- Profile
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氏名:山口 みなみ
職種:広告営業
入社:2014年4月
部署:第1アカウントユニット 第8営業局第1部
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大学では建築学科で建築を学ぶ。当初は建物の内装業界への就職を考えていたが、想いや情報を人々に伝え、コミュニケーションをとる広告にも興味があったことから広告業界への就職活動も行う。その中で出会った株式会社読売広告社のアットホームで誠実な人柄の社員が多い社風にひかれ、2014年に入社。以来、営業として大手食品メーカーや大手アパレル企業などを担当している。
What I do -こんな仕事をしています- 広告営業として、クライアントの課題に対して様々なメディアを活用した解決方法を提案しています。
当社は総合広告会社として、新聞、雑誌、テレビ、ラジオ、インターネットなど様々なメディアを活用したコミュニケーション全般のプランニングや広告制作をはじめ、クライアントのビジネスを成功に導くお手伝いをしています。その中で私は営業として、大手食品メーカーや大手アパレル企業、衛星放送関連企業などのクライアントを担当しています。「新商品をより多くの人に告知したい」「商品の売上をアップしたい」といったクライアントの要望をうかがって、「こういうメディアを使った広告展開をしましょう」と提案します。そしてマーケティングやクリエイティブ、プロモーション担当スタッフと連携しながら、クライアントとの窓口となって実行していくのが私たち営業の役割です。
例として私が入社1年目に携わった大手食品メーカーのプロモーションをご紹介します。その商品は当時売れ行きが好調で、その波に乗ってさらなる売上アップを図るプロモーションをやろうということになりました。そこで当社が提案したのが当時ブームになりつつあったWeb動画です。テレビCMと連動した動画を作ることになり、そのチームの一員として、私はクライアントやCMに出演している女優さんの所属事務所との交渉、さらには社内のスタッフとの打ち合わせを行いました。約3ヶ月間かけて制作し、リリースしたところ、その動画はSNSなどで評判となり、商品の売り上げアップにもつなげることができました。
My work -先輩たちの働く姿- 商品が発売される前から発売後の動きまで一貫して見続けることができる醍醐味があります。
商品の発表前から発売後までの過程をずっと見続けられるのが広告営業の魅力です。まずは発売前にクライアントからどんなターゲットに向けて、どのように商品展開をしていきたいかなどの要望や課題をうかがいます。それを会社に持ち帰ってマーケティングやクリエイティブ、プロモーションスタッフと話し合い、たとえば「テレビCMとWebを組み合わせた広告展開をしましょう」といった提案をします。そして商品の発売に合わせてプロモーションを展開し、世の中に広まっていくまでを一貫して見ていくことができます。世の中の流れがわかるので、こんな素敵な仕事はないと感じています。 そんな仕事の魅力を実感したのは、最近担当した大手食品メーカーのプロモーションです。企画がスタートしたのは約1年半前でした。クライアントから「新製品を発売するからそれに向けてプロモーションを進めたい」というお話をいただき、先輩と3人のチームで対応することになりました。まず商品ターゲットを定めるために調査したところわかったのは、現在の主な購買層は40代女性ですが、多くの人が30代の頃から購入して使い続けているということでした。そのため、30代女性をターゲットとしてこの商品をアピールすべきだとクライアントに提案しました。その後もクライアント先に足しげく通い「商品をどう訴求すれば売れるか」について一緒になって悩み、話し合いました。お客様のご要望や事情をいかに的確にマーケティングやクリエイティブスタッフに伝え広告展開に反映するか、またお客様にマーケティングの専門施策をいかにわかりやすくかみ砕いて説明するかなど苦労もありましたが、無事商品の発売に合わせてプロモーションを進めていくことができました。プランニングから企画・制作・実行まで一貫して携わったのは初めての経験でしたが、商品が世の中に出て多くの人たちに認知されていくまでの流れがわかり、とてもいい経験になったと感じています。
My choice -この仕事を選んだ理由- テレビCM、雑誌、Webなど多彩なメディアを使った提案ができる点に魅力を感じました。
総合広告会社の営業という仕事を選んだのは、クライアントの様々な課題に対して、テレビCM、雑誌、新聞、Webなど多彩なメディアを活用した解決方法を提案できる点に魅力を感じたからです。もちろん一つの商材や一つの媒体だけを扱う営業も面白いと思いますが、私はより多くの引き出しを持ってクライアントの要求に応えたいと考えました。また、もともと広告が好きだったこともこの仕事に決めた理由の一つです。就職活動の際に友人と話したのですが、福利厚生を重視する人、結婚・出産などライフプランを大切にする人など、会社や仕事を選ぶ基準は人それぞれでした。私の場合、生活の中で仕事が占める割合はとても大きいので、どうせやるなら自分が好きなことを仕事にしようと決めたのです。 広告営業の仕事を始めて3年が経ちましたが、営業、クリエイティブ、マーケティング、プロモーションの各スタッフがチームとなってクライアントの課題解決に取り組む面白さを感じています。私たち営業はお客様の立場に立って発言しますが、マーケティングスタッフは世の中の流れやトレンドを考えた上で、クリエイティブスタッフは広告をつくる立場から意見を出します。時には意見が食い違うこともありますが、違った視点の意見を聞くことでこんな考え方もあるのかと気づかされ、学生時代に比べると大きく視野が広がりました。例えば以前ならテレビCMを見ても、映像がきれいだとか登場するタレントさんがかわいいといったことしか感じませんでした。でも今はその15秒間に込められたクライアントの想いやメッセージは何なのだろうかまで踏み込んで見るようになっています。また、コンビニに行ってもこの商品はなぜこの位置に陳列されているのかを考えるようになり、広告に携わる視点で自然と物事を見るようになったなと成長を実感しています。
People and culture -働きやすい職場- 営業・マーケティング・クリエイティブなど各部門で女性が数多く活躍しています。
当社では営業やマーケティング、クリエイティブなど各部署で女性が数多く活躍しています。営業は1部署約10名体制ですが、そのうち1~3名は女性社員で全員が責任ある仕事を任されています。社内には魅力的な先輩たちが多くいて、初めての商材を担当するときはしっかりと勉強した上で仕事に臨む姿勢や、自分の主張をしっかり持ちながらも他の人の意見も聞き、最後には皆が納得する落としどころを見つけるという仕事ぶりは、常々見習いたいと思っています。またここ数年は、結婚・出産を経て復帰して活躍している人も増えています。 そして、男女関係なく早い時期から重要な仕事を任せてもらえるのも当社の特徴です。実際、私自身も入社2年目にある食品メーカーのエリア限定テレビCMをメイン担当として任されました。クライアントの担当者やまわりの先輩に助けられて、何とか完成させることができました。実は私はそのエリアの出身だったので、両親が「CMを見たよ」と言ってくれたときは嬉しかったですね。さらに当社には上司や先輩が若手の意見にもしっかりと耳を傾けてくれる風土があります。先日、あるプレゼン資料について意見を言ったところ、先輩が「自分は気づかなかったけど、確かに言われてみればそれも検討すべきだね」と言って、意見を汲んでくれました。このように入社3年目の若手の意見も聞いてくれる度量のある先輩のもとにつくとやりがいがありますね。