• Profile
  • 氏名:加田 淳貴

    職種:施工管理

    入社:2012年

    部署:船舶事業本部 船舶営業推進部 船舶工事課

  • 大学時代は社会環境工学科で土木全般について学ぶ。大学の恩師から「寄神建設」を紹介され、2012年4月に新卒で入社。以降、船舶部にて4ヵ月の研修乗船を経験。コンクリートミキサー船に乗り、震災復興の一環で、岩手県の久慈港にて防波堤の修繕工事に従事する。専門用語や係留方法を習得し、船舶事業本部船舶営業推進部の船舶工事課に配属となり、港湾土木を中心に関わっている。

What I do -こんな仕事をしています-港湾・土木・建築を手掛ける「寄神建設」。だれもが知っている社会インフラを支える大型プロジェクトの実績も豊富。

「寄神建設」は、海洋土木工事を中心とする幅広い土木・建築工事を展開しています。東京国際空港(羽田空港)、関西国際空港、神戸ポートアイランド、東京湾アクアライン、明石海峡大橋など、誰しも一度は聞いたことのある空港や港、道路や橋ではないでしょうか。こうした大型プロジェクトにおいて、欠かせない役割を果たしているのが当社です。国内最大級を誇る4,100t吊の起重機船「海翔」をはじめ、各種作業船団を多数保有しているのが私たちの強みです。また、海洋土木工事に加え、ビルやマンション、河川工事や高速道路、ダムや下水道の整備など、さまざまなインフラ整備を支えています。近年では、太陽光発電事業設備の施工にも力を注ぐとともに、VOC・油汚染浄化工法等を用い、汚染土壌の改良を行うなど環境に考慮した取り組みも行っています。
私が所属する船舶事業本部は、大型の起重機船を使用した重量物の据付け作業を主に担当しています。入社後、研修乗船があり、船に乗ること自体が初めての経験でしたが、船の用語や係留方法、舫い(もやい)の取り方など基礎から学ぶことができました。4ヵ月後の本配属以降、2015年1月に開通した沖縄県の伊良部島と宮古島を結ぶ「伊良部大橋」の工事など本格的に海洋土木の仕事に関わるようになりました。他にも、製鉄工場において製鉄原料の荷役能力向上に必要なアンローダーの据付け作業に従事。アンローダーの重量は約3,000t、その上、特殊な形状だったため、2隻を駆使して進行しました。責任感は大きいですが、無事にやり遂げた達成感は格別です。

My work -先輩たちの働く姿-工事表彰を目標に目の前の仕事に取り組む。

年に一度、社内の公募制度である「工事表彰」が開催されます。社歴に関係なく、社員が自身の担当した現場を表彰対象として自薦し、安全性、工期や予算の目標達成などあらゆる視点から、その工事を評価するというものです。役員の方に参加いただき、一定の基準を元に対象となる工事が決まり、表彰対象に選ばれると金一封が支給されます。自分たちの仕事ぶりをしっかりと会社が見てくれているというのは日々のモチベーションにつながります。2014年10月末、韓国で造船所のモジュールを設置するため、起重機船に乗りました。プロジェクトをリードしたのは、部署内で私と30代の先輩です。その方が中心となった韓国での海外工事が工事表彰に選ばれました。自分にとって初めてとなる海外での工事で、赴任するまでの手続きの多さには驚きの連続。クリスマスと正月を海外で迎えることになり、日本以上に寒い気候でしたが、使命感に燃え、気持ちは熱かったのをよく覚えています。振り返ってみると、工事の期間は一カ月で、限られた条件の中で作業が進行しました。あの状況を乗り越えた経験は私にとって大きな財産です。それから台湾、フィリピンでの海外工事にも関わりましたが、このときの経験が活きています。先輩たちのようにいつか工事表彰を受賞できるような仕事を成し遂げることが目標です。 また、世間的に注目されるプロジェクトに関わることもあり、その際はプレッシャーも感じますが、同時に自分たちの仕事への期待もヒシヒシと感じます。これからも経験を積んで、世の中の子どもたちから憧れられる存在となれるよう、ひと回りもふた回りも大きく成長していければと思っています。

People and culture -働きやすい職場-自分なりのスタイルで、ベストを目指す。

説明会に参加して印象的だったのは、社員の方の雰囲気がとても良かったこと。大学の先輩たちが多く入社しているということもあり、安心して入社することができました。入社後の仕事は、起重機船を扱ったり、図面を書いたり、工事の計画を立てたり、大学で一般土木を学んでいた私にとって初めての経験ばかり。どんなワイヤーを使うのか、どんな吊り方がベストなのか、自分一人ではなかなか答えが出ないことも多いです。そんなとき、先輩たちから正解へのヒントとなるアドバイスをもらえます。 ただ、教えてもらったヒントをそのまま単に言われた通りに実行するだけでは成長につながらないと考え、自分なりのアレンジを必ず加えるようにしています。 当社には、部下一人ひとりの考え方や仕事のやり方を尊重してくれる先輩が多く、自分なりのアイデアで仕事に取り組めるところが大きなやりがいです。実際、船舶工事課にはひと回り以上年齢が上の先輩もおりますが、年齢差を感じさせずに気軽に相談でき、悩んだときに質問すれば、いつだって的確な答えを返してくれる人ばかり。大きなプロジェクトを乗り越えてきた、かけがえのない仲間とお互いに感じているからこそ、自然と助け合えるのだと感じています。

Growth and development-成長を実感したい-施工管理に必要な資質は、コミュニケーションスキル。

所長として2016年は2つの大きなプロジェクトに関わりました。一つ目が5月に参画した岡山県倉敷市でのアンローダー3基の移設・撤去・増設です。アンローダーのうちの1基は特殊な形状で台湾から運んできたもの。“ヤジロベエ”のような珍しい形のクレーンを扱ったのは初めての経験で、戸惑うことばかりでした。 10月末からは、同じくアンローダーに関わる仕事に着手。大分県浜田市で船に積み込み、愛知県名古屋市で作業を行いました。船2隻による相吊りで、1隻は自社の船、もう1隻は他社の船の力を借りましたが、これも今までにない経験。特に名古屋港では、漁業組合や地元住民の方々など近隣への周知に今までの現場とは比べ物にならないぐらい事前準備を要しました。これまでも他社と協力する作業はあっても、今回のプロジェクトのような大きな船を扱ったことがなく、なかなか思い通りに進まなくて苦労しました。 会社が違えば、当然やり方も異なります。お互いに共通項を見出し、調整役として現場をまとめていくことの必要性を実感。他社と協力して取り組む上で、お互いに歩み寄ることの大切さを学びましたが、実際は工期の関係で、詳細までつめきることができず、細かな点は現場での対応となり、柔軟な対応力をもっと磨くことが必要だと気が付きました。施工管理のプロとして、現場に必要な幅広い知識とフレキシブルなコミュニケーションスキルを磨くことがこれからの目標です。

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企業情報
企業名

寄神建設株式会社

業種 建設・住宅・設備
事業内容 総合建設業
Webページ 企業ホームページ
設立(年・月) 1950年8月
代表者名 寄神 正文
資本金 2億40万円
上場データ 未上場
売上高 146億3,900万円
従業員数 252名
従業員平均年齢 45歳
本社所在地 兵庫県神戸市兵庫区七宮町2-1-1
勤務地
(都道府県)
宮城県, 東京都, 愛知県, 大阪府, 兵庫県, 岡山県, 広島県, 福岡県

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