- Profile
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氏名:藤田 一郎
職種:株式会社日本創発グループ・代表取締役社長/クラウドゲート株式会社・代表取締役
入社:2016年9月
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1966年、愛知県名古屋市生まれ。慶応義塾大学を卒業後、野村證券株式会社に入社し、インベストメントバンキング担当として、顧客企業の事業経営戦略ソリューション業務に携わる。退社後、シダックス株式会社にて常務、大新東株式会社にて代表取締役副社長を経て、2010年にクラウドゲート株式会社の代表取締役に就任。2017年3月より株式会社日本創発グループの代表取締役社長に就任。
Our businesses -会社を知る- デジタルコンテンツ、セールスプロモーション、印刷を三本柱に、顧客満足度の高いサービスを届ける
株式会社日本創発グループは、2015年にクリエイティブ関連の企業の持ち株会社として設立されました。
2017年10月現在、当グループを構成する企業は35社(うち14社は持分法適用会社)。出版・美術印刷やアルバム制作、販売促進コンサルティング、広告代理業、3DCG・VRなどのデジタルコンテンツやWEB、ゲーム制作、フィギュアやキャラクター文具の企画・製造からガチャガチャなど、各社の強みを活かしたサービスとソリューションを提供しています。
日本創発グループは、デジタルコンテンツ、セールスプロモーション、印刷、メーカーOEMの四つの分野を柱として、グループ間で連携を図りつつ、より高品質で顧客満足度の高いサービスとソリューションを届けています。グループ各社の多様なリソースと先進技術を駆使して、ビジネスパートナーとして、お客さまのニーズに応えています。
私たちの歴史は始まったばかり。ターゲットの心に刺さる先鋭的で深淵なクリエイティブを生み出していけるよう、今後さらにグループを拡大していく予定です。
Corporate value -私たちの強み- グループ各社の専門ノウハウ、企業間の連携を活かした心動かすクリエイティブを発信
日本創発グループの強みは、各企業を支えるスタッフ一人ひとりの能力、そして各社間の連携によって生み出される力です。私たちはさまざまなサービスとソリューションを提供していますが、お客さまのニーズをかたちにし、満足していただけるクリエイティブを生み出せなければ意味がありません。 グループを構成する各企業には、クリエイターや技術者、その他さまざまな業務に従事するスタッフたちがいて、日々活躍しています。私はグループの顧問として、彼らが個々の能力を発揮できる、働きやすい環境づくりを進めています。 とくに専門的な技術やノウハウを必要とする業務については、事業の担い手となる人材育成に着目しています。入社後はOJTを通じて仕事の流れやノウハウを身に付けますが、実際に仕事に携わってみると、自分でも気付かなかった適性が明らかになることがあります。たとえば、「自分にはデザインの仕事が向いている」と思っていても、その人がもっと力を発揮できる業務が他にあるかもしれない。人材育成は、さまざまな可能性を持つ人の成長力を柔軟に捉え、ジョブローテーションなども取り入れながら、個々の能力を伸ばしていければと考えています。
We are looking for people who… -私たちが求める人材- スペシャリストであり、ジェネラリストでもありたいと考える人
「専門的な技術を磨くだけでなく、幅広い知識を身に付けたい!」という意欲のある人を求めています。スペシャリストとジェネラリスト、矛盾しているようですが、クリエイティブの世界で活躍するにはどちらの要素も大切です。自分の特性に磨きをかけながら、知見を広げていく。そういった人材を育てるために、私たちは力を惜しみません。 また、社員本人の希望を汲んだ上で、グループ企業間の人事異動も行っています。グループ企業の中には、同種の事業を展開する会社もありますが、各社で異なる技術やノウハウを有しています。ですから、他社に異動し、新しい環境で仕事をすることは、社員本人にとって良い刺激になるでしょう。そして、新たな人材を迎え入れる会社にとっても、新風が吹きこむことでキャパシティ拡大のきっかけになるかもしれません。今のところ異動例は営業担当者のみですが、今後はクリエイティブ職についても行う予定です。 企業間交流にも力を入れ、日本創発グループに新規参入した会社の社員を対象に、グループ企業見学バスツアーを実施しています。グループ各社をまわり、コンテンツ制作に取り組む様子や印刷工場などを見学します。リアルな仕事の現場を目の当たりにして、新しいアイディアが生まれたり、新たな可能性の発見につながったりすることもあるようですね。
Our Vision -戦略・ビジョン- デジタルとアナログ、両方の技術を追求し、あらゆる顧客ニーズに応えたい
グループが目指す目標は、クリエイティブを全般的にサポートする企業集団であり続けることです。社会は刻々と変化し、顧客ニーズも進化し多様化しています。グループの連携力を活かして、あらゆるニーズに応え、お客さまに喜ばれる技術とソリューションを提供していきたいですね。 とくに強化したいと考えているのは、デジタルメディアです。デジタル技術を使ったクリエイティブの良いところは、ユーザーの心だけでなく体をも動かすことができる点。スマートフォンでもゲームでも、操作するのに何らかのアクションを必要としますよね。AR、VR、プロジェクションマッピングなどは仮想空間をリアルに体験できるソリューションです。今後ますますニーズの高まる分野なので、従前以上に力を注いでいきます。2017年には、世界的なブランドサイトを手掛けるファイブスターインタラクティブや、VRコンテンツ制作を手掛ける株式会社アルファコードもグループに仲間入りしました。リアリティを追求する技術力・発想力に定評のある企業が、これからのグループを支える戦力となることに期待しています。 一方で、印刷事業も成長していきます。近年の印刷技術には、高度なデジタル技術が応用されています。印刷媒体も、紙、フィルムや、金属など、時に平面ではなく、立体物への印刷など表現方法も多彩であり、リアルなモノには独自の良さやメリットがあります。映画、コンサートのパンフレットや、コレクション性の高いトレーディングカードや、卒業アルバムなどを、手元に置いて保存したいという人は少なくないと思います。私たちのグループはもともと印刷会社からスタートしたこともあり、築き上げた歴史とノウハウを活かしてニーズに応えたいと考えています。 デジタルとアナログ、両方の技術をそれぞれに進化させ、いま何が求められているかを追求し、顧客ニーズに応えていくこと。それこそが私たちの使命です。グループ間の連携力をフルに発揮して、独自のアイディアとノウハウで今までにないクリエイティブを届けることを目指しています。