- Profile
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氏名:宮崎 和之
職種:警備職
入社:2014年4月
部署:マロニエゲート警備隊
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拓殖大学政経学部卒。子どもの頃から消防の仕事が好きで、学生時代には消防団に所属。地域の人の安全安心を守りたいと、就職活動では警備の仕事を志望した。現在、東京・銀座の商業施設に配属になり、マロニエゲート警備隊の一員として活躍中。
What I do -こんな仕事をしています- 安全を守る警備業務だけでなく、ホテルのコンシェルジュのような役割も
ALSOK東京は、テレビCMや世界を代表するスポーツ選手などで知られる綜合警備保障(ALSOK)の100%子会社。警備業界のリーディングカンパニーのグループの一翼を担い、東京を中心とした商業施設やオフィスビルの常駐警備や受付業務、イベントなどの臨時警備、身辺警護など、警備に関する事業を幅広く展開しています。
私は現在、東京・銀座の商業施設で警備隊の一員として常駐警備に携わっています。具体的には、扉の鍵の開閉やエスカレーターなどの起動、館内外の巡回、防災センター業務などがあります。また、土日祝日は黒のスーツを着て、施設を訪れるお客様のご要望に対応する仕事もしています。ホテルのコンシェルジュのような役割です。お客様のご希望に沿った店舗をご案内して、「思い描いていたものが手に入った」と喜んでいただけた時はとても嬉しいですね。
火災報知器など設備が故障した際の対応や万引きへの対処など、対応が難しい業務もあります。ですが、この施設で働く人や訪れるお客様が安心して過ごせる環境を整えることが私たちの仕事。「自分たちがこのビルを守るんだ」という使命感を持って臨めるこの仕事に大きなやりがいと誇りを感じています。
My choice -この仕事を選んだ理由- 消防団の経験を通じて、地域の人々を守りたい思いが大きくなった
父が消防団に入っていたこともあって、子どもの頃から消防車とか消防士さんが大好きでした。大学生の時に自分も消防団に入って、防災防火への取り組みや地域の方々へ向けての消火訓練の実施など、いろいろなことに取り組んでいました。そんな中で、地域の人を守る仕事に就きたいという気持ちが大きくなっていったんです。 消防士になることも考えましたが、民間企業に目を向けてみると、警備の仕事はまさに人々の安全と安心を守る仕事。防火だけでなく防犯も実現することができる仕事だと気がついて、目指すようになりました。 実際に入社してみると、考えていたより仕事内容が幅広いと感じています。コンシェルジュの役割があることも入社してから知りました。入社前は、ビルの入口で立っていたり、館内を巡回したりするというイメージだったのですが、もっと大きな責任を担っています。 たとえば、館内には消火設備が複数あるのですが、火災が起きた際にどこの設備を使うと一番効率が良いかなど、緊急時の対応をつねに意識しています。警備員の対応次第で、その後の被害が大きく変わってくるんです。以前、ガスの元栓を閉めずに退出してしまった飲食店がありました。巡回していた際、そのことに気づき、元栓を閉めることができました。一つひとつは小さなことですが、それが大きな火災や事故につながる可能性がある。そこをいかに防ぎ、安心安全を提供できるか、それが自分たちの力にかかっているのだと日々実感しています。
My choice -この会社を選んだ理由- 福利厚生の充実と若手にもチャンスがある評価制度
ALSOKといえばテレビCMでもお馴染みですし、誰もが知っている企業であることが、最初に魅力を感じたきっかけです。 企業研究を進めるうちに、上場企業のグループ企業で、休日をしっかり取得できるなど福利厚生が充実していることがわかりました。配属先にはテレビ局や電波塔など、東京を代表する大きな施設がたくさんあることもモチベーションアップになっています。 そして何よりも魅力を感じたのは、公平な評価制度です。当社には7段階の階級制度があって、試験に合格すれば社歴に関係なくステップアップすることができます。一人ひとりの力を公平に評価してくれるので、成長を実感できますし、やる気も達成感も大きくなります。 同期と交流する機会があるのですが、同期が責任の大きな仕事を任されると、自分も負けてられないなと思います。刺激し合えるし、切磋琢磨できる良い存在ですね。 現在所属している警備隊は、男性7名、女性2名の9名でチームを組んでいます。警備はチームワークが大切な仕事です。銀座という場所柄、外国人のお客様も多く、英語での対応も必要になります。そんな時には、英語を話せるメンバーがフォローしてくれます。先輩たちはカッコいい人が多いですね。仕事になると、キリっとした緊張感があって、頼りがいがあります。 当社には「チューター制度」というのがあって、新入社員には1人ずつ先輩社員がついてマンツーマンで教えてくれます。私も社会人としての言葉遣いや礼儀などいろいろなことを学びました。仕事に直接関係あることだけでなく、プライベートな相談にも乗ってくれます。普段から飲みに行ったり、一緒に野球を見に行ったり仲がいいですね。こうした雰囲気の良さが仕事のしやすさにつながっていると思います。
Growth and development -成長を実感したい- 責任感が増すことで、お客様への思いやりや使命感も大きくなった
当社には業界内でも評価の高い研修センターがあって、警棒の使い方などの実技や設備に関する知識など、現場ですぐに活かせるスキルを磨くことができます。私は入社2年目で、これまでに3つの資格を取得したのですが、資格取得へのサポートも手厚いと思います。研修ではレポートの提出やプレゼンテーションをする機会もあり、学生時代の経験が役立っています。 これからも現場で経験を積んで階級を上げ、いずれは複数の現場を束ねる管理職を目指したいですね。 この2年間でいろいろな知識や経験を積んできましたが、自分が一番成長したと感じているのは、責任感だと思います。お客様に寄り添う思いやり、このビルを守るという使命感、そういったものがより大きくなりました。 東京は再開発が進み、2020年には世界的なビッグイベントの開催が控えています。一方で、世界に目を向ければテロが多発しており、東京も例外とはいえません。そうした中、警備の重要性はより一層増していきます。今後も、自分たちが街を守っているんだという使命感を持って仕事に取り組んでいきたいです。 学生の頃から希望していた“地域の人々を守る”という仕事に就けている今、毎日充実しています。好きなことややりたいことを仕事にできれば人生が楽しくなると思うんですよね。就職活動中の学生さんにも、好きな仕事に就いて欲しい。給与だけではなくて、仕事の内容を見比べて自分が本当やりたいことかどうか見極めて欲しいと思います。