• Profile
  • 氏名:牧野 彰吾

    職種:技術職

    入社:2003年4月

    部署:開発生産技術課

  • 2003年3月に大阪電気通信大学工学部機械工学科を卒業後、旭工精株式会社に入社。ダイカスト課に所属し、自動車部品の金型製造に携わる。2010年より開発生産技術課の配属となり、2016年1月に課長職に昇格。

What I do -こんな仕事をしています- 老舗ダイカスト加工メーカーで、自動化ラインの構築に取り組む

旭工精株式会社は1946年に創業し、老舗のダイカスト加工メーカーとして、真空・無孔性ダイカストなど、高精密ダイカスト加工製品を製造しています。

ダイカストとは金型鋳造法のひとつであり、溶融したアルミニウムなどの金属を金型に圧入することで、高度な寸法精度の鋳物を短時間で大量に生産できます。この金属鋳造法はエンジンやトランスミッションなどの自動車関連部品をはじめ、家電製品や事務用品、日用品など、さまざまな用途に使われています。

旭工精では半世紀以上にわたってダイカスト製造に携わり、日本の基幹産業を支えてきました。1994年にはマレーシア工場も開設し、安定した生産体制を実現。当社が開発製造を手がける精密部品はエコカーや産業用ロボットなどにも使われており、その技術力については取引先からも高く評価されています。

私は開発生産技術課に所属し、生産ラインの自動化システムの構築に取り組んでいます。通常、ダイカスト製造では、設計、金属の溶解、鋳造、トリミング、仕上げ加工といった工程を経て、製品を完成させます。この工程にロボット技術を組み込み、生産ラインを無人化することで、製品の精度を落とさずに人的労力を削減することができます。

私は2名の後輩技術者と共に開発に携わり、プログラムの構築から制御・動作確認までを担当。チームで仕事に取り組むため、コミュニケーションは大切ですね。ミーティングを重ね、互いの進捗状況を確認しながら、システムの完成を目指します。

My work -先輩たちの働く姿- 単独で自動化ラインを立ち上げ、ものづくりの醍醐味を実感

この業界での技術の進化は日進月歩。常に新しい技術に目を向け、スキルを身に付けることが求められます。開発生産技術課の一員となってからは、先輩技術者のノウハウやスキルを継承しながら、新しい技術の習得やラインづくりに取り組んできました。 「こんな部品が欲しい」「この部分に改良を加えられないか」など、お客さまからのニーズは多岐にわたります。その一つひとつに応えていくために、技術者としてスキルを磨く毎日です。入社間もない頃は先輩技術者の仕事ぶりに圧倒されましたね。「自分もこんなにすごい技術を身に付けることができるのか」と思いましたよ。 初めて、私一人で自動化ラインを立ち上げたときのことは忘れられません。一から開発に携わりましたが、当時は技術者として未熟だったので試行錯誤を重ねました。できるだけ自分で考え、それでも答えを導きだせなければ先輩技術者からアドバイスを受けて。 そして、実際にラインが稼働したときは大きな達成感があり、とても感動しましたね。技術者としてものづくりに取り組む醍醐味や喜びを実感しました。

People and culture -働きやすい職場-若手社員にも挑戦と活躍の場を積極的に与えてくれる環境

当社では20歳代から30歳代の若手技術者が数多く活躍しています。それは、技術職も事務職も同様に、若手社員に裁量を与え、早い時期から責任ある仕事を任せるという社風があるからかもしれませんね。私自身、新しいことに挑戦させてくれる環境に、大きな魅力を感じました。責任ある仕事を任されるということは相応の困難も伴いますが、あきらめずに全うすることにより、やりがいを得られます。 さらに、活気ある社内の雰囲気も働きやすさにつながっています。社員同士のコミュニケーションがさかんで、上司や役員との関係もフラットです。わからないことがあれば、上司や同僚はもちろんのこと、部署の枠を超えて親身に受け答えをしてくれるので、いざというときはとても心強いんです。 「社員同士の交流を積極的に図りたい」との意向から、社内行事も多いですね。若手社員が中心となり、春は花見、夏は登山や海釣り、冬はスノーボードやスキーなどを企画しています。年2回開かれる飲み会には、ほぼ全社員が参加しますよ。

Growth and development -成長を実感したい- いくつもの壁を乗り越え、技術者として成長

入社以来、技術者として仕事に向き合う中で、壁にぶつかったことは数多くあります。自分の目の前にある壁は、自分の力で乗り越えていくしかありません。まずは自分なりに解決の道筋を探り、それでもダメなら先輩技術者に相談する。私自身、そうやって困難を乗り切ってきました。経験の一つひとつが今の自分につながっているのだと思います。 旭工精が強みとする高い技術力。それを支えているのは人材です。社員一人ひとりがプロ意識と責任感をもって仕事に取り組み、これまでの歴史を築き上げてきました。目の前の困難から逃げずに、あきらめることなく目標達成を目指す。妥協することなく前を向いて取り組む姿勢は、長きにわたって継承されています。 さまざまな分野において、高いスキルとノウハウを備えた先輩技術者がたくさんいるので、技術者としての成長を目指す人には心強い環境だと思います。 私自身、技術者としてさらにスキルを磨いていくことが目標です。また、先輩社員として、これからの旭工精を支える人材を育成して、当社自慢の技術力を未来へとつなげていきたいですね。

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企業情報
企業名

旭工精株式会社

業種 鉄鋼・金属・鉱業, 機械, 電子・電気・精密機器, 自動車・輸送機器
事業内容 ■精密ダイカスト製造
■精密金型
■精密切削(精密機械部品・一般産業機器部品の製造)
■塗装・組立て
Webページ 企業ホームページ
設立(年・月) 1946年4月
代表者名 西辻 毅
資本金 グループ全体:16億円
上場データ 未上場
売上高 グループ全体:267億円
従業員数 グループ全体:2,150名
従業員平均年齢 34歳
本社所在地 大阪府東大阪市柏田西2-17-35
勤務地
(都道府県)
愛知県, 大阪府, 海外

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