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氏名：石川 順一
職種：代表取締役
入社：1976年4月
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1976年5月、東京都墨田区で防災機器販売業を創業し、同年12月、前身である共同防火設備株式会社を設立。以来40年、経営の第一線で同社の舵を取り続けている。豪快な人柄と、未来を語って人をグイグイ引きつけるリーダーシップに、魅了される人も多い。
Our businesses -会社を知る- 総合設備点検のパイオニアとして40年
当社は、首都圏と仙台、名古屋、大阪に拠点を持ち、ビル、マンション、商業施設などの設計・施工からメンテナンス、緊急対応まで、自社で一貫して行っています。業界の中でも、自社だけでここまで対応できるところは珍しいと言えます。
もともとは、ビルや大規模な工場に、消火器をはじめとした防災機器の販売から事業をスタートしました。その後、防災機器のメンテナンスから、設備自体のメンテナンスにも事業を拡大。現在は、消防をはじめ、電気、空調、給排水設備の定期点検はもちろん、トラブルにも対応。総合設備点検のパイオニアとして、お客様から確かな信頼を得ています。おかげさまで2016年12月で、40周年を迎えることとなりました。
警備会社が、設備の中の人やモノを守るのに対し、私たちは「設備自体のセキュリティを守っている」と言えるでしょう。建物が、日々何事もなく使えているのは、私たちがサポートしているからだと自負しています。
Corporate value -私たちの強み- スピードと質を追求できる自社一貫体制と、自己資本100％による迅速な意思決定
自社での一貫体制なので、お客様のご要望にスピーディに対応することが可能です。各部署間でスムーズに情報共有できるため、ニーズに対しても的確で質の高いサービスを提供できます。 この体制をキープするため、当社では営業先行ではなく、対応できる人材の確保や教育に力を入れてきました。たとえば、施設の緊急対応のサービスも、24時間365日相談を受け付ける緊急対応チームや、実際に出動する修繕部隊をつくりあげてから提供を始めました。 当社の資源は「人」です。「人」が成長しないと、事業は拡大しません。このような万全を期してからサービスを提供する体制が、高い信頼につながっています。それによってお客様が首都圏外に事業を展開するときにも、プロジェクトの早い段階から「ぜひ協力をお願いしたい」とお声がけをいただき、当社も準備を進めた上で拠点を増やしていきました。 また、当社は自己資本100％です。そのため、大胆な経営戦力を立て、実行しやすい環境が整っています。これによって、時代の先を読んだチャレンジングなプロジェクトにも取り組むことができるのです。
Our Vision -戦略・ビジョン- 10年先を見据え、B to Cにシフトした個別サービスを展開
現在、建物全体の設備に対してのサービスがメインですが、今後は各部屋単位でも対応していきます。コンセントの新設・移設・増設、蛍光灯の交換、水回りの修繕などから、テレビや冷蔵庫のメンテナンス、インターネットの設定、窓のサッシやドアノブの交換まで、あらゆるお困りごとを解決します。 それを、24時間365日、自社で対応できる体制を整備します。たとえば仕事で夜遅く帰ってきたとき、「電気がつかない！水が流れない！」という緊急事態にも、専用ダイヤルやネットでお問い合わせいただければ、すぐに自社の修繕部隊が駆けつけます。 現在、首都圏と仙台、名古屋、大阪には約1000万戸の住まいがあり、1世帯が住居の修繕にかける費用は年間10万円と言われています。つまり、これだけで1兆円産業です。そこに迅速で質の高いサービスを提供することは、大いにチャンスがあると考えています。 しかし、人材を確保する力、育てる資金、そして成長した人材が活躍できる仕事を結び付けなければ、企業の成長はありません。そのため、今後10年で社員数を1000人に拡大します。同時に、教育体制の整備や研修費の調達など、前もって行うべきことを、どんどんスケジュールを早めて取り組み、新たなマーケットを狙える準備を進めています。 今後、同様のサービスを提供する企業が増えるかもしれません。しかし、当社は自社一貫サービスを提供できる優位性があり、業界を一歩も二歩もリードしていると考えています。すでに大手マンションデベロッパーと提携し、プロジェクトは動き出しています。これからも、「常に先を考えて、ビジネスをつくる企業」を目指して邁進していきます。
People and culture -働きやすい職場- 「食事会」「1000円食べ飲み放題」など、交流の機会が多く、みんな家族のように温かい
私は、会社では社員にとって「お父さん」だと思っているんですよ。だから、「子どもたち」のことはしっかり育てたい。そのため研修には力を入れています。 特に社会人マナーは、信用の第一歩。そこで毎年、2～3泊ぐらいの合宿研修に、年次や役職に関係なく参加してもらい、徹底的にブラッシュアップしています。2016年度は、全社員の4分の3にあたる約150名が研修を受けました。このような継続した研修の成果で、当社の社員は挨拶するとき、みんな立ち止まり、相手の目元を見て声をかけてからお辞儀します。それが自然にできるようになっていますね。 そして、後輩の面倒をとことんみるように、社員には言い聞かせています。そのかわり後輩も、先輩や上司、会社の期待に応えて貢献するように求めます。恩を感じ、恩を返す、そういう人としての礼儀をきちんと身につけてほしいと思います。 また頑張ってくれている社員の労をねぎらうため、社内パーティや忘年会旅行などを定期的に企画しています。食事会も頻繁です。勤続10年の社員と天然フグを食べるといったオフィシャルなものから、「社長、焼肉に行きましょう！」という社員の声がけで突発的に食べに行く非公式のものまで、大小さまざまです。このほか、部署の垣根を越えてコミュニケーションを図ってもらえるよう、最寄りの居酒屋と提携し、「社員は1000円食べ飲み放題」という福利厚生もあります。 食事会で、私のことを「親父」と気さくに語りかける社員もいます。社員はみんな、会社や一緒に働く人のことが好きだと思います。こんな「子どもたち」のことを、私はどんなことがあっても守りたいと思います。
