- Profile
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氏名:森本 雄
職種:国内営業
入社:2014年4月
部署:産業電池電源事業部 電源システム販売本部 関西第一営業部
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國學院大学 経済学部経営学科で組織経営学を専攻。経営組織のモチベーションや組織・個人間に見る相互作用といった知識を広く習得するうち「BtoB(企業間取引)メーカー」に興味を抱く。そんな折、趣味であるF1のTV観戦中に観たバッテリーのCMをきっかけに同社への興味が高まり、2014年4月『株式会社GSユアサ』に入社。「同期で一番のムードメーカー」と仲間に評される明るいキャラクターが魅力だ。現在入社3年目、ライフラインを担う主要クライアント2社を任される若手のホープ。
What I do-こんな仕事をしています-大手電力会社やガス会社がお客さま!国内営業担当として産業用電池と電源システムを販売しています。
「日本電池」と「ユアサコーポレーション」、日本における鉛蓄電池の歴史を作った2つの企業が1つになってできた企業体『株式会社ジーエス・ユアサ コーポレーション』の事業会社として2004年に設立された会社、それが『株式会社GSユアサ』です。おなじみの自動車・バイク用電池(バッテリー)や、衛星ロケットなどで活躍する特殊電池、さらに公共交通を支える産業用電池など、日本の産業と暮らしを支えるあらゆる「電池」を広く手がけています。
そんな当社で私は国内営業の仕事をしています。担当製品は「産業用電池」と「電源システム」です。現在、担当するお客さまは大手の電力会社さま・ガス会社さまで、特に前者は大阪と奈良、和歌山エリアを受け持っています。同セクションには約30名の営業担当が在籍し、それぞれ決まったお客さまを専任で担当しています。提案型の営業のため、お客さまとの密な関係作りが肝となります。
「産業電池」や「電源」と聞いてもあまりピンと来ない方が多いかもしれませんね(笑)!ひと言で言えば、発電所や変電所、さらには病院や工場、大型施設などの機器類を非常時も滞ることなく動かすための装置です。具体的には、直流電力を送電ロスの少ない交流電力に変換する「インバータ」や、 インバータとは逆の電力変換ができる「整流器」、バックアップ用の「蓄電池」といった製品が挙げられます。ご要望のヒアリングから、これらの製品について設計や工事部への手配を行います。このように営業が関わるのは、ご要望の聞き取りから設置(納品)までの全工程。経年で劣化した電池を回収し同じ製品を案内するだけではなく、よりお客さまに満足いただける製品をイチから作ることも多く、お客さまと技術・開発担当者の橋渡しとなる、とてもやりがいのあるポジションです。
My work ‐先輩たちの働く姿- もしも電気やガスが止まったら…。大丈夫!私たちの製品が、そんな“まさかの事態”を回避します!
私が商談で訪問する先はオフィスではなく、変電所やダムです。各現場に直接赴き、調査や打合せを行います。営業先として特殊な印象を受けるかもしれませんが、実は変電所などは町に1つくらいの割合で存在している、意外と一般的な施設なんです。通学時、知らないうちに毎日側を通っている方もおられるかもしれませんね! 先ほども少し触れましたが、私がそんなお客さまに提案するのはズバリ「非常時に活躍する製品」です。例えば、病院に電気が流れなくなったらどうなるでしょう。患者さんの生命に関わる重要な医療機器や手術に必要な電子メスなどがたちまち使えなくなってしまいます。また、何千人が活動するインテリジェントビルのあらゆる機能も停止。さらに、快適に使えて当然になっている上下水道にも影響が…。きっと、私たちの思う当たり前の暮らしはひとたまりもないでしょう。 とはいえ、基本的に日本の電力インフラは非常に優秀で、ライフラインが停止することはほとんどありません。それでも、その機能に不具合が生じてしまった時、絶対的に頼りになる何かが必要です。そんないざという時の「最後の砦」のような、人々の暮らしの「当たり前」を守ることができる製品を提供する仕事に携われていることが、私自身のモチベーションに直結しています。
People and culture -働きやすい職場-サポート体制が整っており、若手でもどんどんチャレンジできる環境です。
GSユアサでは、社歴に関わらず責任ある仕事を任せてもらえ、新人の時から存在意義を発揮できます。こう言うと放任主義のようにも聞こえますが、若手の挑戦をサポートしてくれるあたたかい職場環境が整っていることの表れです。制度として、入社半年間、直近の先輩が新人の指導担当となり業務について教えてくれる「サポーター制度」というものももちろんありますが、そんな社内制度を超えてたくさんのフォローがある職場です。そう思うのは、私が実際に周囲の力を借りて成長してきた実感があるからです。 思い返せば、初めはお客さまが話す専門用語がほとんど分からない状態でした。そのため客先では聞いたままを必死でメモし、帰社後先輩に“訳してもらう”のが精一杯でした。でも、目に見えて多忙な先輩の手をそう何度も止めてはいられないうえ、ダメなやつとも思われたくない。そのような考えから聞くべきことも聞けず、仕事が上手く回っていませんでした。そんな状況に陥って沈みがちになっていた時、ある先輩から「知ったかぶるな。先輩には遠慮せず、何回でも聞けばいい。動かない失敗は身にならないが、行動した上での失敗は経験になる。」と励まされました。そのアドバイスで、私の様子を先輩方が気にかけてくれていることわかり、とても感動したのを覚えています。それからはわからないことを積極的に聞くようになり、仕事が順調に進むようになりました。先輩だけでなく同期たちも、ことあるごとに話を聞いてくれたり、上司には今更聞けない情報の共有で助けてもらったり・・・本当に有り難いと感じています。 あと、実はもともと私の担当であったお客さまは、直接営業のスタイルで担当するお客さまだけだったのですが、いつだったか「代理店営業もぜひやってみたい」と、なんとなく先輩に話したことがありました。現在、併せてガス会社さまを担当できるようになったのも、そのひとことがきっかっけです!このように、社歴に関係なく意志表示をすればチャンスを与えてくれ、仕事を任せてもらえることも当社ならではの社風ですね。
Growth and development ‐成長を実感したい-「GSユアサの一担当者」としてだけではなく「森本 雄」としてできる仕事を!
入社3年目、後輩の手本にもなる仕事をと肝に銘じる毎日ですが、我ながら成長を実感できる出来事もあります!先輩から独り立ちし、担当を持ち始めた頃は、自信が持てず常に「ミスしないかな」「コレでいいのかな」と迷ってばかりでした。お客さまからアドバイスや相談を求められてもその場で即答・即決ができず、見るからに不安そうな表情のお客さまを残したまま会社に戻ったことも少なくありませんでした。でも、場数を踏み仕事を任されるうちに「お客さまの求めるものは製品そのものだけではない」と気付くことができました。納期最優先は当然ながら、GSユアサひいては私に対する安心感や信頼感を提供することが大事なのだと気がつきました。 私が今、お客さまに安心を提供するために心がけていることは「先回りして準備すること」です。例えば、以前は納期まで1年以上あるような受注に関しては、余裕があるからと、お客さま側からスケジュールの連絡や情報提供があるまで待っている状態でした。ですが、今では私から積極的に働きかけ、早期から進捗の舵取りをするようにしています。すると、日程のみならず気持ちの面でも余裕が生まれ、お客さまとのやりとりもグッとスムースになりました。以前は叶わなかった、お客さまの求めるスピード感ある仕事を実現できるようになり、仕事の質を高めることができました。この業務スタイルにしてから「先の事、煩雑な事は後回し」という自分の性格そのものも克服できた気がしています。 最近では、以前私のふがいなさでご迷惑をかけてしまったお客さまからも名指しで相談をもちかけてもらえたり、担当エリアが変わった後も、変わらず私宛に連絡をいただけたりと嬉しいことがちらほらあります。これも、自身が成長している証拠だと感じています!