、その他各種ゴム、ウレタン製品などの開発・製造・販売
Webページ 企業ホームページ
設立(年・月) 1945年8月
代表者名 清水 隆史
資本金 304億8,463万円 ※2015年12月末現在
上場データ その他
売上高 4,077億8,900万円 ※2015年12月期
従業員数 連結:11,333名 ※2015年12月末現在
従業員平均年齢 42.5歳
本社所在地 兵庫県伊丹市藤ノ木2-2-13
勤務地
(都道府県)
宮城県, 東京都, 愛知県, 三重県, 大阪府, 兵庫県

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