- Profile
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氏名:冨永 真広
職種:チーフマネージャー
入社:2007年4月
部署:人事部 採用・教育グループ
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工学部建築学科卒。一級建築士。新卒社員研修を受けた後、駅ビル『アトレ目黒事業所』に配属。設備管理及び警備業務の経験を積む。2年後、技術部に異動になり、技術開発・調査を担当し活躍。約4年後、FM(ファシリティマネジメント)推進部に配属になり、駅ビル事業再編に携わる。2015年より人事部で新卒採用・育成業務に従事している。
Our businesses -会社を知る- JR東日本の駅、駅ビルの安全・快適を守るリーディングカンパニー
JR東日本グループの主要会社の1社として、JR東日本の約1,700の駅および駅ビル、ホテル、オフィスビルなどの建物・設備維持管理を総合的に手掛ける専門会社です。
JR東日本グループ関連の事業が売上の90%を超えるということもあり、安定した経営基盤を誇っています。
さらに現代は、壊しては建てるスクラップ・アンド・ビルドの時代から、資源をいかに有効活用するかが重視される時代へと変化しています。こうした時代背景を受け、当社がこれまでに培ってきた建物・設備維持管理の技術やノウハウの重要性は増しています。
維持管理と並んで大きな事業の柱となっているのが、エネルギーマネジメント事業です。
省エネ、CO2削減など、様々な観点から総合的にエネルギーに関する課題解決に取り組んでいます。建物が消費するエネルギーは莫大なもの。維持管理の専門会社だからこそ可能な地球温暖化対策をリーディングカンパニーとして展開しています。
こうした建物の維持管理やエネルギーマネジメントは、建設前からすでに始まっています。建築や改修計画の段階で、10年後、20年後を見据えた当社独自のアイデアを提案しています。
新しい動きとしては、2020年へ向けて東京都品川エリアの再開発があります。新駅の開業や大規模な都市開発に伴って、長期的に利用していくためにはどうすればよいか、未来を見据えて当社の技術力を集約した提案を検討しています。
当社へのニーズが拡大する中、今後も、お客様へ最大の貢献を果たすことが当社の使命です。
My work -先輩たちの働く姿- 日々の仕事が、”当たり前”の日常をつくり出す
JR東日本の駅や駅ビルなどの天井や床、照明、電光掲示板、アナウンスなどの通信機器、空調など、当社ではほぼすべての設備の維持管理を手掛けています。 こうした設備が整い、利用できることは当たり前で、むしろ利用できなければ、大きな混乱を引き起こします。 しかし、この当たり前は、実は当たり前ではありません。 当社では、「当たり前はつくられている」と言っていますが、日々、メンテナンスをし、事故を未然に防ぎ、支えている人々がいるからこそ可能なものです。公共性が高く、大勢の人々の生活を支える。これが私たちの仕事です。 「自分の知識を活かして人の役に立ちたい」と考える方にとって、とてもやりがいのある仕事です。 東日本大震災での当社の役割も大きなものでした。鉄道の復旧を最重要課題とし、JR東日本グループが一丸となって取り組みました。その際には、7年前に発生した新潟県中越地震の鉄道の復旧経験を活かせたことが工期短縮につながりました。ようやく鉄道が再開した時には、とても感慨深いものがありました。 私は入社9年目ですが、これまで様々な仕事を経験させてもらっています。 駅ビルの現場で技術者として経験を積んだ後、技術開発を経て、ファシリティマネジメント(FM)推進部に配属になりました。ここでは、JR東日本全体の駅ビル事業の再編に携わりました。 FM推進部では、建物のオーナーへ省コストの実現へ向けてのコンサルティングや統括管理業務を行います。業務フローの見直しや、現場の業務量を調査し現場を改善することで、業務効率アップとコストダウンに取り組みました。 再編の一環として人材育成の新たなシステムづくりも担当。社員一人ひとりの能力を測り、スキルアップするための仕組みづくりにも関わっています。 これらの仕事は社内だけでなく、オーナーやグループ会社など、様々な人を巻き込んで動かなければ実現できません。そうした大変さはありましたが、ビジョンを丁寧に説明し、理解と協力を得ていく過程はとても楽しかったですね。 求められることの難易度が上がるにつれて、自分のスキルが向上していくことも充実感につながっています。
People and culture -働きやすい職場- 技術職からの多彩なキャリアアップの道を用意
近年、当社では、ベテランの技術力を活かし継承しながら、社員の若返りに力を入れています。若手にも積極的に大きな仕事を任せており、重要なポジションに就くことも可能です。 また、私は2015年2月に人事部に配属になったのですが、新卒社員としては私が初めて、技術職から人事部への登用となりました。今後は、技術職の社員にも現場だけでなく、幅広く色々な業務に携わるチャンスが用意されています。 教育面では、安全に維持管理を行うために、人の力がもっとも重要です。このため、当社では人材育成にも力を入れています。3ヵ月間の新卒社員研修で、基本的な知識やノウハウ、ビジネスマナーなどを学んでいただきます。 当社の「FM道場」と呼ばれる研修センターでは、実際の設備を使用しての研修を行います。事故の映像や資料を見たり体験したりすることで、危機回避、安全への意識を高めることも研修の重要な目的となっています。 現場でのOJTも大切にしており、先輩社員のもとでコアとなる技術から最新技術まで、丁寧に教わることができます。 また、プライベートが充実していてこそ仕事の成果も上げられるというのが当社の考え。JR東日本グループのスケールメリットを活かした福利厚生が充実していますし、休日は年間124日など、社員一人ひとりのオンとオフを大切にしています。
People and culture -働きやすい職場- 低い離職率が当社の働きやすさの証明
社内の雰囲気はひとことで言うとアットホーム。職場にはいつも笑い声があふれています。チームで仕事をすることがほとんどですので、人と人とのつながりを大切にしている会社です。 当社では、入社3年以内の新卒社員の離職率は極めて低く、離職率の低さが当社の働きやすさを示していると思います。 私も最初に配属になった駅ビル『アトレ目黒』で出会った仲間たちとはとくに仲が良くて、今でも飲みに行きますし、年に1回みんなで野球観戦に行っています。 また、フットサル、野球、スキーなど、クラブ活動も盛んで、趣味の合ったもの同士で新しいクラブを作ることもあります。こうしたクラブ活動を通じて互いを理解することが仕事のしやすさにもつながっています。 職場では何気ない話で盛り上がったり、仕事の話を真剣に語り合ったりしています。業務について、こんなふうにすればいいのにね、と同僚と話していることを上司が聞いてくれて、実際に会社に提案・実現したこともあります。 会社上層部との距離も近く、幹部社員のほうから意見を聞きにきてくれることもあります。自分が持っている情報や考えを発信することができるから、仕事への熱意も深まっていきます。 「自分たちが会社をつくっていく」「経営の一端を担うことができる」 そう感じながら仕事ができる、とても魅力ある環境だと思います。 人生の中で自分を見つめ直す機会はそれほど多くはないはず。就職活動はその貴重なチャンスです。 自分の強みはどこなのか、自分のやりたいことは何か。 そこをしっかり見つめてから就職活動に入れば、入社後のミスマッチを避けられますし、やりがいを持って働けると思います。 ぜひ、未来の自分のあるべき姿を見つけてください。