- Profile
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氏名:宇野 大
職種:常務取締役
入社:2008年4月
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大学(商学部)卒業後、他社にて営業経験を積み、当時の営業実績が評価されて株式会社オリエンタルベーカリーに入社。営業と製造・総務も兼任し、幅広くキャリアを積みながら活躍。2010年には地元の野菜を使ったオリジナル企画を成功させ、2014年企画室室長に抜てきされた。さらに強い組織を築き、日本一のシェア獲得・日本一愉しい会社へと導くため、2016年4月常務取締役に就任する。
Our businesses -会社を知る- ホテル、病院、機内食、大手アミューズメント施設などに業務用のパンを提供しています。
当社はリゾートホテルやビジネスホテル、病院や老人ホーム、カフェ、飛行機内、大阪の大手アミューズメント施設などにパンを提供している業務用パンメーカーです。
1950年に大阪で創業以来、お客様のニーズに応えるパンやサービスを次々に開発して事業を拡大してきました。
当社が手がけているのはBtoBの事業なので、おいしさはもちろんお客様の作業効率やコスト面での提案も行う必要があります。
たとえば、病院に提供しているパンは、厨房で作業する方が仕分けしやすいように、「無塩」「減塩」などの特徴を表面に大きく記載しています。
また、手間とコストをより少なくするために、病院食として定着していた「食パン」「ジャム」「バター」の3アイテムを、「味付きパン」として1つにまとめた提案をして喜ばれたこともありました。当たり前と思っていることをアイデアで変えていく、発想力の豊かさが当社の成長を支えています。
現在は直接配送が可能な関西一円に加えて、通信販売にて北海道から九州まで「安心・安全・おいしい」パンをお届けしています。
取引先数は15,000件以上になります。
2016年8月には東京営業所を設立するほか、2017年1月には京都工場を新設し、さらなる業務拡大を図る予定です。
京都工場周辺にはバイオ技術を駆使した植物工場や、大手企業の研究所が隣接していますので、他企業とのコラボレーションという夢も広がっています。
Our Vision -戦略・ビジョン- 2016年8月に東京進出!2030年には売上高200億円、日本一のシェアをめざします。
業務用パン業界において全国トップクラスのシェアを誇り、2015年度にはグループ売上高100億円を達成した当社では、2020年の創業70周年に向けて下記2つの目標を掲げています。 ■日本一愉しい売上高100億円企業をめざす 当社は、日本一の売上を誇る大企業になりたいわけではありません。 私たちがめざすのは「日本一愉しい企業」です。自分たちが働いて愉しい、おいしいパンを食べてお客様も愉しい。 その結果として、たくさんのお客様に愛される企業として成長し、オリエンタルベーカリー単体として売上高100億円の目標を達成したいと考えています。 ■2020年の国際的なスポーツイベントの選手村にパンを納品することをめざす 売上目標は大切ですが、数値を追うばかりではしんどい上に「オリエンタルベーカリーらしくない」と考えます。 同じ仕事をするなら「おもろいやん」という発想で新たなチャレンジをしたい、という思いから生まれた目標です。 それらの足掛かりとして進めているのが、東京への進出です。 2016年8月に東京営業所を設立して、関東エリアでのシェアを拡大したいと考えています。 関西では無塩パンや耳まで美味しいパンなどが評価され、病院や老人ホームが売上の多くを占めています。 関東でも「健康的なパンといえばオリエンタルベーカリー」と認知されるよう、この分野を攻めていく予定です。 そして2030年には売上高200億円を成し遂げ、日本一のシェアを誇る業務用パンメーカーとしての地位を確立したいと思います。 日本一になる場に居合わせることができるかもしれないってステキですよね!!
Corporate value -私たちの強み- 「商品力」「営業力」「スピード」を武器に、成長を続けます。
大阪の小さなケーキ屋さんから、全国トップクラスの業務用パンメーカーへと成長した当社。 飛躍的な成長を成し遂げた理由は、「商品力」「営業力」「スピード」という3つの強みにあります。 ■商品力 ~おいしさへのこだわり~ 食品会社である以上、おいしさは譲れません。ですが、高くては売れず、おいしくなくても売れません。 おいしさと価格の間で悩んだ時、私たちが選ぶのは「少し高いけどおいしい素材」です。 私たちは作る喜び、売る喜び、食べる喜びを何よりも大切に考えています。 ■営業力 ~圧倒的なお客様との接点~ 当社は、月1、2回お客様を訪問するタイプの営業ではなく、毎日営業社員が配達しています。 毎日会う<配達の人>だからこそ、「今日のパン美味しかったよ」「バターを多めにできないか」「もっと効率のよい在庫管理方法はないか」といったお客様の生の声がタイムリーに入ってくるのです。この営業力があるから、ニーズに沿った商品やサービスをすぐに提供できるのはもちろん、お客様の意見を反映することで当社の商品力がさらに高まっていくのです。 ■スピード ~走りながら考える現場力~ お客様から商品開発を依頼された場合、当社は約1週間~10日程度でサンプルをお届けしています。 では、なぜそんなに早くできるのか。その理由は製造部の意識の高さにあります。 当社では製造部がサンプルを作成しており、商品開発部はありません。 営業が聞き取りしてきたお客様のニーズを、製造部が形にしていきます。 つまり製造部はお客様のニーズを形にするクリエイターなのです。 毎日パンを作る彼らは味の流行を敏感に感じているだけでなく、商品化する場合の製造スピードも計算しています。 机上ではなく現場で考えるからこそ、業務用として使いやすい商品をスピーディに開発できるのです。 3日程度で社内用サンプルを仕上げ、営業とともにお客様の望む形に調整していきます。 すばやい仕事の原動力となっているのは、「営業が営業活動しやすい武器を作ろう」という高い意識。 社員が一丸となって挑んだ結果、関西の大手アミューズメント施設をはじめ数々の企業からお問合せをいただくようになりました。 こうしたチームオリエンタルとしての結束力の強さが、会社の成長につながっています。
We are looking for people who… -私たちが求める人材- 自分の意見を積極的に発信し、意欲的に行動できる人財を求めます!
2010年頃のことです。私はある企画を思いつきました。 創業60周年を前に、当社の名前をもっと多くの人に知ってもらいたいと考えたのです。 私が企画したのは、広告費をかけずに当社の名前を新聞に載せてもらうこと。 泉佐野、泉州地方という<地元の野菜を使ったパン>を作れば新聞が取り上げてくれるかもしれないと思って行動をスタートしました。 野菜の買い付け、野菜のカット工場との交渉、販売場所、新聞社への営業と、私はとにかく動き回りました。 そしてようやく完成した第一弾は「泉州たまねぎ」を使ったパン。 それを大阪の玄関口である新大阪駅や関西国際空港の売店に置いたところ、予想以上の反響がありました。 狙いどおり新聞やタブロイド紙に掲載されたほか、泉佐野市の市長に表敬訪問した様子も新聞に掲載されて、地元の生産者にもとても喜んでいただけたのです。 非常に評判が良かったので、第二弾は「犬鳴豚」、第三弾は「泉州キャベツ」と展開し、3年間に及ぶ大プロジェクトとなりました。 当社は「チャレンジ&スピード!」がモットーの会社です。 若手の意見をどんどん取り入れますし、「あれもこれもやりたい!」という欲張りな人ほど大歓迎です。 「お客様が喜んでくれるかな」「こんなことしたらおもろいやん」という発想があればどんどん発信して欲しいですし、ガッツを持って取り組む仲間を放っておく人は誰もいません。 営業と製造の心が一つになり、「おもろい!一緒にやりましょう!」と会社全体が動き出す時ほど愉しいことはありません。 日本No.1をめざすオリエンタルベーカリーを引っ張ってくれる、積極的でパワフルな人財がますます増えて欲しいと願っています。