• Profile
  • 氏名:桑原 由知

    職種:開発エンジニア(マネージャー)

    入社:2003年4月

    部署:新規事業部 新領域開発部

  • 中途採用で入社。前職も同じく開発エンジニアで、超音波診断機器の設計およびプログラミングに5年ほど携わっていたが、研究開発センタ-がある地方への転勤を打診され、慣れ親しんだ神奈川で働き続けたいという思いから、転勤の必要がない会社への転職を決意する。アカサカテックは転職活動する中で知り、横浜に根ざしていることに加え、会社の強みであるGPS技術や、当時力を入れようとしていたGIS技術に興味を持ち、主にソフトウェアを担当する開発エンジニアとして入社する。現在は技術開発本部にて、技術開発を行うと同時に、マネージャーとしてセクションのマネジメントでも手腕を発揮している。

What I do -こんな仕事をしています- GPSをコア技術とした、製品の企画・設計・開発などを担当。

私は現在、技術開発本部のエンジニアとして、製品のモノづくりに携わっています。製品のほとんどは自社で開発しているため、どんな製品にするか?という企画から始まり、実際のモノづくり、意図した通りに動作するかの検証まで、モノづくりの全てのプロセスに関わっています。開発工程では使用環境によってさまざまなプログラム言語を使いますが、教育体制が整っているため未経験でも心配はいりません。文系・理系・知識の有無を一切問わず、3年も経験を積めば当社で活躍するだけの技術が身に付きます。
製品は、制御をつかさどるソフトウェアと、ソフトウェアが搭載されるハードウェアがかみ合って、初めて機能します。そのため、ソフトウェア担当とハードウェア担当が協力し合いながらモノづくりを行っています。
私たちは会社から依頼されて製品をつくるスタイルではなく、メーカーとして製品を開発し、各方面に提案・導入することで業績を伸ばしてきました。だから、自社でゼロから新しい技術や製品を生み出す「研究開発」も大切な仕事となります。当社のエンジニアは導入した製品の改善を行う傍ら、パートナーシップを結んでいる台湾のEMSメ-カ-と連携しながら、新製品の開発に向けた研究開発にも果敢に取り組んでいます。

GPSはどんな業界でも使える技術です。

My work -先輩たちの働く姿- GPSを使えば、さまざまな業界が抱える課題を解決する可能性がひらける。

GPSとは、人工衛星を活用し、対象物が地球上のどこにいるのかを正確に割り出すことができる技術です。元々は航空機や船舶などの航行システムで多く活用されていましたが、現在は機器の小型化や情報技術などの急速な発展に伴い、あらゆる業界で使われる技術として浸透してきました。携帯電話に組み込まれているGPS機能は、皆さんにとっても馴染み深いと思います。位置特定の精度は、製品によっては数ミリの誤差で位置を割り出せるほどまで向上しています。 工事現場で車両の安全運転および工事の効率化を支援する「ダンプ運行システム」や、工事用作業船の安全性向上・施工を支援する「作業船運航支援・施工管理支援システム」、高速道路の保全管理を支援する「高速道路・緊急報告支援システム」などは、当社がGPSを活用し、独自に開発している製品の一例です。 これらGPS機能を搭載した製品は、単に業務を支援するだけでなく、社会問題の解決に貢献している一面もあります。例えば、高速道路でGPS機能を活用すれば、交通事故を未然に防げる可能性があります。また環境においても海上で活用すれば、所属する海域における気象・海象情報を元とした効率的な航海計画を算出することによって、よりよい環境・燃費性能対策を打てるのです。このように、自分が生み出した技術・製品を通じて、社会とつながっている実感が味わえるのも醍醐味の一つとなっています。

モノづくりの楽しさを追求できる環境です。

My choice -この会社を選んだ理由- この開発環境でなら、クリエイティブな発想で製品開発ができると思いました。

私は前職も製品の開発エンジニアでしたが、他社から依頼されたものをつくるスタイルであったため、なかなか自分なりの発想・アイデアを盛り込むチャンスがありませんでした。そういったジレンマを払拭したいと思っていた私にとって、当社の開発環境は非常にワクワクするものであったと記憶しています。面接の際に社内見学をした時に、エンジニアがソフト・ハードの垣根を超えて知恵を出し合い、本当に楽しそうにモノづくりに励んでいる様子を見た時に、直感的に「ここしかない!」と思いました。 GPS技術や、当時会社として力を入れようとしていたGIS(コンピュータを用いて位置・空間などの情報を重ね合わせ、情報の分析・解析をおこなったり、 情報を視覚的に表示させるシステム)の技術的な観点での興味もありましたが、何より自分たちで技術・製品を生み出し、さまざまな業界に売り込むというスタイルにエンジニア魂が刺激されたのです。ゼロからモノをつくることは大変な労力を伴いますが、これこそ私が求めていた開発スタイルであると確信しました。

フランクな社風なのですぐに馴染めますよ。

People and culture -働きやすい職場- 情熱的にモノづくりに向き合うエンジニアが集まっている会社です。

常に技術・製品のアイデアが飛び交っている開発環境ですね。企画会議という形式的な場を設けなくても、電車で移動中に考えるメンバーもいれば、休憩時間の会話の中で意見を出し合っているメンバーもいます。当社の社長も元々は技術畑を歩んできた人間であり、私たちと同じように製品の企画を練るのが大好きです。私のスマホに「こんなことを思いついたんだけど、できないかな?」とメッセージが来ることもあります。とにかく、オンリーワンのモノづくりに価値を見出しているエンジニアが多い会社です。 このように、すべてが自分たち発信の開発であるため、面白いと感じたものは、「よしチャレンジしてみよう!」という思いきりがある風土ですね。最近でもエンジニアのアイデアをベースに、Android OSで動き、マルチGNSS(GPS, GLONASS, BeiDou)機能も搭載した専用端末をリリ-スしました。11/22に製品の発表会を行い、建設機械や船舶向けに売り込む予定です。 そういった風土であるせいか、堅苦しい上下関係・人間関係は一切ないですね。役職で呼ぶのは社長くらいで、あとは全員「さん付け」で呼び合っているような職場です。

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企業情報
企業名

株式会社アカサカテック

業種 ソフトウエア・情報処理・ネット関連, 建設・住宅・設備, 機械, 電子・電気・精密機器, その他メーカー
事業内容 ・GNSS(GPS,GLONASS,BeiDou)、GISシステムソリュ-ションサ-ビス
陸上/海洋建設システム開発
船舶支援システム開発
社会基盤支援システム開発

・クラウドサ-ビスを用いたアプリケ-ションサ-ビスプロバイダ

・電気通信事業
Webページ 企業ホームページ
設立(年・月) 1988年12月21日
代表者名 加瀬 順一
資本金 4,000万円
上場データ 未上場
売上高 8億円
従業員数 32名(うち正社員22名)
従業員平均年齢
本社所在地 神奈川県横浜市金沢区白帆4-2マリーナプラザ3F
勤務地
(都道府県)
神奈川県

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