- Profile
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氏名:R.K
職種:工務職
入社:2014年4月
部署:工務課
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神奈川大学工学部卒業(25歳)。食べるのが好きなことから、食品会社に絞って就職活動を行う。中村屋との最初の出会いは会社説明会。消費者の信頼があって成り立つ食品メーカーとして、100年の長い歴史を持っていることや、大学の研究室でもよく食べていた中華まんのみならず、実はクリームパンをはじめ様々な食品を扱っていることを知り、さらに興味がわき入社に至る。入社後は工場の工務課にて、工場内のエネルギー設備や製造ラインの保守・点検・改善に携わり、工場の安定稼働をキープすると共に、より効率的に食品を製造するための工務を行っている。
What I do -こんな仕事をしています- 計画的に保守・改善を行い、製造ラインの予期せぬトラブルを未然に防ぐ。
私は現在、中村屋のさまざまな食品の製造が行われている工場内にて勤務し、工務課の一員として中華まんの製造ラインを担当しています。工務課が担っている役割は、計画的な保守・点検により製造ラインの安定稼働をキープすると共に、製造スタッフの方々がより効率的に作業ができるよう、機械設備の構造などを改善することです。
中華まんの製造ラインは、冬場の繁忙シーズンになると24時間体制でフル稼働します。それだけに、機械故障などが原因で少しでも製造ラインが止まってしまうと大きな損失が生まれてしまいます。そのような事態が起きないように、夏場に集中して部品交換等のメンテナンスを行ったり、省エネ化をはじめ設備の改善を行ったりするなど、万全の対策を打って繁忙シーズンに備えています。
この仕事で大切なポイントは、製造現場とのコミュニケーションです。製造ラインの変化を一番肌で感じ取っているのは、実際に機械を動かしている製造現場の人々です。製造ライン全体の改善を任されている立場としては、小さな変化をこまやかに吸い上げるため、会話しやすい関係をつくるために日々コミュニケーションが欠かせません。私もなるべくマメに製造現場の方々に声をかけ、仕事の会話だけでなく、雑談もするように心がけています。
My work -先輩たちの働く姿- 製造現場の方々から、信頼されていると実感できた時がうれしい。
私たち工務課の人間は、製造ラインを安定稼働させる上で“安心の砦”とも言える存在です。製造現場の人々は「工務課の人たちがいるから何かが起きても大丈夫」と思えるからこそ、毎日安心して仕事ができるのです。私はそうした責任とプレッシャーを背負っていることが、仕事をする上でのやりがいにつながっています。 工務の仕事をしていて一番うれしいのは、私を含め工務課が行った対策によって製造現場の人々の作業環境が良くなり、「ありがとう」という感謝の言葉が返ってくることです。最も忙しくなる冬場に製造ラインが最高のパフォーマンスを発揮できるようにするため、夏場には品質アップ・生産性アップを目的としたさまざまな検討・改善が行われます。例えば、たまねぎを切る機械をグレードアップした時は、製造現場からは「作業がすごく楽になった!」という感嘆の声が上がりました。作業しやすくするための器具をつくって導入すれば、「使いやすくなった!」という反応がすぐさま返ってくるんです。小さな改善であっても喜んでもらえるので、もっと製造現場の環境改善に貢献したいという意欲がわいてきます。
Growth and development -成長を実感したい- コミュニケーション力が磨かれ、技術面でもたくさんの仕事を覚えました。
相手の気持ちをくみ取り、常に相手の立場で動くことが求められる工務の仕事は、周囲のさまざまな人との連携によって成り立っています。また、スムーズに連携を行うためには、マメな報連相が欠かせません。 その点で言えば、入社当初の私は自分本位で、まわりの足を引っ張ってしまうことが多かったように思います。実際、メンバー間の申し送りでの情報共有不足から、生産ラインのトラブルを招いてしまいそうになったこともありました。でも、これまで多くの人と関わり、たくさんの経験を積む中で、コミュニケーション能力がかなり高まったと思います。今ではメンバー間で報連相を徹底すると共に、製造現場に新しい人が入ってきたら、自分から積極的に話しかけ、コミュニケーションをとるようにしています。 また、経験豊富な先輩と一緒に仕事をすることで、技術面でも成長できたと思います。私は大学で化学の勉強をしていたので、機械・設備に関する知識はほぼゼロでしたが、今では金属加工、溶接、配管、配線など、さまざまな分野の仕事ができるようになっています。これからも生産ラインをより良くしていくため、積極的に仕事の幅を広げ、将来的にはライン設計を手がけていきたいと思っています。
People and culture -働きやすい職場- 人柄が温かく、尊敬できる先輩が多い職場です。
入社する前の説明会や面接でも感じていたことなのですが、温かい人が多い会社というイメージを持っています。ちなみにこれは、厳しさを含めて温かいという意味です。先輩は後輩の成長を本気で考えてくれているので、引き継ぎ、報連相などにおいて、どんなに小さなことであっても決してスルーすることなく、的確な指摘とアドバイスをくれます。 いま私が最も尊敬している先輩は、工務課のグループリーダーです。普段は穏やかでニコニコしているのですが、トラブルが起きた時にはガラッと表情を変え、誰よりも早く製造現場に駆け付けます。率先して原因究明に力を注ぎ、すべての矢面に立つ姿は、本当に頼りになります。私も早くその先輩のようになれたらと思っています。 「考えすぎると前に進まない。例え無駄に終わったとしても、まずは行動に移し、それから何かを感じることが先につながる」―これはグループリーダーからもらった言葉であり、私が仕事で大切にしているスタンスです。これからも先輩から多くのことを学び、製造現場の人々から認められる仕事を目指して頑張っていきたいです。