- Profile
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氏名:檜垣 泰雄
職種:取締役 管理本部長 兼 総務部長
入社:1986年2月
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大学卒業後、某大手電機メーカーへ就職。1986年2月株式会社日伝へ入社。その後、管理課にて株式公開準備の業務を経て、監査室勤務、営業本部スタッフ、財務課長、経営企画課長、経営企画部長、人事部長を歴任。2012年、現職の管理本部長に就任。
Our buisiness -会社を知る- 機械部品の専門総合商社として、モノづくりニッポンの根幹を担う仕事がここにあります。
私たちの会社は、動力伝導機器分野でトップクラスの販売シェアを誇る専門総合商社です。動力伝導機器とは聞き慣れないかもしれませんが、実は私たちの生活と密接に関係しているものです。
みなさんが乗る自動車や、おやつに食べるスナック菓子のような、世の中に出回っている製品を消費財と呼びますが、それらは各メーカーの工場で機械やロボットを駆使して製造されています。この消費財を作る機械やロボットを生産財と呼び、生産財をつくるメーカーが存在します。私たちが取り扱っているのは、多種多様な生産財を作るために使われる機械部品なのです。
この機械部品は中間財と呼ばれており、私たちは中間財を作る機器部品メーカーと、生産財メーカーとの橋渡し役を担っています。
取引先は、全国にある機械部品の販売店様が75%、直接取引をする大手ユーザー様が25%。さまざまなルートを介して、高品質な商品を届け、「モノづくり大国ニッポン」を縁の下で支えています。
People and culture -働きやすい職場- 想像力と創造力で、取引先の未来に貢献する。
私たちが大切にしているのは、ふたつの「そうぞう力」。FACE to FACEの営業を行う過程で、実際に使用するユーザー様の想いを「想像」する事。そして想像を深め、考え抜くことでより良い商品提案を「創造」すること。この2つの「そうぞう力」で、メーカー様や販売店様、その先にあるユーザー様の未来へ貢献したいと考えています。 当社では、販売店様やユーザー様のご要望に対して、柔軟に対応出来る体制作りに注力し、約500社もの中間財メーカー様と取引を行い、幅広い商品ラインナップを揃えています。仕入れ先を大切にする事が、良い商品提供につながると考え、メーカー様との信頼関係を大切にしているのです。 販売店様やユーザー様のニーズに合わせて、各メーカー様から商材を仕入れ、販売する事が私たちの仕事ですが、商品を仕入れて販売するだけでは、我々の存在価値がありません。私たちが提供したいのは「より良いものを、最適な価格で仕入れられる環境づくり」。いざという時に頼られる存在になるために、あらゆる努力を惜しみません。 また、埼玉・名古屋・大阪の3拠点に大きな物流センターを持ち、取扱商品をスムーズに輸送出来る体制を整えています。この物流センター以外にも各営業所で、小規模の在庫を持っています。少量であれば各営業所で対応できるので、「必要なものを必要な時に」というお取引先様のニーズに迅速な対応が可能です。これは当社の強みでもあると自負しています。
People and culture -働きやすい会社- FACE to FACEなコミュニケーションは、社内でもいかされています。
入社後は、まず全国各地にある各営業所での勤務となります。見知らぬ土地で社会人生活をスタートすることになる新入社員も多くいますが、当社では、先輩社員と密にかかわりながら、仕事に関する様々な事を学ぶ「メンター制度」を取り入れているので、不安なく仕事に取り組めます。また、先輩、後輩、上司、部下の関係なく、親しくコミュニケーションをとる雰囲気があり、とてもアットホームな職場環境です。 FACE to FACEが当社の営業スタイルで、社内でもそのコミュニケーションスタイルを大切にしています。なるべく顔を合わせて話す機会をつくるなど、コミュニケーションを重ねる事で、お互いを思いやる気持ちが育まれていくと思っています。 仕事以外でも社員がふれあう場面がたくさんあります。社員が運営する「社員会」では年に1度の総会や、部署ごとにキャンプやバーベキューを行っています。このほか、普段なかなか顔を合わせる事ができない全国各地の社員が親交を深められるよう、各地の営業所対抗ボーリング大会と選抜による社長杯ボーリング大会も開催しています。 社長をはじめ役員も、全国の営業所を回り、積極的に社員とコミュニケーションをとっています。当社には、780名ほどの社員がいますが、社長や役員が全社員の顔と名前が一致するというのも、日頃のコミュニケーションの成果です。また、こうした機会に社員の頑張りを認めてもらえることもあります。
Our Vision -戦略・ビジョン- モノづくり大国ニッポンに欠かせない存在へと成長を遂げる。
2015年3月に創業80周年を迎えるにあたり、3カ年の中期経営計画を策定しました。掲げたのは大きな2つのテーマです。1つめは、取引先企業の業績向上のためになくてはならない存在になる事。2つめは、戦略的パートナーと協働して市場開拓を行っていく事です。 創業から現在に至るまで、当社を発展させてきた堅実経営という考えに加え、今後はより戦略的な情報分析や企画開発、技術ソリューション、顧客最適コーディネートを推し進めていく必要があると考えています。 取引先の満足度を上げ、良きパートナーとなる為には、進化する生産現場や取扱商品の技術進化への理解を深め、お取引先様に対しより深い提案を行っていく事が重要になってきます。また、ユーザーを見据え、顧客の利益を考えた提案を行うコンサルティング型営業の強化も必要です。 それらの役割の中枢を担うのが「FAシステム・環境推進部」です。今後、この部門をさらに強化する事で、お客様が抱えている潜在的な要望をいち早く見い出し、求められるもの以上の提案を行い、より良い結果を導き、ひいてはニッポンのモノづくりになくてはならない存在へと成長を遂げられるよう、社員一同、気持ちを新たにして頑張っています。